犬の涙が多い?涙を流す原因は?涙にまつわる目の病気と涙について

涙が溢れて止まらなかったり、逆に乾燥したり、犬にとっても目を守る為の涙というのは、その量が多くても少なくても涙の質が悪くても目の健康を守ることは出来ません。

今回はその様な症状から推測される病気と、そもそも涙ってどんなものなの?どんな仕組みなの?という知っている様でよく知らない『涙』について知識を深めていきましょう。

スポンサーリンク

涙に関係する病気

11111
●流涙症(涙やけ)

●ドライアイ

目の病気のサインとして涙の異常が見られる場合には、

・涙が溢れて止まらない等の涙が大量に流れ出てしまう場合

・逆に涙の量が少なくなり目の光沢が失われている場合

・目を潤す為に表面を覆っている涙の色が濁っている為に目自体も濁って見える場合

などのケースがあります。

涙の量が多くても少なくても目の健康を保つことは出来ません。

その為、涙の関係する病気とは、涙の分泌や排出、涙の質に関係する病気ということにもなります。

しかし、涙の量が多いことにより発症する流涙症(涙やけ)、逆に涙の量が少ないことにより発症するドライアイ、といった様に、涙に関する病気と一口にいってもその症状や原因、治療法も様々ですので個別の記事も参照頂ければと思います。

また涙だけでなく目やにも大切な病気のサインのひとつです。

こちらの記事もご参照下さい。

犬の目やには色に注意!病気の判断や取り方まで

犬の目の病気?目やにや充血、白濁から分かる症状と治療法

犬の涙が止まらない!涙やけの原因と詳しいケア法

目が乾くのに人間とは違う犬のドライアイ、その原因と治療法

スポンサーリンク

涙の層

dog-659267_640

人間と同様に犬の目もその健康を守る為、常に眼球が潤うように涙が分泌されています。

その涙は、角膜側から粘液層(ムチン層)・水層・油層3層で構成されており、その厚さは0.01mmといわれています。

正確な境界があるわけではないのですが、これらの3層の内のいずれかひとつでも正常に働かなくなると、質の悪い涙になってしまったりと、目の健康を保つことが難しくなり様々な病気などを発症してしまう原因になってしまいます。

粘着層(ムチン層)

最内層にあり、結膜の胚細胞や結膜上皮と角膜上皮から糖たんぱくのムチンが分泌され、角膜全体を保護しています。

このムチンという粘液は涙と混じ合い異物を付着し易く、その排出を助けます。

また涙を目の表面に定着させたり、バクテリアなどの繁殖を防ぐ役割などもしています。

水層

中間層にあり、涙腺や福涙腺・瞬膜腺などから分泌され、角膜に栄養などを送っています。

この水層は95%が水分で出来ていて、残りのパーセンテージは栄養分であったり、感染などを防ぐ成分で構成されており、涙の大部分を担っています。

粘着層(ムチン層)の上に、この水層があるのですが、粘着層(ムチン)の存在により涙が広がりやすくなっています。

油層

最外層にあり、まぶたの中にあるマイボーム腺(眼板腺)から分泌され、主に油層の下にある水層が乾かない様にしています。

まばたきの際の刺激により、マイボーム腺(眼板腺)から涙が分泌される仕組みになっています。

スポンサーリンク

涙の役割

dog-600752_640

●角膜や結膜の表面に潤いを与え、乾燥を防ぐ

●角膜に必要な酸素や栄養などを供給する

●まばたきを円滑にさせる

●ゴミや雑菌、古い組織などの異物を排出する

●侵入したウイルスなどからの感染を殺菌して防ぐ

●目の表面をなめらかにし綺麗な映像を視神経に伝達する

涙には目の健康を保ち保護する為の基礎分泌と、刺激により異物などを排出する為の生理的な刺激性分泌とがあります。

犬は人間の様に、悲しいとか嬉しいといった感情により涙を流すことは無いと言われています。

スポンサーリンク

涙の成分

dog-56978_640

●各種ビタミン

●アミノ酸

●ミネラル

●たんぱく質

上記などの成分が含まれていますが、本質的な成分や詳しいことはまだ正確に解明はされていないそうです。

スポンサーリンク

涙の通路

puppy-dog-eyes-958698_640

涙は、ムチンを分泌する結膜上皮の胚細胞油分を分泌するマイボーム腺(眼板腺)、涙腺・副涙腺・瞬膜腺(第三眼瞼線)・などから分泌されます。

この分泌の割合は、涙腺から50~60%瞬膜腺と副涙腺から40~50%と言われています。

そして分泌された涙は、まばたきによって目を潤し目頭に集まり、目頭の上と下にある上涙管下涙管から出て、目と鼻を繋いでいる鼻涙管を通り、鼻の奥から喉へと流れ出て行きます。

スポンサーリンク

涙の病気にかかりやすい犬種

dog-681374_640

●プードル

●マルチーズ

●チワワ

●ポメラニアン

●シーズー

●パグ

●ブルドック

●テリア

目が大きく鼻が短い犬種や、眼球の表面積が広い犬種に多くみられます。

スポンサーリンク

まとめ

dog-187817_640

今回は、多くても少なくても目の病気に繋がってしまう『涙』についてお伝えしました。

涙にはがあり、それぞれが個別の役割を果たしていること、その涙が分泌される場所である腺様々な場所にあるということなど、全くといっていい程知らずにいたことが多かったですね。

涙の成分がいまだ正確には解明されていないというのも、神秘的だった気がします。

涙の量が通常より多い少ない、または濁っているという時には、主に涙の分泌や排出、その成分に問題があり、それが目の病気に繋がってしまうということも分かりました。

この様に『涙』がどういうものかどういうシステムで分泌され排出されるのか分かったところで、各々の目の病気の記事を御覧頂けるとよりその病気の治療に役立つかと思いますので、そちらも是非ご参照下さい。

関連記事として

犬の目やには色に注意!病気の判断や取り方まで

犬の目の病気?目やにや充血、白濁から分かる症状と治療法

犬の涙が止まらない!涙やけの原因と詳しいケア法

目が乾くのに人間とは違う犬のドライアイ、その原因と治療法

愛犬家に絶対読んでほしい!犬の健康を守る14個の老化チェック

こちらの記事も合わせてお読み下さい!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加