ヨークシャ・テリアの特徴や性格を知って飼い方を学ぼう!ヨークシャ・テリア大全!

ヨーキーの愛称で親しまれ、愛らしい顔立ちと「動く宝石」と称される美しい被毛で、世界中の人々を魅了し続けるヨークシャー・テリア。
しかし、もともとネズミを捕るための狩猟犬として活躍していたヨーキーは、見かけによらず活発で負けん気が強く頑固な犬種と言われ、しつけには少々手こずることもあると言われています。

そんなヨーキーの特徴から性格、飼い方からしつけの方法に至るまで、詳しく本記事でご紹介いたします。

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ヨークシャー・テリアの特徴

ヨークシャー・テリアは超小型犬に分類されている犬種で、一般的な平均体高は約20〜23cm程度、体重は3.1kgまでが理想とされています。
体型はコンパクトでバランスが取れており、外見は活発な印象ながらも、その姿勢には知性威厳が感じられます。

「動く宝石」と称されるヨーキーの被毛

ヨークシャー・テリアの最大の特徴は、「動く宝石」とまで呼ばれるその美しい被毛です。
左右均等に垂れた細く長い毛は、真っ直ぐで絹のような光沢を持っており、気品に溢れています。

毛色は、幼犬期にはブラック&タンの毛色をしていることがほとんどですが、成長とともに胸は光沢のあるタンに、後頭部から尾の付け根まではブラックから艶のあるダーク・スチール・ブルーと呼ばれる毛色へと変わっていきます。
また、赤みがかっていた部分はゴールドへと変化します。

ヨークシャー・テリアの毛色は複数回変化をすると言われており、その美しい被毛は毛色だけに限らず、毛量や毛質、長さまでが大変重要視されています。

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ヨークシャー・テリアの性格

元気いっぱい!活発で勝気なヨーキー

ヨークシャー・テリアは、テリア気質を受け継いでおり、活発負けん気が強く勇敢な性格の持ち主です。
小柄な体格のわりにエレルギーにも溢れており、頑固自己主張もはっきりと行いますので、我儘な犬になったり、吠え癖につながらないようしっかりとしつけを行うようにしましょう。
しつけさえ出来れば、元気いっぱいで利口なヨークシャー・テリアは、小さな子供などの良き遊び相手にもなれるはずです。

スキンシップを心がけよう

頑固な一方で、ヨークシャー・テリアはリーダーと決め信頼を寄せた飼い主に対しては、とても愛情に溢れた犬種です。
飼い主さんとのスキンシップの時間も大好きで、遊びを要求してくることもしばしば。
一人ぼっちにされると元気がなくなったり、時には食欲まで落ちてしまうこともありますので、長時間の留守などはなるべく避けるようにしましょう。

狩猟犬の本能

ヨークシャー・テリアは、見知らぬ人や犬に自ら寄っていくことも多く、基本的に社交的な犬種であると言われています。
しかし、もともとはネズミを捕る狩猟犬であったため、用心深さやきつめの性格も持ち合わせており、きちんとしつけが出来ていないと知らない人に吠えたり、攻撃的になったりすることもあります。

オスとメスで異なる性格

ヨークシャー・テリアはオスとメスで異なる性格を持っていると言われています。
メスは幼犬期こそ活発ですが、成長とともにしだいに落ち着いていき、思慮深くなると言われています。
一方、メスに比べて甘えん坊なオスは、成犬になってからも好奇心旺盛で、人と触れ合うことを好む傾向にあります。

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ヨークシャー・テリアの飼い方

美しい被毛を保つための手入れと努力

ヨークシャー・テリアを飼う上で最も大切なことは、被毛の手入れです。

シングルコートで比較的に抜け毛は少ないと言われていますが、全体的に毛量が多いので、よく抜けるように感じるかもしれません。
長い毛はとても細く絡まりやすいため、毎日丁寧にブラッシングを行い、シャンプーをした後はよくすすいでから十分に水気を拭き取り、ドライヤーで乾かしながらピンブラシで毛並みを整えてあげると良いでしょう。
愛犬のこまめな手入れが難しい場合は、短くカットするのもオススメです。

ヨークシャー・テリアの被毛をさらに美しく保ちたいと願うのであれば、ブラッシングとシャンプーだけでなく、トリートメント被毛専用のオイルくしなども用意が必要です。
定期的にトリミングへ行き、プロにお任せしても良いでしょう。

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散歩とスキンシップを組み合わせよう

ヨークシャー・テリアは、活発エネルギーに溢れた犬種ですが、体自体は小さいため、毎日のお散歩は15〜20分程度で十分です。
プラスして、室内でのボール遊びなどを生活に取り入れ、日々スキンシップを取ってあげると良いでしょう。

なお、ヨークシャー・テリアはアンダーコートがないため、寒い季節を苦手としています
冬のお散歩時には洋服を着せて、保温対策を忘れないようにしましょう。

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ヨークシャー・テリアのしつけ

明確な主従関係を作り上げよう

ヨークシャー・テリアのしつけを行う上で最も重要なことは、飼い主との間に明確な主従関係を構築することにあります。
勝ち気自己主張も激しい犬種ですので、可愛さに負けて甘やかしたりしつけを怠ると、コントロールが難しく我儘な犬になりかねません。
幼犬期からしつけを行い、リーダーが飼い主であることをしっかりと認識させるようにしましょう。

ヨーキーの性格と気質を知ること

ヨークシャー・テリアを家族に迎えようと考えているのであれば、犬種が持つ性格気質をあらかじめ知り、理解しておくようにしましょう。

体が小さく、見た目も愛らしいヨークシャー・テリアですが、賢さから手こずらさせることも多く、頑固なため、他犬種に比べてしつけがスムーズにいかないこともあります。
しつけの根幹である主従関係の構築が出来るまで、やんちゃなヨークシャー・テリアと真摯に向き合い、根気よくしつけを行うようにしましょう。

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ヨークシャー・テリアの病気

虫歯になりやすいヨーキーの歯

ヨークシャー・テリアが気をつけたい病気は、小型犬全般に見られるものがほとんどですが、中でも関節の病気には注意が必要です。

小型化が進められたことが要因で、ヨークシャー・テリアは骨が弱く虫歯歯周病にもかかりやすいと言われています。
歯は毎日の歯磨きと定期的なチェックによって守ることができますので、日々のケアと健康管理を心がけましょう。

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本当に怖い犬の歯周病!その症状や原因、治療について

「膝蓋骨脱臼」

その他に気をつけたい病気には、「膝蓋骨脱臼」があります。
これは、ヨークシャー・テリアを飼おうと考えているのであれば、しっかりと頭に入れておきたい病気です。

後ろ脚にある膝のお皿が正しい位置から外れて脱臼した状態になる膝蓋骨脱臼は、症状にグレードがあるとされています。
初期段階では気づかないことがほとんどですが、グレードが上がるにしたがって脱臼の頻度が上がり、やがて歩行に異常をきたすようになっていきます。

予防には、適度な運動で筋肉をつけ、膝への負担を減らすべく愛犬の肥満に気をつけることが大切です。
また、高いところからの昇降に気をつけ、家にフローリングがある場合はカーペットを敷くなど、生活の中で出来る対策や工夫はたくさんあります。

治療には、サプリメントなどで症状をコントロールする場合と手術の2種類がありますので、症状にあわせて病院で相談のうえ選択するようにしましょう。

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呼吸器系の病気にも注意しよう

他にも、ヨークシャー・テリアは呼吸器系に先天性異常が見られる場合があり、「気管虚脱」などにも注意が必要です。

気管虚脱には先天性後天性がありますが、後天性の場合は肥満が原因となることが多いとされています。
ヨークシャー・テリアは体質的に肥満になりやすいので、毎日の適切な運動とバランスの取れた食事、そして日々の体重管理をしっかりと行い、病気を未然に防げるようにしましょう。

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ヨークシャー・テリアの寿命

ヨークシャー・テリアの一般的な平均寿命は約14〜16年程度ですが、中には20年以上生きたヨークシャー・テリアもいると言われています。

愛犬とともに長生きするために

ヨークシャー・テリアは、小型犬特有の病気は多いものの、先天性や遺伝性の病気は比較的少なく、体も丈夫な方の犬種と言えるでしょう。
しかし、歯周病気管虚脱などと言った幼犬期からの日々のケアが必要となる病気や、心臓病などの年齢とともに気を付けていかなければいけない病気、また肥満がもたらす病気もありますので、毎日の健康管理に気をつけ、気になることがあれば早めに病院で相談するようにしましょう。
それこそが、可愛い愛犬と共に長く一緒に過ごすための一番の秘訣です。

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ヨークシャー・テリアの購入相場

ヨークシャー・テリアの一般的な平均価格は、約15〜25万円程度となっています。
しかし、血統や毛並み、毛色、体つき、月齢、性別などによっても値段が変動します。

被毛の美しさで決まるヨーキーの価格

ヨークシャー・テリアは、その美しい被毛が最大の魅力であるため、他の犬種に比べて毛並みと毛色は重要視される傾向にあり、価格を決めるうえで非常に大切な要素となります。
子犬の親の被毛が美しい場合や、成犬になるにつれて美しく変色していくことが予想されるような子犬の場合、価格は高くなります。

メスの価格はオスより高い?

ヨークシャー・テリアは、オスに比べてメスの方が穏やかで落ち着いた性格をしていることが多く、将来的に繁殖できることもあり、価格が高くなる傾向にあります。

子犬を迎える前に確認すべきポイント

ヨークシャー・テリアの子犬を選ぶ際には、被毛のチェックとあわせて、抱っこした時の反応などを見て性格もしっかり確認しておくようにしましょう。
骨や関節の病気になりやすいため、すでに病気を持っていないかどうか、子犬の歩き方などをチェックすることも大切です。

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ヨークシャー・テリアの歴史

ヨークシャー・テリアは、19世紀半ばにイギリスのヨークシャー地方で、工場や家屋を荒らしていたネズミを捕獲するために作出された犬種です。
当時の体格は現在よりかなり大きく、数種類のテリアマルチーズとの交配を重ねる中でしだいに小型化されていきました。

作出当時は、主に市民たちによって飼われていましたが、小型で美しい被毛を持ち、性格も活発で明るいことから、しだいに上流階級の人々の間でも人気を集めるようになりました。

1882年イギリスのケネルクラブで公認されてからは、瞬く間に欧米へと人気が広がり、ブリーダーたちによってさらに小型化が進められ、より豪華で華やかな被毛へと磨きがかけられていきました。

日本に入ってきた時期は不明ですが、高度成長期に「お座敷犬」としてお茶の間で人気を博したヨークシャー・テリアは、現在に至ってもなお人気の犬種として人々から親しまれています。

まとめ

ヨークシャー・テリアは、絹のように艶やかで美しい毛並みと、小柄で愛らしいルックスが魅力的な犬種です。
しかし、可愛さに騙され甘やかし続けていると、頑固で賢いヨークシャー・テリアは、我儘で時に攻撃的な犬になってしまうこともあります。

ヨークシャー・テリアを家族にお迎えしようとお考えの方は、事前にヨークシャー・テリアが持つ性格や気質などを知り、十分に理解しておくことで、きっと穏やかで飼い主さんへの愛情に溢れた犬に育てることができるはずです。

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