犬の歯磨きってどうやるの?簡単歯磨きシートや歯ブラシを使った磨き方

犬の口臭や歯垢が気になるから歯磨きをしたいとは思っていても、いまいち犬の歯の磨き方がよく分からないという方も多いと思います。

毎日歯磨きは出来なくてもそれなりのデンタルケアは日常的にしてあげたいものですよね。

今回は比較的簡単に出来る歯磨きシートを使った歯磨き方法と、歯ブラシを使った磨き方をご紹介します。

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歯磨きの方法

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歯垢は2~3日で歯石になってしまいますので、出来れば犬の歯磨きは毎日行うのが理想的ですが、それがなかなか難しいという場合には週に2~3回を心掛けてみて下さい。

勿論その際には犬の口内環境のチェック歯周病のサインなどがないかも確認して下さいね。

では、比較的簡単に出来るガーゼや歯磨きシートを使った歯磨き方法と、しっかり磨ける歯ブラシを使った歯磨き方法をご紹介します。

用意するもの

●ガーゼや歯磨きシート

歯ブラシが苦手な犬はガーゼ歯磨きシートなどの、指に巻き付けて使用するタイプのものが使い易いと思います。

飼い主さんの指を感じられることもあり、歯ブラシよりも嫌がりにくい犬が多いようです。シートの素材や形状も様々ですので、犬と飼い主さんに合ったタイプを探してみて下さい。

●スポンジブラシ

歯磨きシートなどは使わせてくれるけど歯ブラシはまだ嫌がってしまう…という犬には、歯ブラシのブラシ部分がスポンジになっているタイプの歯ブラシもあります。

段階を経て徐々に慣れさせる為にこういったものを使用してみるのもいいかもしれません。

●犬用の歯ブラシ

人間用の歯ブラシは犬には毛先が硬すぎますので、歯や歯茎を傷付けない犬専用のものがおすすめです。

歯ブラシを選ぶ際には毛先の柔らかさだけでなく、口のサイズに合ったヘッドの大きさを探してみて下さい。

ヘッドが大き過ぎると綺麗に磨き辛くなりますので気を付けましょう。

また、ヘッドの360度にブラシが付いているタイプ柄が曲げられるタイプのものなどもありますので、犬が嫌がらず飼い主さんが磨きやすいものを見付けられると良いですね。

●歯磨き粉(ジェル・ペースト・クリーム)

液体状のもの、ジェルタイプのもの…と犬用にも色々なタイプの歯磨き粉があります。

なかには犬が歯磨きを嫌がりにくくなる様に美味しそうな匂いや味がするものなどもありますので、犬の好みに合ったものを探してみてはいかがでしょうか。

これらは舐めさせたり、口の中に入れるだけでも口臭緩和や予防歯石などが付き難くなるという効果があります。

注意すること

●どの歯磨き方法においても注意して頂きたいことを先にご説明します。

歯磨き前にはまず犬をリラックスさせてあげることから始めて下さい。

正面から近付くと身構えられてしまいますので、小型犬なら飼い主さんと同じ方向を向かせる形で膝に乗せてみたり、大型犬などの場合には犬の隣に座り首に手を回す様な体勢にするなどして安心させて下さい。

歯垢や歯石が付きやすいのは、上顎の第4前臼歯(いわゆる犬歯で大きな歯)下顎の第1後臼歯(1番奥の大きい歯)です。

この歯は食べ物などを噛み切る時に使う重要な歯ですので、どちらの歯磨き方法の時も意識して磨いて下さい。

口を開けさせるポイントとしては、上顎の左右の犬歯の後ろ側に指を入れると自然に口が開きますのでそちらも意識してみて下さい。

どうしても歯磨きをさせてくれない犬を無理やり押さえ付けて歯磨きをしようとするのは、犬にとっても飼い主さんにとっても危険ですので絶対に止めて下さい。

また、すでに歯周病などが進行している場合は、まずは動物病院などで歯石除去のスケーリングなどの処置を受けてからでないと十分な歯磨き効果は得られなかったり、歯磨きをすることにより歯周病による炎症を悪化させてしまったりしますので、獣医さんに相談してみて下さい。

そして重要なことですが、人間の歯磨き粉は使用しないようにして下さい。

犬には有害な物質が含まれていることも多いですし、特にキシリトールなどは少量でも低血糖を起こし意識障害などを起こしてしまう恐れもありますので要注意です。

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ガーゼやシートを使った方法

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ガーゼや歯磨きシートなどは、犬が咥えて引っ張ったりしても抜けない様に指にきっちりと巻き付けて使用するのがポイントです。

歯磨き中に巻きが緩んできたらその都度巻き直して下さい。

その方がしっかり磨けるだけでなく、飼い主さんの指の感触を犬が感じられるので歯磨きをさせてくれ易くなります。

では、手順です。

犬用歯磨き粉などがある場合には、まずそちらをガーゼや歯磨きシートに付けて下さい。

次に、犬の頭が動かないように支え、押さえながらそっと口元をめくり上げて歯が見えるように持ちます。

唇の端から指を口の中へ滑らせるように入れ、まずは前歯から歯と歯茎を優しくマッサージする様にこすっていきます。

この時、ゴシゴシと力を入れ過ぎない様に気を付けて下さい。

慣れてきたら少しずつ前歯から犬歯、奥の方にある歯へと移動して下さい。

かなり慣れてきたら歯の内側裏側も同じ様にこすります。

口の中の異物を食べてしまうくせなどがある犬は、ガーゼや歯磨きシートを噛み切って飲み込んでしまわない様に注意しましょう。

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歯ブラシを使った方法

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歯ブラシの持ち方には、ペングリップという鉛筆を持つように握る方法と、パームグリップという手の平全体で握る方法があります。

ペングリップ細かく動かすことが出来て余計な力が入り辛いので小型犬の歯磨きの際に向いていて、パームグリップしっかり磨き易いので大型犬に向いているといえます。

どちらもの場合も、歯ブラシを持つ時はペンを持つ様に軽く握って下さい。

では、手順です。

犬用歯磨き粉などがある場合には、まずそちらを歯ブラシに付けて下さい。

次に、歯ブラシを持つ反対側の手犬の頭が動かない様に押さえながら、唇をめくり上げて、歯が見える様にします。

まずは前歯から犬歯奥歯へと1本ずつ進んでから、歯の裏側へ移動して下さい。

裏側の歯を磨く際は、上顎を優しく持ち上げながら、歯ブラシを持っている方の手下顎を押さえつつやるとやり易いかと思います。

歯ブラシの歯へのあて方は人間と同じです。

歯と歯茎の間の歯周ポケットを意識して斜め45度に歯ブラシを傾けて、毛先で歯垢を掻き出す様に磨いて下さい。

その状態で円を描く様に歯と歯茎を優しくマッサージしてあげながら、横方向に少しずつ動かしながら磨いていきます。

犬歯奥歯などの歯垢が付き易い箇所は、小刻みに歯ブラシを動かすと磨き易いです。

奥歯の先端の窪んだ谷間などは歯垢や歯石が付き易いですから丁寧にブラッシングしましょう。

もし犬が歯磨きを嫌がったり怖がってしまう様でしたら、歯を磨く順番が違ってしまっても構いません。

磨き易い箇所から磨いても良いですし、何回かに分けてみたりまた別の日にチャレンジしてみても良いと思います。

人間同様、『磨いている』と『ちゃんと磨けている』は違いますので、折角歯磨きをするのなら、丁寧に綺麗に汚れを取り除いてあげて下さい。

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まとめ

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今回は犬の歯磨きの方法についてお伝えしました。

歯磨きシートなどを使った方法は飼い主さんの指を使った方法になりますので、ワンちゃんとのスキンシップも兼ねながら比較的簡単に出来そうでしたし、歯ブラシを使った方法も歯周ポケットを意識して行うなど基本的には人間と同じだということが分かりました。

毎日歯磨きをするのは大変かもしれませんが、ワンちゃんにとっても歯はとても大事なものです。

元気に長生きしてもらう為にも歯磨きを習慣化オーラルケアにも気を使い、ワンちゃんの歯の健康を守ってあげて下さい。

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