犬に枝豆をあげても大丈夫?皮は食べられる?与え方や良い点・注意点など

実を出すときにポロッと落ちてしまった枝豆を、犬に食べられちゃったことってありませんか?

そしてふと思います、枝豆って確か大豆?ということはアレルギー大丈夫かな?カロリー高そうだから太っちゃう?…そもそも犬って枝豆食べていいの?と。

アレルギーさえなければ豆類は栄養価が高そうなので、犬の食事に取り入れてみたいなと思っても、身近でありながらもよく知らない枝豆。

今回は枝豆の良い点枝豆を与える際の注意点与え方などをお伝えしますので、参考にしてみて下さい。

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枝豆の良い点

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枝豆の栄養素

犬に枝豆を与えることは、基本的に問題ありません

枝豆とは、大豆を完熟していない緑色の状態の時期に収穫したものを言います。

つまり、枝豆と大豆は同じ植物なのです。

その為、枝豆には豆類に含まれる様な栄養素だけでなく、野菜に含まれる栄養素なども含まれており、豆類ではなく野菜に分類されます。

枝豆は畑の肉と呼ばれる程、良質なたんぱく質脂質エネルギーを含んでいます。

そういった成分が多く含まれているにも関わらず、枝豆は大豆に比べ3倍程も低カロリーでもあります。

また、枝豆を茹でた状態での大豆との比較にはなりますが、βカロテンは約97倍ビタミンKは約5倍も含まれています。

それだけではなく、枝豆には大豆に含まれていないビタミンA葉酸などビタミン類も豊富です。

その他にはビタミンB1B2、ミネラル類ではカリウムカルシウムマグネシウム鉄分などの含有量が大変多く、食物繊維も豊富で栄養満点の食材と言えます。

枝豆の代表的な栄養素はこちらです。

ビタミンK

抗出血作用があり、不足してしまうと出血の際に血が凝固し難くなってしまいます。

その他にはカルシウムが骨から排出されてしまうのを防ぐ効果がありますので、骨の形成を助け骨粗しょう症の防止に役立ちます。

βカロテン

風邪の予防などで知られているβカロテンは、免疫力のアップに役立ってくれます。

また、βカロテンは必要に応じて犬の体内でビタミンAに変換され、皮膚粘膜などを健康に保ち、などの呼吸器を守ります。

葉酸

動脈硬化による高血圧心疾患を防ぐ効果や、免疫力を向上してくれる成分です。

また、細胞分裂に関わりが深く赤血球を生成します。

枝豆には葉酸の吸収を助けるビタミンCも多量に含まれている為、効率良く葉酸を摂取出来ると言われています。

ビタミンC

抗酸化作用免疫力を高める効果があります。

また、脂肪代謝を促し、疲労回復ストレスにも良いとされています。

コラーゲンの生成にも関わる成分ですので、健康な皮膚や骨作りに役立ちます。

犬は自分の体内でビタミンCを生成出来るのですが、老犬や闘病中の犬などはその生成が追い付かないこともあります。

犬は野菜の消化が苦手で生野菜などを多く摂取し辛い面がありますから、ビタミンC生成を補う食材として取り入れ易いと言えます。

ビタミンB1

炭水化物エネルギーに変える栄養素です。

代謝を助ける成分でもあり、皮膚体毛粘膜などを健康に保ってくれたり、疲労回復にも効果があります。

カリウム

食塩などに含まれるナトリウムを排出し、血圧を下げる効果があります。

その為、むくみ神経過敏高血圧不整脈脳卒中などを予防し、代謝神経を正常に働かせる効果があると言われています。

カルシウム

などの形成に必要な栄養素です。

骨粗しょう症などの予防に効果があり、を丈夫にします。

また、筋肉の収縮や弛緩、神経の伝達などにも役立っている成分です。

鉄分

赤血球を構成しているヘモグロビンの成分になる栄養素です。

ヘモグロビンは、酸素を体内に運ぶ重要な役割を果たしています。

その為、鉄分が不足すると貧血めまい疲れ易くなってしまいます。

枝豆はほうれん草よりも多く鉄分を含んでおり、その含有量は小松菜に匹敵します。

また、吸収率が低い鉄分はビタミンCたんぱく質と一緒に摂取し、吸収率を高めることが望ましいとされていますので、枝豆は効率よく鉄分を摂取出来る食材と言えます。

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枝豆を与える際の注意点

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アレルギー

枝豆は未成熟の大豆ですので、大豆アレルギーがある犬には与えないで下さい

また、今まで大豆納豆などを与えた際にアレルギー症状が出ていない犬は問題ないかと思いますが、初めて枝豆を与えた際にアレルギー症状が出てしまう犬がいますので注意が必要です。

どの様なアレルギー症状がどの位の度合いで表れるかは個体差がありますが、

枝豆を与えた際に、

●皮膚を痒がる

●くしゃみ・鼻水

●目の充血・目やに

●脱毛

●元気が無くなる

●嘔吐

●下痢

などの症状が出た場合にはアレルギーを疑ってみて下さい。

生のまま与えない

生の枝豆には、たんぱく質を分解する酵素であるトリプシンの働きを阻害してしまうトリプシンインヒビターという成分が含まれています。

つまり、生のままの枝豆を食べてしまうと、たんぱく質を消化出来なくなってしまうのです。

また、生のままの枝豆には赤血球凝集素という成分も含まれています。

これには血液を凝固させる働きがある為、血栓などを作ってしまう可能性があります。

どちらの成分も加熱することでその効力がほとんど失われますので、枝豆を与える際には必ず熱を加えて下さい。

大量に与えない

犬は元々野菜の消化吸収が苦手ですので、枝豆を大量に摂取してしまうと何かしらの問題が引き起こされる可能性があります。

枝豆は食物繊維が豊富ですので、大量に摂り過ぎてしまうことで下痢便秘になってしまったり、胃酸過多になり嘔吐してしまうこともあります。

また、腸内細菌の働きにより発酵されたガスが腸に溜まってしまう場合もあります。

これらは特に胃腸が弱っている時などに起こり易いとされていますが、消化吸収能力には個体差があります。

少しの量を与えただけでも便秘下痢嘔吐をしてしまう場合もありますし、多くの量を食べても平気な犬もいます。

犬によって適量が異なりますので、枝豆を与える際は犬の体調食後の様子ウンチの状態などに注意してみて下さい。

また、枝豆は大豆よりは低カロリーではありますが、他の野菜に比べるとカロリーが高い為、大量摂取による肥満にも注意が必要です。

その他、マグネシウムも多く含んでいますので、過剰摂取による結石なども懸念されています。

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枝豆の与え方

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『注意点』でもお伝えした様に生のまま与えることは避け、茹でるなど必ず加熱してから与えて下さい。

熱を加え軟らかくしてから与えることは、食物繊維の消化吸収を助けることにもなります。

枝豆は消化が悪くとうもろこしの様に未消化のまま排出されることもありますので、少し長めに茹でた方が良いかもしれません。

与え方としてもこの点に考慮して細かく刻んだりスプーンの背などで潰すなどして与えることが望ましいです。

ミキサーなどでペースト状にするのも良さそうですね。

犬はよく噛まずに飲み込んでしまう傾向が強い上に、枝豆は表面がつるつるしていて丸呑みし易い形状にもなっていますので、気を付けてあげて下さい。

枝豆をさや(皮)ごと与える飼い主さんはいらっしゃらないかと思いますが、人間同様こちらも必ず取り除いて与えて下さい。

さや(皮)は硬くほとんど消化すること出来ない部分になります。

その為、胃腸を傷付けてしまう可能性もありますので、さや(皮)ごと盗み食いされない様に注意して下さい。

そして、枝豆と言えば冷凍食品が思い浮かぶと思いますが、冷凍されることにより栄養価が落ちることはほとんどないそうですので、こちらを利用することも基本的には問題はありません。

ただ、人間用に調理されていますので塩分などの味付けがされていないものを選んで下さい。

与える量としては大量に与えることは望ましくない為、いつものドッグフードに数粒トッピングとして乗せる程度から始めて、愛犬の適量を探してみるのが良いと思います。

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まとめ

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今回は枝豆の良い点枝豆を与える際の注意点与え方などをお伝えしました。

枝豆は若い大豆であり、豆類と野菜の栄養素を兼ね備えた優秀な食材であるということが分かりました。

ただ、消化が悪い他の野菜と比較して高カロリーであるなどの理由から、ワンちゃんに大量に与えてしまうのは余り良くないとのことでした。

人間が食べる際にも(特にダイエット効果など)賛否両論ある枝豆ですから、数粒程度のトッピングとして使用するのが良いのかなと感じました。

しかし枝豆は、豊富な栄養素が魅力的であり人間に取っても身近な食材ですから、ワンちゃんの食事にも上手く取り入れていきたいですね。

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