ポメラニアンの特徴や性格を知って飼い方を学ぼう!ポメラニアン大全!

華やかなふわふわの毛につぶらで可愛い瞳で多くの人を虜にするポメラニアン。
某携帯電話会社のCMにも出演して話題を呼び、ここ数年また人気が右肩上がりとなっています。
人に愛される為に作られたポメラニアンですが、実はその愛くるしい容姿とはうって変わって、とても勇敢で気が強い犬種であるとも言われています。
そんなポメラニアンの特徴から性格、飼い方から歴史に至るまで、本記事で詳しくご紹介いたします。

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ポメラニアンの特徴

ポメラニアンは、平均的な体高が18〜22㎝程度、体重は1.8〜2.3㎏程度で小型犬に分類されますが、個体によって差が大きい犬種となります。

被毛の量が豊かであるため見た目には丸まった体型をしており、三角形で直立した小さな耳丸く少し突き出た額クリッとしたつぶらな瞳短かい鼻筋ふわふわの長い飾り毛がつき背中に背負うような形で巻かれた尾が特徴的です。

華やかな被毛とバリエーション豊富な毛色

被毛はダブルコートで、上毛はしっかりとした直毛下毛は柔らかな綿毛となっています。
また、ポメラニアン特有の首や胸から肩まで広がる長く豊かな飾り毛は、まるでたてがみのように見え、可愛い容姿に華やかな印象を加えています。

ポメラニアンの毛色は、以前はホワイトがほとんどでしたが、クリームやブラウンなどが流行した時期もあり、現在では明るい茶色のレッドオレンジが街中でよく見かけられるようになりました。
実際には様々な色が存在するポメラニアンですが、本記事ではJKCで公認されている13種類をご紹介します。

◆オレンジ(レッドより明るい茶色)

◆レッド(赤みが強く明るい茶色)

◆ホワイト

◆パーティ・カラー(混色)

◆クリーム

◆オレンジ・セーブル(濃淡のある茶色)

◆ウルフ・セーブル(灰色に黒の差し毛)

◆ブラウン

◆ブラック・タン(黒茶)

◆ブラック

◆チョコレート(少し薄めのブラウン)

◆ブルー(青みのある灰色)

◆ビーバー(濃いベージュ)

海外では人気が高いブラックは国内では希少とされ、チョコレート、ブルー、ビーバーにいたっては繁殖が難しく、国内での登録頭数も極めて少ないとされています。

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ポメラニアンの性格

ポメラニアンは、活発好奇心が強く遊びが大好きな犬種です。
人間や他の犬に対しても友好的で、飼い主やその家族には強い忠誠心を持ち、甘えん坊な一面も持っています。

勇敢な性格と繊細な心

自立心に富んでいるため留守番は問題なく出来ますが、繊細な面があり外からの刺激に対して敏感に反応し吠えることもあります。
また、知らない人に対しては警戒心を持ち、祖先犬であるサモエドの気質を引き継いでいて気が強く番犬には向いていますが、一般的に攻撃的な犬種ではありません。

ポメラニアンは自己主張が強いと言われていますが、学習能力が高く素直でしつけもしやすいため、わがままにならないよう甘やかさずに子犬の頃からしっかりと社会化トレーニングしつけを行うようにしましょう。

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ポメラニアンの飼い方

苦手な暑さはおしゃれで乗り切ろう!

ポメラニアンは、全身毛に覆われており寒さには耐えられる犬種ですが、暑さには注意が必要です。飼育は室内が基本で、暑い夏には涼しげでおしゃれなサマーカットにするなど、トリミングで毛量を調整してあげるのも良いでしょう。

美しい被毛を維持するために

特徴であるふわふわの被毛はダブルコート毛量が多く、こまめな手入れが必要となります。
きれいさを保つためにも、月に1〜2回程度シャンプーを行いましょう。
水を嫌がる子には、お湯でタオルを濡らし体を拭いてあげるだけでも表面の汚れを取ることができます。

被毛は湿ったままにすると、ふわふわの被毛に毛玉ができ絡まりやすくなりますので、完全に乾かすようにしましょう。
また、抜け毛も多いため、毎日のブラッシングで死毛を取り除き、皮膚に刺激を与えることも大切となります。

ポメラニアンは小型犬ですが、活発な性格で運動が大好きな犬種です。
ストレス発散のためにも、短い時間で良いので毎日散歩に行くようにしましょう。

ただし、ポメラニアンは骨が細く膝の脱臼骨折をする犬も多いため、長時間の散歩や激しい遊びなどは避け、関節になるべく負担をかけないようしましょう

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ポメラニアンのしつけ

吠え癖は適切なしつけと触れ合いで回避しよう

ポメラニアンは学習能力理解力が高く、素直な性格も持ち合わせているため、一般的にしつけやすい犬種とされています。
しかしながら、警戒心が強いため見知らぬ人や犬に吠えることも多く、その吠え癖に悩まれている飼い主さんも多いようです。
また、自信家気が強い性格から、散歩中に興奮して他の犬に吠えかかり、ケンカに繋がることもあります。

本来ポメラニアンは、飼い主の気持ちに敏感で言っていることを理解しようとする犬種ですので、見た目の可愛さに惑わされ甘やかし過ぎず、主従関係を明確にしながら子犬のうちからしっかりと社会化トレーニングしつけを行うようにしましょう。

活発で遊び好きなポメラニアンは、飼い主との触れ合いが不足していても退屈からストレスを溜めたり運動不足を引き起こしてしまいます。
無駄吠え噛み癖にもつながりますので、散歩とは別に、毎日のコミュニケーション時間を少しでも確保するよう努力しましょう。

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ポメラニアンの病気

ポメラニアンは、もともと病気が少ない犬種と言われていましたが、ブリーダーによる不適切な繁殖が増えたことにより、遺伝性の病気を持って生まれる個体も増えてきました。
また、ポメラニアン特有の「ペーパーボーン」と呼ばれる骨の細さから骨折なども多く、他にも飼い主さんが気をつけておくべき病気がいくつかあります。

「膝蓋骨脱臼」

後脚の膝にある膝蓋骨が本来の正しい位置からずれることで起こる病気です。
ほとんどが先天性のものとされていますが、肥満転ぶことで膝蓋骨がはずれて発症することもあります。

症状は、膝蓋骨を押す時だけ脱臼するものから、常に脱臼状態が続いて歩行にも影響が出てくるものまでありますが、ごく軽度のものであれば、適度な運動を行って筋肉をつけることで症状をおさえることも可能です。
その際には、必ず獣医師と相談をしながら行いましょう。

活発で遊びが大好きなポメラニアンですが、高いところへのジャンプや飛び降りをなるべくやめさせて、フローリングで愛犬が滑らないようカーペットを敷くなど、飼い主さんが病気を未然に予防する手立てを考えることも大切です。

「副腎皮質機能亢進症」(クッシング症候群)

この病気は、副腎皮質ホルモンが過剰分泌されることによって引き起こります。
一般的には6歳以上の犬全般に多いとされていますが、若い犬に見られることもあり、正常時でも副腎皮質ホルモンが高いポメラニアンは、この病気を発症しやすい傾向があります

症状は皮膚病に似ており、痒みは無いものの毛が薄くなったり毛が左右対称に抜けてきたり過食気味になるにもかかわらず痩せて多飲多尿になることもあります。
放置をし続けると、免疫が低下し様々な感染症も引き起こして命に関わる可能性もありますので、気になる点が見つかったら獣医師に相談するようにしましょう。

この他にも、ポメラニアンは小型犬に多い「気管虚脱」「流涙症」などの病気にもかかりやすいと言われています。

病気の原因になりやすい肥満に注意しながら日々適切な体重管理を行い、愛犬の様子が普段と異なっていればすぐに病院で相談することを心がけましょう。
早期発見・早期治療が何よりも大切です。

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ポメラニアンの寿命

ポメラニアンの平均的な寿命は、約12〜16歳と言われていますが、これ以上長生きする個体も多く、これまでに国内では20歳を超えて長生きしたポメラニアンもいるようです。
近年では動物病院に行く機会も増え、定期的な診察予防接種を受けたり、ドッグフードの質も向上していることから、他犬種同様に平均寿命は伸びる傾向にあります。

栄養バランスの取れた食事と適切な運動、そして普段から定期検診に連れて行くなど、病気を早期発見できる環境を整えてあげることが、可愛い愛犬と共に長く元気に過ごせる秘訣となるでしょう。

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ポメラニアンの購入相場

ショードッグならでは!重要視される親犬の受賞歴

ポメラニアンの平均価格は、約15〜30万円程度となっています。
しかし、血統親犬のショー受賞歴、また毛色によっても価格は大きく変動します。
親犬がともにショーで受賞歴があるポメラニアンである場合は、100万円以上もの高値がつくこともあります。

希少カラー VS CM犬?

毛色は、希少カラーに高値がつくのはもちろんのこと、人気カラーのレッドオレンジも他の毛色に比べて高く販売されています。
近年では、某携帯会社のCMなどにも出演し話題を呼んでいるホワイトのポメラニアンも大人気となっています。

また、その個性的な可愛さから、他犬種との交配によって生まれたポメラニアンのミックス犬の人気も年々高まっています。

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ポメラニアンの歴史

小型化され続けたスピッツ

ポメラニアンはドイツ原産の犬種で、ポーランドとドイツにまたがったポメラニア地方に現在のポメラニアンの原種とされる犬が生息していたため、この名が付いたと言われています。
ポメラニアンの祖先犬は、サモエドを祖先に持つジャーマン・スピッツで、ポメラニア地方で少し小型化されたものが、18世紀以降にビクトリア女王によって愛好されたことがきっかけとなり、イギリスで人気を博しました。
その後改良が重ねられ、より小型化されたものがさらに大流行したことで、今日の犬種の形に固定されました。

一大ブームを巻き起こした昭和時代

日本にポメラニアンが持ち込まれたのは、1961年頃と言われています。
その後1970年代の高度成長期には、ポメラニアンはヨークシャー・テリアマルチーズと並び、「座敷犬御三家」と呼ばれて大人気を博し、今日に至るまで高い人気を誇っています。

トイ・グループからスピッツグループへ

ポメラニアンは、FCI(国際畜犬連盟)の中でもともと愛玩犬の「トイ・グループ」に分類されていましたが、用途別の分類が廃止され、犬の系統が重視された分類方式の採用にともない、「スピッツ」のカテゴリーとして分類されるようになりました。
イギリス(KC)やアメリカ(AKC)では用途別の分類方式を採用しているため世界で統一が図られていませんが、ジャパンケネルクラブ(JKC)ではFCIに従って系統重視の分類方式への変更を行い、ポメラニアンは「愛玩犬」から「スピッツ」のグループへ登録されました。

まとめ

ポメラニアンは、ぬいぐるみのように可愛い容姿ばかりがフューチャーされがちですが、学習能力が高くとてもしつけやすい犬種で、飼い主さんやその家族への愛情にも溢れています。
自己主張は強いものの、愛犬をワガママな犬にするかしないかは、飼い主さん次第と言えるでしょう。

長所と短所をきちんと理解し、深い愛情をもって育てることで、ポメラニアンはきっと優しい家族の一員となるはずです。

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