ドッグフードの選び方が分からない方に!タイプ別、サイズ別、年齢別、目的別の特徴

ドッグフードの原材料栄養素などを確認したり、調べてみたりしてドッグフードを選ぶことも勿論大切ですが、その前にまずどの様なドッグフードあるのかということや、成分ではなくどんなことを基準に選んだら良いのかを知ることも大切だと思います。

今回はタイプ別・サイズ別・年齢別・目的別にそれぞれのドッグフードの特徴をお伝えしますので、ドッグフードの選び方のひとつとして参考にしてみて下さい。

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ドッグフードのタイプ

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ドッグフードは水分含有量により、大きく分けて3種類のタイプに分類されています

一般的に犬は水分含有量の多いドッグフードの方が美味しいと感じるそうです。

ドライフード

ドッグフード中の水分含有量が10%以下のものが、ドライフードに分類されます。

水分含有量が13%以上になってしまうとカビが生えてしまったりしますので、水分含有量を12%以下に保つ必要があり、多くのメーカーは安全性を配慮して水分含有量を10以下としています。

最も一般的な固形状に乾燥させたドッグフードは基本的にこちらになります。

水分含有量が少なく加熱処理されているので品質が変化しにくく、置き餌に適しており長期間の保存が可能な為、簡単に与えることが出来るというのが特徴です。

種類粒(キブル)のサイズなども豊富なので、犬種体のサイズ年齢アレルギーなどの体質などに合わせて選べます。

また、ドッグフードの中では1番硬く歯に付きにくいので、よく噛むことで歯が丈夫となり歯垢が付きにくくなります。

開封すると酸化が始まってしまう為、開封後は直射日光を避け密閉保存が望ましいです。

セミモイスト(ソフトドライ)

ドッグフード中の水分含有量が25~30%のものが、セミモイストに分類されます。

一般的に半生タイプといわれるしっとりとした柔らかい食感で、ドライフードとウェットフードの中間にあたる固形タイプのものがこちらになります。

似たタイプでソフトドライというものがあるのですが、水分含量は同じでも加熱発泡処理されているものがソフトドライ、加熱発泡処理されていないものセミモイストとして区別されています。

ドライフードより水分含有量が多くても缶詰などのウェットフードの様に密封されているパッケージではないことが多く、品質が変化し易いので保存には注意が必要となります。

柔らかく食べ易いので、少し食欲が落ちた時歯や顎の力が弱い子犬や高齢犬などに向いています。

ウェットフード

ドッグフード中の水分含有量が75%以上のものが、ウェットフードに分類されます

缶詰やレトルトパウチに入っている食べ易いペースト状などのタイプのものがこちらになります。

ウェットフードは嗜好性が高く、食欲をそそる食感と匂いがするので犬の満足度が高いといわれています。

水分含有量が多いので食事と一緒に水分を摂取することも出来る為、子犬脱水症状を起こし易い高齢犬病気や出産などで食欲が低下している場合や、歯が弱い犬噛むことが難しい犬にも適しています。

そのまま与えるだけでなくドライフードに混ぜたりトッピングしたりなどしても使用出来ます。

缶詰など開封前であれば長期保存が可能ですが、開封後は品質が変化し易いので冷蔵庫で保管するなど注意が必要です。

また、柔らかいウェットフードは余り噛まなくてもいい為、犬の顎の力が弱くなったり、歯に付着し易く食べかすも残り易いので歯垢や口臭などの原因になってしまうということにも、気を配らなくてはなりません。

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サイズ別・犬種別

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ドッグフードは犬のサイズ(体重や種類)犬種によっても種類分けされています。

犬のサイズ(体重や種類)によって必要なカロリー栄養素調整されていたり、特定の犬種別にその身体的特徴発症し易い病気などに配慮した栄養バランスで作られたドッグフードがあるのです。

パッケージに書かれているサイズ(体重や種類)・犬種別に探すことが出来る為、ドッグフード選びに迷った際に目安になりやすいと思います。

超小型犬・小型犬

主に成犬時の標準体重が1〜3kg程度の犬が超小型犬といわれ、10kg以下の犬が小型犬といわれています。

超小型犬や小型犬はサイズ別の中でもカロリーの消費量が最も多い為、カロリーが高めに作られているドッグフードが多いのが特徴です。

胃などの消化器官も小さい為、1回の少ない食事量で必要なエネルギーを摂取出来る様に、消化が良く吸収性に優れたドッグフードが多くみられます。

口や顎も小さいのでそのサイズに合った小さめの粒(キブル)になっていたり、歯周病口臭などの口内トラブルも多い為、しっかり噛み砕くことで歯磨き効果を得られたり、歯垢などが付着し辛い工夫がされています。

また、超小型犬や小型犬は食いムラが多い傾向がありますので、食いつきやすい嗜好性の高い原材料を使ったものも多いようです。

他のサイズや犬種のドッグフードに比べて種類が豊富ですので、色々なタイプのドッグフードを試し易いと思います。

中型犬

主に成犬時の標準体重が11〜25kg程度の犬が中型犬といわています。

中型犬は活発で運動量が多く運動能力も高いので、健康な筋肉を維持する為に必要なたんぱく質やビタミンやミネラルなどの栄養素のバランスが取れたドッグフードが多いのが特徴です。

また、運動量が多いということは運動することによって体内で作られる、抵抗力や免疫力を低下させる活性酸素の量も多くなりますので、それらに配慮したドックフードも多くみられます。

中型犬のドッグフード選びは、同犬種内でも体重や体格などにバラつきが多く見られるケースが多く、他のサイズの犬と比べて合ったものを見付け辛い傾向にあると言われています。

その為、粒(キブル)のサイズも一般的に中型犬向けとされている中粒以外にも、小粒なものや大粒なものなど種類が豊富です。

愛犬にどのサイズの粒(キブル)が合うのか分からない場合には、色々試してみるのも良いと思います。

大型犬・超大型犬

主に成犬時の標準体重が25〜40kg程度の犬が大型犬といわれ、それ以上の体重の犬が超大型犬といわれています。

大型犬や超大型犬はその大きな体を支える為の骨や関節全身に血液を循環させる為の心臓に負担が掛かりやすい為、それらをサポートする栄養素などが配合されたドッグフードが多いのが特徴です。

他サイズの犬に比べて消化器官が敏感なので、胃や腸内環境に配慮されたドッグフードも多くみられます。

また、大型犬や超大型犬は、よく噛まずに飲み込みがちに食事をする傾向にありますので、胃などでふやけやすく消化に負担が掛からない様に考慮されてもいます。

その為、粒(キブル)の大きさもよく噛める様に、体格に見合った大粒のものや噛み砕き易い形状のものが多いようです。

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年齢別

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ドッグフードは犬の年齢によっても種類分けされています。

犬も人間同様に年を取るにつれて運動量や基礎代謝が低下し、必要なカロリーや栄養素も変化していきます。

成長期の子犬に考慮されたドッグフードであったり、加齢により歯や噛む力が弱くなった老犬に考慮されたドッグフードなど、カロリーや栄養素だけでなくそのライフステージに合わせたドッグフードを選ぶことも大切です。

子犬(パピー)

子犬(パピー)とは、生後2ヶ月から約1年(大型犬の場合は1年半程)の成長期にあたる時期をいいます。

犬は生まれて半年程で急成長し約1年で成犬になりますので、その分多くのカロリーや栄養素が必要となり、成犬になるまでの食事というのはとても重要になってきます。

子犬用のドッグフードは、免疫力をサポートし少量でも高カロリーで栄養価が高く、消化器官や栄養分の吸収能力が未発達な子犬でも吸収しやすい様に配慮されたものが多いのが特徴です。

また、消化や吸収を助ける為に粒(キブル)は小さいものも多く、噛み易い形状のものが多いようです。

それでも食べ辛そうであるのならば、お湯などでふやかしてみたり、ふやかしたものをスプーンの背などで潰してペースト状にすると食べ易くなります。

子犬の成長の為には食べるということがとても重要なことなので、食いつきが良いドッグフードを選ぶということも大切ではありますが、高カロリーなだけに太り過ぎには注意が必要でもあります。

成長段階に合わせて様子を見ながら、適切な量やドッグフードを選んで下さい。

成犬

成犬とは、1歳から7歳にあたる時期をいいます。

成犬のドッグフードは、子犬の時期ほどではなくとも多くのカロリー栄養素を必要とし、食べる量も多くなることを考慮したドッグフードが多いことが特徴です。

粒(ギブル)の大きさや形、食感や匂いなど様々な種類や形態のドッグフードがあり、個々の犬の好みや特性に合わせて選べるだけでなく、将来発症し易い病気などを考慮して選ぶことも出来ます。

歯周病対策関節への負担サポート、低カロリーなダイエット食など療法食まではいかないまでも、様々な目的別のドッグフードも多いようです。

食べ盛りでもありますので肥満には十分に注意して下さい。

高齢犬(シニア犬)

高齢犬(シニア犬)とは、7歳以上にあたる時期をいいます。

加齢により基礎代謝や免疫力が低下し、身体機能だけでなく消化機能なども衰えていきます。

高齢犬のドッグフードはそういった要素を補う為に、免疫力をサポートし栄養バランスが良く、消化吸収され易いように考慮されたものが多いのが特徴です。

また、高齢犬特有の加齢による口臭予防関節ケアなど、目的別のドッグフードをわざわざ選ばなくても高齢犬の健康維持の為に必要な栄養素として、標準的に配合されているものも多く見られます。

歯や顎の力が弱くなることも考慮した大きさや柔らかさの粒(ギブル)も多いようです。

同じ高齢犬でも、余り運動をしなくなったり食事の量が減ったりといった場合には、少量でも高カロリーで吸収に優れたドッグフードを選んだり、逆に余り運動をしなくなったのに食事の量は変わらないという場合には、同じ様に吸収に優れながらも低カロリーなものを選ぶなど、個体差に合わせた選び方も必要になってきます。

高齢期と呼ばれる7歳頃になると、目には見えないところから体の老化が始まっていくと言われています。

今までと変わらない様に見えても、この位の年齢から食事を切り替えていくことが長生きの秘訣かもしれません。

こちらの記事もご参照下さい。

愛犬家に絶対読んでほしい!犬の健康を守る14個の老化チェック

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目的別

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目的に合わせたドッグフードもたくさん出ています。

ここでは代表的なものをご案内します。

ダイエットフード

ドッグフードでのダイエット方法は、大きく分けて2つあります。

カロリーの摂取量を減らす為にドッグフードを低カロリーに変える方法と、筋肉を増やし基礎代謝を上げることにより脂肪を燃焼しやすい体を作る為に、ドッグフードを高たんぱく質のものに変える方法です。

また、ダイエットドッグフードと一口に言っても、『減量用』とされているものと『体重維持用』とされているものがあります。

まず、減量用とされているものは、適正体重よりも太ってしまった場合に元の体重に戻す為のカロリーや栄養バランスが考慮されているのが特徴です。

次に、体重維持用とされているものは、避妊や去勢をしたり、太り易い体質であったり、運動不足だったりする犬用にカロリーや栄養バランスが考慮されているのが特徴で、減量用とされているものよりカロリーカット率が低いものが多いようです。

各メーカーやブランドによりカロリーのカット率は異なりますし、パッケージへの表記の仕方も違うようですので色々見比べてみるのが良いかと思われます。

低カロリーなだけなく腹持ちが良かったり、ゆっくり食べられる様な形状の粒(キブル)になっているものが多いのもダイエットフードの特徴です。

ダイエット食を与える場合は、今まで食べていた量をいきなり減らしてしまうと犬のストレスにもなってしまいますので、まずはカロリーの低いドッグフードに切り替えてから、1週間位掛けて毎日徐々に量を減らしていくと無理なくダイエットを進められます。

こちらの記事もご参照下さい。

犬のダイエットは計画的に!食事や運動などの方法色々

療法食

一般的に動物病院などで獣医さんの診察の元にすすめられるドッグフードになります。

療法食を与え食事管理をすることにより、その疾患の症状軽減や完治などが見込めるというものです。

結石アレルギー性皮膚炎腎臓系の病気など食事管理が必要な場合に多く用いられます。

関節に関してもそのケアに特化した療法食が出ていますし、妊娠期や授乳期に適した療法食というものもあります。

一見便利そうですが、予防のつもりで疾患の症状が出ていない健康な犬が食べた場合に逆に何かしらの疾患に掛かってしまうということも有り得ますし、犬の病気や症状に合わせて選ぶことが重要ですので、療法食を選ぶ際には獣医さんや販売店のスタッフさんなどに相談してみて下さい。

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まとめ

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今回はドッグフードの選び方のひとつとして、タイプ別・サイズ別・年齢別・目的別にそれぞれのドッグフードの特徴をお伝えしました。

それぞれ個別の項でご案内しましたが、ワンちゃんのサイズ(体重)犬種年齢目的などを総合的に考えてドッグフードを選ぶことが相性の良いドッグフードに辿り着ける近道だと思います。

その上でワンちゃんの好みに合うドッグフードが見付かると良いですね。

また、ワンちゃんの食欲が無い時や太ってしまった時など、いつものドッグフードとは違うものを一時的に取り入れたい時などにも、こちらを参考にしてみて下さい。

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