犬がくしゃみを連発!わざとって本当?その原因と逆くしゃみについて

犬のくしゃみが止まらない時ってありますよね。

くしゃみの後に震えていたり、吠えたりしていると、鼻がどうかしたのかな?何かのアレルギー?病気?と気になってしまいますよね。

また、犬は鼻が何ともなくても何かしらの意味があってわざとくしゃみをしているという話や、逆くしゃみという言葉を聞いたことありませんか?

今回は犬のくしゃみの原因くしゃみから疑われる病気逆くしゃみについてお伝えします。

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犬のくしゃみの原因

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嬉しい・興奮・落ち着きたい

犬は嬉しい時や興奮している時、そんな気持ちを落ち着けたい時にわざとくしゃみをすると言われています。

おやつや食事の時間、お散歩や朝起きた時などにくしゃみが出るという場合は、こちらのケースにあたると思います。

1回のくしゃみで済む犬もいれば、何回も連発してしまう犬もいます。

また、こちらも犬によって個体差がありますが、緊張や不安などのストレスがくしゃみに出てしまうケースもあるそうです。

この場合も、緊張や不安などを抑える為にくしゃみをしていると考えられています。

異物

犬の鼻の中に何らかの異物が入ってしまっていて、くしゃみをしている場合があります。

お散歩などの外出時に土を掘り返したり、草むらなどに入ったり、花壇などに顔を突っ込んでいたりした時などに小石や木の破片、葉っぱなどが鼻の中に入ってしまうこともあります。

また、屋内でも飼い主さんの持ち物や綿埃や髪の毛や毛玉、臭いを嗅いだ際におやつの破片やドッグフードなどが鼻に入ってしまった可能性もあります。

この場合は、犬も鼻に違和感を感じていますのでくしゃみだけでなく、鼻を気にする様な素振りも見られると思います。

異物が刺激になり鼻水が出てくる場合もありますので、犬の鼻の中を1度確認してみて下さい。

ハウスダスト

犬は人間よりも床や地面に近い位置で生活していますので、ハウスダストなどの影響を受け易いと言えます。

その為、ちょっとお掃除やお洗濯がおろそかになると、敏感な犬はくしゃみが出てしまいます。

ずっとくしゃみが止まらないというよりは、定期的に一定期間くしゃみが止まらないという場合には、お掃除やお洗濯の頻度と照らし合わせてみて下さい。

刺激臭

犬の嗅覚は人間の何倍も優れていますので、人間に取っては些細な臭いでも犬に取っては大きな刺激になり、くしゃみが止まらなくなってしまう場合があります。

お部屋の芳香剤消臭スプレー香水煙草の煙などがくしゃみの原因になっているかもしれません。

これらを使用している場合には、臭いが強過ぎないか?犬の近くである床に近い位置に設置していないか?などを確認してみて下さい。

気温差

室内と室外の温度差が激しい時期などに、くしゃみが出易くなります。

夏の暑い屋外から冷房が効いた室内に入った時や、冬の暖房が効いた暖かい室内から寒い屋外に出た時などによくみられます。

これは冷たい空気を吸ったことにより、鼻の粘膜が刺激される為です。

この場合は、一時的なものですので心配はいりません。

鼻の粘膜が弱っている

少し体調が良くない時などにくしゃみが出ることがあります。

通常犬の鼻はわずかに湿っているものですが、乾燥している合には少々調子を落としていると言えます。

この場合は鼻の粘膜が弱って乾燥してしまい、くしゃみが出易くなります。

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犬のくしゃみから疑われる病気

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アレルギー

くしゃみが止まらないという場合には、花粉ハウスダスト食べ物など何らかのアレルギーである可能性があります。

花粉症の場合は春先などある一定の時期になると、くしゃみの他に鼻水や目や体を痒がる仕草も一緒に見られる場合があります。

花粉が原因の場合には、お散歩などの外出から室内に入る前にブラッシングなどをして体の毛に付いてしまった花粉を落としてあげて下さい。

また、ハウスダストが原因の場合も同様に、空気清浄機などを使用するのも効果的だと言われています。

特定の食べ物を食べるとくしゃみが出るという場合には、食物アレルギーが疑われます。

体を痒がるなど、他の症状の有無も確認してみて下さい。

何か始めての物を食べたり、お散歩などで接触があった後に、突然くしゃみが多くなったという場合には、何らかのアレルギーの可能性が高くなります。

鼻炎・副鼻腔炎

ウイルスや細菌、真菌(カビ)などが鼻の中に入ってしまい、鼻の粘膜に炎症を引き起こし、鼻炎になっている可能性があります。

初期症状は、くしゃみだけでなくサラサラした鼻水を伴います。

症状が進行していくと鼻水が黄色い膿の様なものになり、更に鼻炎が慢性化してしまうと副鼻腔炎になってしまう恐れもあります。

副鼻腔炎とは、副鼻腔に膿が溜まってしまう病気です。

鼻腔腫瘍

鼻腔内に腫瘍が出来てしまい鼻の粘膜を刺激し、くしゃみが出ている場合があります。

シェルティやコリーなどの鼻の長い長頭種に、比較的発症し易いと言われています。

鼻腔に腫瘍が出来てしまうことはほとんど無いと言われていますが、発症してしまった場合には悪性である可能性が高いとも言われています。

また、手術が困難な箇所の為、手術にて除去することが出来ないケースが圧倒的に多いようです。

くしゃみだけでなく鼻血や鼻に何かが詰まった様な呼吸顔の腫れなどが見られる様でしたら、この病気の可能性が高くなりますので早目の受診をおすすめします。

歯周病

歯周病が進行してしまい歯根から鼻腔に穴が開き、炎症が鼻腔にまで広がり副鼻腔炎を引き起こしてしまっている可能性があります。

歯茎に腫れや出血などの歯周病の症状が見られたり、既に歯周病の治療をしている犬がくしゃみをしている場合には、注意が必要となります。

歯周病については、

本当に怖い犬の歯周病!その症状や原因、治療について

こちらもご参照下さい。

ケンネルコフ

ケンネルコフとは、犬パラインフルエンザウイルスや犬アデノウイルスなどのいくつかのウイルスの複合によって引き起こされる『犬の風邪』とも呼ばれている病気です。

主な症状は乾いた咳になりますが、くしゃみや発熱を伴う場合もあります。

唾液などで飛沫感染してしまいますので、感染してしまった犬を隔離するなどの対処が必要になります。

また、別の感染症にかかり易くなってしまいますので、そちらにも注意して下さい。

ケンネルコフはワクチン接種で予防出来る病気です。

ジステンパー

犬ジステンバーウイルスの感染によりくしゃみや鼻水発熱などを引き起こしている可能性があります。

その他の症状には咳や嘔吐下痢食欲や元気が無くなるなどがあり、悪化すると痙攣や神経症状などを引き起こします。

発症してしまうと命に危険が及ぶ恐ろしい病気で、飛沫感染や接触感染など感染力も非常に高い為、注意が必要になります。

ジステンパーもワクチン接種にて予防出来る病気になります。

犬伝染性肝炎

犬伝染性肝炎とは、犬アデノウイルス1型というウイルスに感染することにより引き起こされる肝臓の炎症の病気です。

くしゃみの他に鼻水や発熱、嘔吐や下痢などの症状を伴います。

口からウイルスを吸い込んでしまう経口感染により発症し、重症化してしまうと命に関わる可能性の高い病気です。

犬伝染性肝炎もワクチン接種により予防出来る病気です。

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逆くしゃみ

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逆くしゃみの症状

通常のくしゃみでは鼻腔を通して空気が押し出されますが、逆くしゃみとはその名前の通り、鼻腔から空気を吸い込んでしまう症状のことを言います。

この行為が勢いよく連続して引き起こされることや、空気を吸い込む際にぶしゅぶしゅ・ゴフゴフといった鼻の奥が鳴る様な独特が音がすることが特徴です。

その様子がくしゃみを吸い込もうとしている様に見える為、逆くしゃみと呼ばれており、発作性呼吸とも言われています。

この症状は興奮した際に引き起こされ易いと言われており、数秒から1分程で治まります

逆くしゃみが起きている様子が過呼吸の様に苦しそうに見えることや、1日に何度か引き起こされてしまうこともある為、何かの病気の発作や痙攣などと間違えてしまい易い疾患です。

しかし逆くしゃみの場合には意識を失ってしまったり、倒れてしまう様なことはほとんど無いと言われており、症状が治まれば何事もなかった様に元に戻ります

その為、命の危険などの心配はいらないとされていますが、生涯に渡り逆くしゃみを繰り返す犬も多いと言われています。

主にワワ・パピヨン・プードルなどの小型犬や、パグ・フレンチブルドッグなどの短頭種多く見られる傾向にあります

逆くしゃみの原因

逆くしゃみのはっきりとした原因は解明されておらず、そのほとんどがウイルス感染やアレルギーなどの特発的な症状だと言われています。

元々アレルギーを持っている犬は逆くしゃみが引き起こされ易いと言われていますが、どのアレルギーと関係が深いか等の詳しいことは分かっていません

逆くしゃみが引き起こされ易い状態として、冷たい空気を吸った時扇風機などの風が直接鼻腔に入ってしまった時などが挙げられています。

直接的な原因ではないですが、こうした何かしらの刺激がきっかけになるということは把握しておくと良いと思います。

逆くしゃみの対処方法

●軽く鼻をふさぐ

●犬の好きな匂いを嗅がせる

●喉や胸元をさする

などが有効な対処法だと言われています。

逆くしゃみは鼻から勢いよく空気を吸い過ぎてしまうことで引き起こされますので、鼻をふさぐことでその空気の流れや勢いを止めることが出来ます。

また、おやつなど犬が好きな匂いを嗅がせたり、喉や胸元を撫でることも症状が早く治まると言われていますので試してみて下さい。

特に治療などは必要が無いと言われている逆くしゃみですが、他の発作などと区別が付かない場合咳などの他の症状が伴う場合には、早目の受診をおすすめします。

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まとめ

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今回はワンちゃんのくしゃみの原因くしゃみから疑われる病気逆くしゃみについてお伝えしました。

わざとくしゃみをすることで、嬉しい気持ちや興奮を落ち着けていたというのは意外な原因でしたね。

また、異物刺激臭ちょっとしたハウスダストなど人間と同じ様な原因もありましたし、アレルギー鼻の病気歯周病などの歯の病気ジステンパーなどの怖い病気の症状にくしゃみが伴う場合もありました。

逆くしゃみについては、その詳しい原因が不明であることなど、一般的には余り知られていないことが多かった様に思います。

病気が疑われるくしゃみの場合には他の症状が伴っているケースが多くありましたので、ワンちゃんがくしゃみを連発している場合には、そちらも注意深く観察してみて下さい。

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