犬の目の病気?目やにや充血、白濁から分かる症状と治療法

犬の目の病気のサインは目やにが大量に出たり、充血したりと発症に気付き易いものも多く、比較的病気が進行しない内に治療することが可能です。

目やにや痛みが出ない病気もありますが、そういった病気は目の色目の大きさなどでチェック出来ます。

毎日のスキンシップや犬をただ見つめるだけでも、その異変に気付ける場合もあるのです。

今回は犬によくある目の病気症状原因治療法その病気になり易い犬種、をお伝えします。

あれ?何か目がおかしい?と思ったら参考にしてみて下さい。

スポンサーリンク

結膜炎

dog-432683_640

結膜とは眼球の白目からまぶたを繋ぐ半透明の膜のことを言い、この膜は上下のまぶたの裏側と白目の表面を覆っています。

結膜炎は、この結膜が炎症している状態で、犬の目の病気の中でも最もよく見られるものです。

目の上部下部どちらにも発症し得る可能性があり、特に上部にある結膜の方が炎症を起こしやすい様です。

結膜炎の症状

●黄色や緑色の目やにが出る

●白目が赤く充血する

●涙目になったり、涙が大量に出る

●まぶたやその周りが腫れる

●かゆみや痛みが出る

●まばたきが多くなる

犬は通常、正面からは黒目しか見えませんので、まぶたをめくってみると白目が充血しているかどうかが確認出来ると思います。

目やにの色が黄色や緑色でしたら、チェックしてみて下さい。

また、かゆみや痛みが出ていると、前足で目をこすったり床や壁に顔をこすりつけたりという様な動作が見られます。

そういった行動が見られる場合は、まぶたなど目の中をチェックしてみると良いと思います。

結膜炎の原因

●ウイルスや細菌の感染

●アレルギー

●物理的な刺激

●異物の侵入

細菌ウイルスの感染によるものが多い様ですが、その原因は様々です。

一口に物理的な刺激といっても、

目にゴミが入るなどの軽度なものから、

トリミングの際のシャンプーなどが充分に洗い流し切れていなかったという様なもの、

お散歩中に草木にぶつけてしまったり、おもちゃなどで遊んでいる時や他の犬とじゃれあっている時に誤っておもちゃが目に入ってしまった、

など何気ない普段の生活の中にも発症の原因は有り得ます。

結膜炎の治療や対処法

●点眼薬や眼軟膏

●異物の除去

●洗浄

●目の周りの毛をカットする

治療には主に、原因に応じた炎症を抑える点眼薬や眼軟膏などが用いられます。

感染の場合は抗生物質の点眼や軟膏を使用し、アレルギーでは抗炎症薬が使用されます。

全身性の病気が根本的な原因になっている様ならば、そちらの病気も平行して治療します。

異物の侵入が認められる場合は、まずそちらを取り除くことから始めます。

目の周りの毛が目に入るなどの毛からの刺激が原因なら、その毛をカットしたり抜いたりします。

シャンプーなどの化学薬品が原因であれば目を洗浄し、目の周りもほう酸水などを使用して清潔にします。

かゆみや痛みの為に犬がどうしても目をかいたりこすったりしてしまう場合は、エリザベスカラーを使用し目を守ります。

また、出来るだけ他の動物とは隔離をして接触を避け、病気をうつさない様に心掛けましょう。

結膜炎にかかりやすい犬種

●シーズー

●シュナウザー

●ダックス

●チワワ

●パグ

●ブルドック

●ペキニーズ

目が大きい犬種などに注意が必要です。

スポンサーリンク

角膜炎

chihuahua-453063_640

角膜とは黒目の部分を覆っている透明な膜のことを言い、角膜炎はこの膜が炎症している状態です。

この角膜は浅い層から深い層までの5つもの層から出来ています。

実は角膜炎といっても様々な種類があり、表層性角膜炎という表面の浅い層に発症するものや、深層性角膜炎という角膜の奥の深い層に発症するものなどがあります。

また角膜炎は進行性の病気で、放っておくと角膜が白く濁ってきたり、その部分に腫れを伴ってきたり、かなり悪化しているとパンヌスという血管新生が見られたりもします。

軽度の場合はそれほど痛みはありませんが、進行していくと痛みも出てくるようになり、目やにが出て目の周囲が汚れてきます。

角膜炎の症状

●痛みが出る

●涙や目やにが多くなる

●まぶしがったり、目をしょぼしょぼさせる

●まばたきが多くなる

●目が白く濁る

●まぶたが痙攣する

●目がふくらむ

●新生血管(パンヌス)や瘢痕が見られる

痛みが出てくると、目を足でこすったり床や壁に顔をこすりつけたりするなどの行動が出てきますので注意して下さい。

新生血管(パンヌス)とは角膜表面に直線から枝状の毛細血管が伸びてくることを言い、表面から浅い場合は枝状に見え、表面から深い場合は直線状に見える傾向にあります。

進行するにつれて様々な症状が出てきたり、結膜炎を併発することもありますのでそちらにも気を付けましょう。

角膜炎の原因

●異物の侵入などによる物理的な外傷

●慢性的に目の周りの毛やまつ毛などが目に入りやすくなっている

●ウイルスや細菌の感染

●アレルギー

●代謝障害

目に異物などが入ってしまった時に、目を強くこすってしまったりすることで角膜に傷が付き炎症が起こるケースが多い様です。

結膜炎と同様に角膜炎も、シャンプーなどの刺激物や化学薬品の洗い残しが原因になったり、お散歩やスキンシップ中などにうっかり角膜を傷付けてしまったりと、日常のあらゆる場面で角膜の炎症の原因を作ってしまう可能性があります。

また内科的な感染症アレルギー疾患免疫性疾患からの発症や併発代謝障害による原因などもあるそうです。

角膜炎の治療や対処法

●点眼薬や眼軟膏

●異物の除去

●洗浄

●目の周りの毛をカットする

治療は主に、その原因を取り除き炎症や感染を抑える点眼薬眼軟膏などが用いられます。

抗生物質抗炎症薬角膜障害治療剤を使用します。

アレルギー全身性の病気が根本的な原因になっている場合は、そちらの病気も平行して治療します。

結膜炎同様、外傷や炎症の原因である異物が侵入したままである場合は、まずそちらを取り除くことから始め、目や目の周りを清潔に保ちます。

『結膜炎』項の『結膜炎の治療と対処法』もご参照下さい)

角膜が傷付いていると聞くと怖いイメージがありますが、 免疫力が正常であれば角膜は自然に修復され、7日から数週間の内に炎症などが治まってきます。

しかし、症状が進行失明の危険性があったり日常生活が困難であるという場合には、その原因である遊離上皮の除去角膜の表層切除などの外科手術が必要な場合もあります。

また、傷の修復を早める為に角膜用接着剤が使用されたり、角膜移植が行われることもあります。

潰瘍などが出来る程悪化してしまっていると、傷が治った後も角膜が白く濁ったままになってしまったり、黒い跡が残ってしまうこともあるそうですので、異変を感じた際には早目の受診をおすすめします。

角膜炎にかかりやすい犬種

●チワワ

●シーズー

●パグ

●チン

●ボクサー

●シュナウザー

●ダックス

●ブルドッグ

●ペキニーズ

目が大きく飛び出し気味で、鼻が短く小さい犬種に注意が必要です。

スポンサーリンク

ぶどう膜炎

puppy-1004695_640

ぶどう膜とは虹彩・毛様体・脈絡膜などの血管やメラニン色素を豊富に含んだひと繋がりになっている膜の総称をいいます。

その色や形がぶどうに似ていることからぶどう膜と呼ばれています。

ぶどう膜炎とはこの膜が炎症している状態です。

虹彩目に入る光の量を調整する絞りの機能を、毛様体はその絞りを調整する筋肉として、脈絡膜眼球や網膜に酸素や栄養を与える役割を果たしています。

その各々の箇所で起こった炎症を、虹彩炎毛様体炎脈絡膜炎と呼び分けることもありますが、多くの場合は各々を伴って発症している為、その総てをひとまとめにしてぶどう膜炎と呼ばれています。

ぶどう膜炎の症状

●角膜の裏側が濁る

●虹彩が変形する

●瞳孔が縮む

●まぶしがる

●涙や水っぽい目やにが増える

●目が充血する

●かゆみや痛みが出る

目の中を覗き込まないと分からない症状もありますが、目の充血や涙や目やにが多く出るなどの分かり易い症状もあります。

その様な異常痛みかゆみといった違和感から、犬が目をしょぼしょぼさせていたり、足で目をかいたり床や壁などに顔をこすりつけていたら注意して下さい。

ぶどう膜炎の原因

●ウイルスや細菌、寄生虫などによる感染

●物理的な外傷

●アレルギー

●免疫疾患

●その他(白内障など)の疾患から

細菌やウイルスによる感染や、眼球の外傷により炎症を引き起こしているケースが多い様です。

腫瘍・角膜炎・結膜炎・白内障・水晶体の脱臼やぐらつき・歯周病・などの病気からぶどう膜炎を発症する場合もありますが、原因がよく分からないこともあるそうです。

遺伝ワクチン接種(ケンネルコフ)後に発症することもある様ですので、注意が必要です。

こちらの記事もご参照下さい。

本当に怖い犬の歯周病!その症状や原因、治療について

犬のワクチンの種類って?時期や回数、副作用など接種前に知りたいこと色々

ぶどう膜炎の治療や対処法

●点眼薬や眼軟膏

●結膜下注射

●投薬

原因や症状に応じて、抗生物質免疫抑制剤などの他、眼圧を下げるお薬やステロイドなどの消炎剤鎮痛剤などが使用されます。

別の病気によりぶどう膜炎が引き起こされている場合は、そちらの病気の治療が優先される場合もあります。

炎症が長引くと網膜剥離が起こったり、初期に下がった眼圧が後に徐々に上昇し緑内障などを併発し、最悪失明することも有り得る病気ですので適切な処置と治療が必要となります。

ブドウ膜炎にかかりやすい犬種

●シベリアンハスキー

●サモエド

●秋田犬

●シェットランドシープドッグ

ぶどう膜炎と水晶体への色素沈着を起こす色素性ブドウ膜炎などは、ゴールデンレトリバーに多くみられ、秋田犬には遺伝的にぶどう膜炎にかかりやすい病気があるそうです。

スポンサーリンク

チェリーアイ(瞬膜露出症)

dog-643980_640

瞬膜とは目の鼻側にある、まぶたと眼球の間に見える膜のことを言います。

この瞬膜の裏側にある瞬膜腺という腺組織が炎症を起こし赤く腫れ上り、瞬膜の外に飛び出してしまう状態をチェリーアイ(瞬膜露出症)といいます。

瞬膜腺が目頭から突出し赤く盛り上がる様子がサクランボに似ていることから、チェリーアイと呼ばれています。

瞬膜は第三眼瞼腺とも呼ばれており、上まぶた(上眼瞼)下まぶた(下眼瞼)に続く第3のまぶたでもあります。

チェリーアイ(瞬膜露出症)の症状

●目頭から黒目にかけて膜が広がる

●目頭が赤く腫れ上がる

●まばたきが多くなる

●目を細めるしぐさが見られる

●涙が多く出る

●白目が充血する

瞬膜腺が突出するという目で見て分かり易い症状な為、その異常には早期に気が付くことが出来ると思います。

犬が盛り上がった目頭を気にして足や床などでこすってしまったり、炎症を起こして腫れた部分が結膜や角膜を刺激してしまい、結膜炎や角膜炎を併発する恐れもありますのでそちらにも注意が必要です。

チェリーアイ(瞬膜露出症)の原因

●先天的な要因

●何らかの外傷による瞬膜の炎症

原因のほとんどは先天的なものだといわれています。

瞬膜と瞬膜腺との結合組織が生まれつき欠けていたり弱かったりすると、瞬膜腺が瞬膜の外に飛び出し易くなってしまう様です。

また、目や目の周りの何らかの外傷刺激により瞬膜が炎症を起こしてしまい腫れ上がってしまうこともあり、目の奥に腫瘍があった場合などにも発症する可能性があります。

チェリーアイ(瞬膜露出症)の治療や対処法

●点眼薬や眼軟膏

●切除手術

●内服薬

飛び出している部分が小さく症状が軽度であれば、抗炎症薬などが使用されます。

飛び出している部分が大きい場合や、小さくても何度も再発を繰り返している場合などは、瞬膜腺切除などの外科手術が行われます。

この外科手術の際には、目の表面を保護する涙の約半分を作っている瞬膜腺を出来るだけ残す様な方法が取られますが、切除後はドライアイなどの他の症状を起こし易くなってしまう様です。

こちらの記事もご参照下さい。

目が乾くのに人間とは違う犬のドライアイ、その原因と治療法

チェリーアイ(瞬膜露出症)にかかりやすい犬種

●ビーグル

●ペキニーズ

●コッカースパニエル種

●ブルドッグ種

●ハウンド種

●テリア

●シーズー

先天的に腺組織の結合が弱い犬種に発症し易く、比較的若い年齢の犬に多くみられる病気です。

スポンサーリンク

白内障

dog-792098_640

瞳孔の奥にある水晶体のたんぱく質に変化が起こり、少しずつ白く濁ることによって光が網膜に届き難くなる為に、視力などが低下する病気を白内障といいます。

人間の老化現象としても有名な目の病気ですが、犬にも同じ様な症状が出ます。

進行のスピードも人間同様に犬によって様々で、ゆっくり時間を掛けて年単位で進行していくケースもあれば、短期間の内に急速に進行しあっという間に視力を失ってしまうケースもあります。

早期の発見治療によりその進行を遅らせることが可能な病気ですので、老犬には特に気を配ってあげて下さい。

こちらの記事もご参照下さい。

愛犬家に絶対読んでほしい!犬の健康を守る14個の老化チェック

白内障の症状

●瞳孔の奥が白く濁る

●よろけたり何かにぶつかったりする

●視力が低下する

●歩行がぎこちなくなる

●視野が狭くなる

●階段などの段差につまずく

痛みが伴ったり、目やにや涙がひどく出る様な症状が起こる病気ではない為、毎日の経過観察などが必要になります。

目の白濁が進んでいくと視力などが低下していきますので、日常生活の中でもあれ?と思うことが多くなります。

何かにぶつかったりつまずいたり、お散歩がぎこちなくなったりと歩行中の異常が気付き易いかと思います。

しかし白濁の範囲が狭い初期段階の内や、症状が進行しても勝手知ったる我が家やお散歩道などでは、犬はその身体能力により人間が思うよりも数段に支障なく行動することが出来てしまいます。

その為歩行の異常がみられたり、目の濁りがひどくなるまで発症に気付き辛い場合もあります。

白内障の原因

●加齢

●その他の疾患から

●遺伝

主な原因は人間同様、加齢による視力の衰えなどからです。

はっきりとした理由は分かっていないのですが、代謝異常衰えにより水晶体のタンパク質が変性を起こす為ではないかと言われています。

糖尿病ぶどう膜炎などの水晶体に影響を与えるような他の病気により、突発的に白内障が引き起こされる場合もあります。

5歳以下で発症したケースでは若年性白内障と呼ばれ、他の病気からの併発先天的に白内障になり易い遺伝である場合が多いとされています。

また、5歳以上からゆっくり徐々に進行していく場合は老年性白内障と呼ばれ、加齢による原因が多いと言われています。

白内障の治療

●点眼薬や眼軟膏

●内服薬

●外科手術

●その他の疾患からの場合はその治療

視力が失われていない段階での治療は、点眼薬眼軟膏といった直接患部にアプローチするものや内服薬などを使用します。

残念ながら点眼薬などで白い濁りを取り去ることは出来ないのですが、病気の進行を遅らせることは可能です。

対処療法にはなってしまいますが、加齢性の白内障には有効な手段と言えるでしょう。

白濁がひどく進行してしまい日常生活が困難になっている場合や、水晶体が融解して網膜剥離ぶどう膜炎などを引き起こしたり、失明の恐れがある場合には水晶体を取り除く外科手術が行われます。

除去した水晶体の代わりに人工の眼内レンズを装着することもあるそうです。

しかし手術をしても完全に視力が回復するわけではありませんので、やはり早期発見早期治療が望まれます。

糖尿病などの他の病気が原因の場合には、その治療が優先されることもあります。

若年性や先天的な白内障の場合は先々を考え外科手術を選ぶことも多い様ですが、加齢による白内障の場合は日常生活に差し支えが無いのであければ、手術による犬への負担やリスクを考慮し、進行を遅らせる対症療法を選ぶ飼い主さんが多い様です。

その際には愛犬への適切なケアやサポートが必要となります。

白内障にかかりやすい犬種

●ゴールデンレトリバー

●ダックス

●ビーグル

●コッカースパニエル

●プードル

●シュナウザー

●テリア

●シベリアンハスキー

●シェルティー

その他老犬などによくみられます。

スポンサーリンク

緑内障

beagle-puppy-2681_640-1

角膜と水晶体の間には房水と呼ばれる、目の水分量を常に一定に保ったり、組織に養分を供給する働きをしている液体が流れています。

これが正常に排出されないことにより過剰に溜まり、眼圧を異常に上昇させ網膜や視神経が圧迫される病気を緑内障と言います。

視覚障害が起きたり、最終的には失明に至ってしまう恐ろしい病気です

また緑内障には急性緑内障慢性緑内障とがあります。

緑内障の症状

●目の色が赤や青灰色に変わる

●強く充血する

●激しい痛みが出る

●瞳孔が開く

●涙が出る

●まぶたが痙攣する

●目が飛び出したり、大きくなる

●視野が狭くなる

●視力が低下する

緑内障というと白内障のように名前のまま目が緑色に変色する病気だと思ってしまいがちですが、赤くなることの方が多いそうです。

初期段階では痛みに眼を細める程度だったり、目が真っ赤になったり大きく飛び出す様に膨らんだりといった、一見軽度に思える様な症状が出ます。

しかし病気が進行していくと、眼圧の上昇により強い痛みが出る為、痛がって吠えたり目を開けていられない状態になります。

目を痛そうに細めたり、閉じていたら早い段階で受診することが、緑内障の慢性的な発症末期による失明を防ぐ為に大切だと言えます。

また、角膜にヒビが入っている様に見える場合には、視神経や網膜に大きなダメージが起きている可能性が高まります。

その際には、既に視力の低下がかなり進んでいたり、失明している可能性もありますので、早急に受診し適切な処置を受けて下さい。

緑内障の原因

●眼圧の上昇

●その他の疾患から

●遺伝

眼圧の上昇は、房水という角膜と水晶体の間を流れる目の水分量を常に一定に保ったり、組織に養分を供給する働きをしている液体が、正常に排出されず過剰に溜まってしまうことにより起こります。

その高眼圧により網膜や視神経が圧迫され、視覚障害などが引き起こされることが緑内障の原因です。

これには先天的な要因後天的な要因がありますが、ぶどう膜炎などの他の目の病気が原因となる続発性のものもあります。

その他、眼内に炎症外傷がみられたり、腫瘍が出来ていたり、水晶体の異常などの原因が考えられる場合もあります。

緑内障の治療

●点眼薬や眼軟膏

●内服薬

●レーザー治療

●外科手術

●その他の疾患からの場合はその治療

緑内障は一度発症してしまうと視力や視野の回復をはかるのは難しい為、病気の進行を食い止める治療を行うことになります。

眼圧を下げる為に房水が作り出されるのを抑えたり房水の排泄を促す様な点眼薬や内服薬などを使用します。

その他、瞳孔を閉じる効果のある縮瞳剤や、水分の排出を促す利尿剤などが使用される場合もあります。

レーザー治療などの外科的治療も、眼圧のコントロールを目的に行われます。

外科手術で眼房水の流出をうながす場合もありますが、ほとんどの外科手術は末期まで進行した痛みを取り除く為の眼球摘出手術になります。

緑内障にかかりやすい犬種

●シーズー

●コッカースパニエル

●ビーグル

●チワワ

●マルチーズ

●コーギー

●柴犬

柴犬・シーズー・コッカースパニエル・チワワなどの犬種は、遺伝的に緑内障を発症し易いといわれています。

スポンサーリンク

まとめ

pet-423398_640

今回はワンちゃんの目の病気についてお伝えしました。

人間と同じ病気も多々あり、軽度な炎症の病気から手遅れになると失明の危険もある病気、加齢によるものなど様々でした。

ですがどの病気も、早期発見・早期治療がとても重要だということが分かりました。

目やにや涙が大量に出る、その目やにの色や粘度が普段とは違う、目が赤く腫れ上がり大きくなる、目頭がふくらむ、目の色が白や赤・青灰色に変わる、など共通した症状も多くあり、素人目ではその症状がどの病気からくるものなのか分かりかねてしまうものもあったと思います。

人間同様にワンちゃんにとっても視力は大事なものですので、目や目の周りの異常を感じた際には、軽度であっても自己判断せず早急な受診をおすすめします。

そしてその異常に早く気付く為にも、日頃からワンちゃんの目や目の周りをよく観察することだけでなく、視力の低下や視野が狭まることに伴う歩行困難などが起きていないかに気を配り、ワンちゃんの生活全般を通して注意してみて下さい。

関連記事として

犬の目やには色に注意!病気の判断や取り方まで

犬の涙が多い?涙を流す原因は?涙にまつわる目の病気と涙について

犬の涙が止まらない!涙やけの原因と詳しいケア法

目が乾くのに人間とは違う犬のドライアイ、その原因と治療法

愛犬家に絶対読んでほしい!犬の健康を守る14個の老化チェック

これらの記事も合わせてお読み下さい!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加