現役トリマーが教える犬のシャンプー・ブローのやり方!頻度、温度などの極意を徹底解説!

犬のニオイは大好きだけど、「お散歩に出て汚れた」とか「便が毛に付いてしまった」など、犬も汚れる原因が結構あるものですよね。定期的にきれいにはしてあげたいけど不安や疑問がいっぱいではありませんか?

今回は現役トリマーの筆者である私、longtail8010が犬のシャンプーについて頻度や乾かし方も細かにご説明していきます。また犬が嫌がる時の対処方もご紹介しましょう!

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シャンプーの基礎知識

ボールで遊ぶシーズ

犬は必要な脂分を自ら出して美しい被毛を維持しています。この脂分を取り過ぎてしまうとパサパサになってしまいますし、出過ぎた状態ですとベタベタして脂臭くなります。

それで適度な犬のシャンプーの頻度としては多くても2週間に一度と言われています。また二か月に一度位ですと、あちこちのニオイがかなり気になってくると思います。最低でも一か月に一度はシャンプーしていると、きれいな状態を保てると思います。

また犬の皮膚のphは人間と異なるので同じシャンプーを使うことは避けましょう。人間用のシャンプーを長く使っていた犬がひどい皮膚炎を起こしてしまったなんてこともあります。必ず犬用のシャンプー、リンスを購入しましょう。

シャンプーで必要なもの

事前に用意が必要な物としては、ソフトのスリッカーブラシ、コーム、犬用のシャンプー、リンス、タオル、ドライヤー、(耳掃除用)鉗子、コットンがあれば良いと思います。

小型犬種の場合で洗面所で洗いたい場合は足元が滑りやすい素材になっていますので、ジョイントマットなどを使ってあげると良いと思います。ただし足が挟まったり、爪が引っかかったりしないデザインを選んであげてください。

大型犬種の場合でも素材で滑りやすく危険な場合は、板すのこを組み合わせて使ってあげると良いと思います。

また毛がたくさん抜ける時期はシャンプーするとすっきり抜けて良いのですが、シャンプー時にたくさん毛が抜けて対処しないで流してしまうと下水管を詰まらせてしまう事があります。マンション住まいの方などは大騒ぎになりますので、必ずネットなどで対処して始めましょう。

それからドライヤーをかける際、両手が使えた方がやりやすいです。ご家族にドライヤーを持って当ててもらえると良いですが、お手伝いを頼めない場合はドライヤースタンドがあると便利だと思います。

シャンプーの注意点

お湯の温度は季節で変えます。基本的に手で触って「ぬるい」と感じる位が良いと思います。冬場は温かめにしてあげたくなりますが、犬がシャンプーしていて「はぁはぁ」するようでしたら温度が少し高めです。温度を下げて流します。あくまで「ぬるい」と感じる程度にしましょう。

また高齢になるとあまり温かいと心臓に負担がかかってしまいます。またお湯をかけているとふらつく事がしばしばあります。高齢の犬はリンスインのシャンプーなどで短時間でさっと終わらせましょう。

お湯を出す時はお尻側の足元で出しましょう。シャワーヘッドを低くして水の音が高くならないようにします。目の前でシャワーを「ジャーッ」と出してしまうと、怖がりなコはトラウマになってシャンプー嫌いになってしまいます。注意しましょう。

注意点としてもう一つあります。シャワーヘッドは体からあまり離さないようにします。こうする事で水音と水の飛び散りも少なく、犬に不要な恐怖心を与えずに行う事が出来ます。流している間はこの点にも注意して行いましょう。

またシャンプー前にブラッシングを行います。特に毛の長い犬は特に毛玉やもつれ毛を取り去っておきましょう。

シャンプーのやり方

笑顔のパピヨン

お湯の温度を確認したら後ろ脚から流していきます。次にゆっくり尾先から付け根に上がって下半身を流します。そして背中の背骨に沿ってシャワーをかけ、横腹も流していきます。次に肩、前足です。胸も流したら背中に戻り、顎をそっと支えて上を向かせます。そして、そのまま後頭部までシャワーヘッドを上げていきます。耳もしっかり流しましょう。

慣れないうちは犬の顔を流す時、お鼻に水が入らないようにシャワーの水量を押さえて行うとやりやすいかと思います。またお鼻が短いブルドックやパグは直接流すと、どうしてもお鼻に水が入ってしまいます。コットンや柔らかいスポンジを使って流すと良いと思います。

シャンプーは背骨に沿ってかけて、まず胴体から洗っていくとやりやすいかと思います。次に尻尾、後ろ足、前足、胸にシャンプーを付けながら洗っていきます。シャンプーをかけにくい胸は手に取ってからつけると良いと思います。

シャンプー液を薄めて使うと泡立ちも早いので良いのですが、かける時に勢いよく出てしまって、思わぬ所に飛んでしまうことがあります。注意しましょう。

お耳もしっかりシャンプー液をつけて洗います。犬のお耳はお水が入っても大丈夫な構造になっています。お耳の裏側もめくってしっかり洗って流しましょう。また耳に下は毛が集まっていて意外泡立ちが悪い場所です。忘れずに洗いましょう。

お顔を洗う時はまず後頭部にシャンプー液を垂らして、頭を洗います。この時、ヨシヨシするような感じになるので筆者は必ず犬をほめます。真剣になって怖い顔になりがちですが、犬がリラックス出来るように飼い主さんの笑顔と声掛けも忘れないようにしましょう。

次に指にシャンプー液を取って細かな部分を洗います。目の下は目ヤニが付いていたり、顎の下には食べかすがくっ付いていたりするものです。丁寧に細かく洗います。

もし目に泡が入ってしまったくらいでしたら、しっかりシャワーで流してしまえば大丈夫です。しかしシャンプー液が直接入ってしまった場合はその後に注意が必要です。まず同じようによくシャワーで流します。それでも犬が目を「シバシバ」するようだったり、目が開かないような時は動物病院に連れて行かれた方が良いと思います。

さて、シャンプーが終わったら流します。順番としては逆に頭と顔から流せると理想です。忘れずに温度を確かめる時はお尻側で行いましょう。確かめたらそのまま尻尾、背中を伝って後頭部まで持ってきます。顎をそっと持ってあげるのも忘れずにしましょう。

お顔を流したら耳、背中、お腹と胸、両足を流して尻尾です。

鼻ペチャのパグなどの犬は先にスポンジなどでお顔を流します。それから同じ手順で流します。

次にリンスを行います。つけ方や流し方は同じです。触ってヌルっとしないようにしっかり流してあげましょう。また下の方にあるため、手足に残りやすいので足先まで流すのを忘れずにしましょう。

ブローのやり方

パグアップ

シャンプーから上がったらタオルでしっかり水気を取ります。タオルは多めに用意されておくことをおすすめします。

タオルに顔を擦り付ける犬は顔を中心に先に拭いてあげましょう。またある程度拭いたら、先に耳掃除をしてあげると落ち着く事があります。

犬がブルブルしても水があまり飛ばなくなったらスリッカーブラシを使って乾かしていきます。トライヤーは火傷させてしまう危険があります。一点に長く当て続けないようにしましょう。またドライヤーをかけ始める時は急に顔に向けないように、風の向きも注意しましょう。

まず風邪を引かせないように、胴体から乾かしていきます。尻尾の付け根から毛を上げて根元から乾かしていきます。スリッカーブラシは皮膚に沿わせず、毛の根元で毛を引っかけて皮膚から離していきます。この時、手首は返さないで行いましょう。手首を返すと皮膚をえぐってしまう形になります。注意しましょう。

順番ですが、お尻、後ろ足、後ろ足を持って内股、肩、前足、胸を乾かしたら、前足を持ち上げて脇、お腹のチェックをしたら顔と耳です。お顔は嫌がるコが多いので最後にしましょう。

足先や毛の短い部分は手で丁寧に乾かします。指の間、肉球の間は蒸れやすいのでしっかり乾かします。

毛の長い犬は必ず毛を持ち上げて行います。下から順番に乾かしていくと良いと思います。また足先や顔はコームで優しくときながら乾かします。

鼻ペチャの犬は皺の間もしっかり乾かしましょう。

最後に耳掃除がまだの犬はお耳を拭き取り、コームをかけて終了です。

怖がりな犬には

実は犬の中でシャンプー嫌いは少なくありません。シャワーを出した途端に絶叫する犬も度々います。怖がっているので叱らず、「大丈夫だよ」などと声をかけてなだめます。

顔をどうしても嫌がる犬は鼻ペチャさんと同じようにコットンやスポンジを使って流してあげると良いです。その時はシャワーではなく、流水にして何度もスポンジで流してあげるのです。

ドライヤーの風や音を怖がる犬は頭を飼い主さんの脇に挟む形で後ろから初めてみてください。徐々に落ち着いてきたら背中をかけていきます。

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まとめ

きれいなチョコラブ

シャンプーというと洗う事が重要にはなるのですが、実はしっかり乾かす事も重要なのです。流し足りなかったトラブルよりも完全に乾かさずに皮膚のトラブルを起こしてしまったりする事の方が実は多いのです。わんちゃんの頭を乾かさず、ひどい皮膚炎になってカッパの様に毛が抜けてしまったなんてこともあるのです。

また顔のブローを嫌がるわんちゃんは寄り添って乾かすとやらせてくれますが、自分も乾燥してしまします。筆者はやらせてくれるので寄り添いますが、最近小皺が気になります・・・。

しっかり乾かしてフワフワ、ツルツルになった被毛に顔を埋める時が至福の時ですね。

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