犬の病気の中で最も多い皮膚病!代表的な3つの原因と症状のまとめ

実は、犬の病気の中で皮膚病はもっとも多い病気といわれています。
皮膚病になってしまう原因は実にさまざまです。
そんな皮膚病になってしまう原因を少しでも知ることは、
その原因を取り除いてあげることで症状の緩和へと結びつき、また完治させる為には大切なこととなってきます。
今回は、犬の皮膚病で知っておきたい事や代表的な3つの皮膚病になってしまう原因、症状を緩和させるにはどのようにしていったらよいかなどを、様々な角度からお話ししていきたいと思います。

スポンサーリンク

代表的な3つの犬の皮膚病について

犬の皮膚病の種類はとても多いと言われていて、最大で数百種類もあるといわれています。
そこで、飼い主の皆さんが知りたいと思うのは、動物病院で多く見られる皮膚病についてかと推測しましたので、代表的な3つの皮膚疾患について書かせていただこうと思います。

スポンサーリンク

アレルギー性皮膚疾患の原因や症状

近年では人間でもアレルギー疾患を持つ人たちが増えてきていますが、実は犬も同様にアレルギー疾患で苦しむ犬たちが増えてきています。
その中でもアレルギー性皮膚炎になる犬が増えてきており、皮膚に赤みや発疹をはじめ強いかゆみを伴ったりと苦しむ犬たちが増えてきているのが最近の現状です。
実は犬のアレルギー性皮膚炎は大きく2つに分けることができます。

1つ目は犬のアトピー性皮膚炎です。そしてもう1つは食物アレルギーからくる皮膚炎となります。では順を追ってお話ししていこうと思います。

1.【犬のアトピー性皮膚炎】

 原因

犬のアトピー性皮膚炎とは日常生活の環境にある、ハウスダストをはじめ、ダニやカビ、花粉などのアレルゲンに体が過剰反応を起こし発生してしまうのが犬のアトピー性皮膚炎です。
免疫力の低下や皮膚のバリア機能の低下でも発症します。

症状

強い痒みを感じ、それに伴い、舐めたり引っ掻いたり、痒い部分をこすりつけたりとする症状があらわれます。
皮膚が乾燥したり、赤みが出ていたり、ただれてしまうこともありますので、そのような症状が見られたらすぐに動物病院に行って医師の診断を受けてください。

また外耳炎や結膜炎のような症状で出てくる場合もあります。
生活環境が原因となってくるので、ハウスダストを軽減したり花粉などがなるべく家の中に入ってこないように気を付けたりと生活環境を清潔に整え、動物病院から頂いた薬やサプリメント、またこまめな清拭やお風呂などで皮膚を清潔にする必要があります。

こちらの記事も参照してください。

犬の耳が赤いのは病気?臭いや耳垢の色で分かることと耳掃除方法

2.【犬の食物アレルギー】

原因

犬の食物アレルギーとは、犬が食べる食事内容、食べ物に体が過剰反応して発症してしまう病気です。
こちらの方は原因がはっきりとしているので、基本的にはアレルゲンとなる食べ物を取り除くことで症状が緩和してきます。

症状

症状としてはアトピー性皮膚炎と同様で、強い痒み、ただれ、赤み、皮膚の乾燥などが、体のあらゆるところに見られるようになります。
口の周りや耳の奥、目の周りにこのような症状が見られた場合は、かなり食物アレルギーの可能性が高いです。

アレルゲンを特定していくには、動物病院での血液検査となってきます。
医師と相談しながら、ドッグフード選びを慎重にしていく事が症状緩和の大切なキーとなってきます。

腸内環境を良くして、デトックス!
これも、実は食物アレルギーの皮膚炎を良くするにはとても大切です。

スポンサーリンク

細菌や真菌による皮膚疾患の原因や症状

原因

細菌や真菌が寄生したり感染したりして起こる皮膚病を細菌真菌性皮膚病といいます。
細菌は免疫力が低下したときや皮膚のバリア機能が落ちた時にどうしても侵入しやすくなってきます。
このようなときに細菌真菌性皮膚病を起こしやすくなってきますので注意が必要です。

1.【脂漏症】の症状

とても犬に良く見られる皮膚病の1つです。
とても強いかゆみの為、犬は、常時患部を舐めたりかじったりしてしまいます。
そこからさらに細菌が繁殖してしまうので、とにかくすぐに動物病院で受診しましょう。
幹部は赤くなり、ただれたりすることもあります。
また強い匂い(脂漏臭)を発したりします。

2.【膿皮症】の症状

なんらかの傷口から黄色ブドウ球菌などに感染し発症してしまう皮膚病です。
指の間やおなか、顔、脇、内股などに発症し、強い痒みを伴います。
あまりの痒みで膿皮症になった犬は患部を舐めたり噛んだりし、毛がぬけたりする症状が出てしまいます。

3.【白癬】の症状

白癬菌とはカビの一種です。
この白癬菌に感染して発症してしまう皮膚病です。
免疫力が低下している時やもともと皮膚が弱いタイプの犬が感染しやすいといわれています。白癬にかかると皮膚が赤く腫れたりしてしまいます。
また患部にかさぶたができたと思ったらそこが脱毛してしまい円形脱毛症のようになってしまう症状が現れたりします。

4.【皮膚真菌症】の症状

カビが原因となる皮膚病で、この皮膚真菌症も犬に良く見られる皮膚病の1つです。
多少の痒みをはじめ、幹部が赤くなったり、脱毛が見られたりします。
この皮膚真菌症にかかっている犬同士の接触で移ってしまいますので、皮膚真菌症にかかっている犬とは接触しないよう注意が必要となってきます。

対策

どの細菌真菌性皮膚病も、わりとすぐに気が付く皮膚病ですので、日頃から愛犬の様子をしっかりと観察して、少しでもおかしいなと思われたらすぐに動物病院へ行き受診してください。早目の対処で症状の緩和が期待されます。

こちらの記事も参照してください。

犬がなめる理由って?人の手や腕や足、自分の体や床などをケース別に

スポンサーリンク

寄生虫による皮膚疾患の原因や症状

原因

寄生虫による皮膚疾患はその名の通り、犬の体に寄生する虫、ノミやダニにより皮膚の炎症などを起こしてしまう皮膚病です。

1.【毛包虫症、アカラス、ニキビダニ症】の症状

呼び名は3通りありますがどれも同じで、犬の毛穴に寄生しているニキビダニが原因で発症する皮膚病です。
アカラスは、子犬に良く見られる皮膚病で、目の周りや口の周りなどの部分が赤くなったり毛が抜けてしまったりします。
症状が進んでしまうと段々と痒みが出てきて皮膚がただれてしまうこともあります。
その前に動物病院で受診して投薬治療をしてもらうと良いです。

2.【イヌツメダニ症】

イヌツメダニが皮膚の表面に寄生して発症する皮膚病です。
この皮膚病は移るので要注意です。
とても強い痒みを伴い、フケがドンドン重なってかさぶたの様になってしまいます。
たくさんのフケが出ることが特徴です。

3.【皮膚疥癬】の症状

皮膚疥癬はダニの寄生によってひきおこされる皮膚病です。
皮膚疥癬症に感染している動物に接触することで感染してしまいます。
とにかく強い痒みを引き起こしてしまいますので患部を舐め、時には噛んでしまいますので、症状を悪化させやすい皮膚病です。
目の周りや指の周りに症状が出やすく沢山フケがでたりかさぶたが出来たりする症状が出てきます。

対策

寄生虫による皮膚疾患は早期の投薬治療が大切となってきます。
お散歩から帰った時をはじめ、愛犬とのスキンシップタイムなどに、体全体をよく観察して早期発見に努めてみてください。
顔はもちろんですが、足、指間、内股、耳などは必ずチェックするようにしてみましょう。

こちらの記事も参照してください。

犬にできものが!色や大きさ、症状別に推測出来ることと治療やケア

スポンサーリンク

まとめ

今回は代表的な3つ皮膚病を上げて症状や原因をお伝えさせていただきましたがいかがだたったでしょうか。
皮膚病の症状は実にさまざまですが、日頃からの愛犬の健康チェックで早期発見ができやすいものでもあります。
愛犬とのスキンシップタイムは皮膚病をはじめ、あらゆる健康チェックをするのに役に立つ時間ですのでぜひスキンシップタイムを有効に活用してみてください。
愛犬の健康を守ることは飼い主さんしかできません。
ぜひ早期発見、早期治療に努めてください。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です