芯の誤飲に注意!消化やアレルギーが心配なとうもろこしを犬が食べてもいいの?

犬が美味しそうに上手にとうもろこしを食べている動画をよく見かけます。

しかし、とうもろこしを与えてみたり、盗み食いされたことのある飼い主さんならば御存知の様に、とうもろこしはウンチに未消化のまま出てきてしまいます。

人間でも同じことがある位ですから、そういった点でも消化の悪さからとうもろこしを与えても良いものか悩んでしまうところですよね。

今回は、とうもろこしの良い点与える際の注意点とうもろこしの与え方をお伝えします。

最大の注意点であるとうもろこしの芯について共々、参考にしてみて下さい。

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とうもろこしの良い点

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とうもろこしの栄養素

犬にとうもろこしを与えることは、基本的に問題ありません

とうもろこしの主な成分は炭水化物になります。

また、ビタミンB1B2ビタミンCビタミンEなどのビタミン類を豊富に含んでいます。

ミネラル類ではモリブデンカリウムマグネシウムカルシウムなどが含まれ、食物繊維も豊富でタンパク質カロテン葉酸なども含まれています。

とうもろこしの代表的な栄養素はこちらです。

●炭水化物

人間と同じ様にエネルギー源となる成分です。

近年までは、犬の唾液には炭水化物に含まれるデンプンなどを分解するアミラーゼという酵素が含まれていない為、炭水化物を与えることは良くないとされてきました。

しかしDNAなどの研究により、デンプンを消化する能力を持っているという科学的証明になる論文が2013年に発表されています。

それでも、犬に炭水化物は必要か?不必要か?は依然賛否の分かれるところではありますが、三大栄養素とも言われている成分には違いありません。

しかし、ガンはブドウ糖をエネルギーに増殖すると言われていますので、ガン闘病中の犬は炭水化物を接種しない方が良いと言われていますので、注意が必要です。

●ビタミンB1

炭水化物をエネルギーに変える栄養素です。

代謝を助ける成分でもあり、皮膚体毛粘膜などを健康に保ってくれます。

●ビタミンB2

こちらも脂質糖質たんぱく質などをエネルギーに変える栄養素です。

代謝を助ける成分でもあり、皮膚体毛粘膜などを健康に保ってくれます。

また、ビタミンB2には抗酸化作用もあると言われています。

食い付きが良い

とうもろこしの甘みが好きな犬は沢山います。

勿論犬によって好みはありますがこの食い付きの良さを利用して、食の細い犬食欲が落ちている老犬療養食やダイエット食などを食べたがらない犬の食事のトッピングなどに使うことが出来ます。

とうもろこしだけを食べてしまわれない様に、ドッグフードをぬるま湯でふやかしてスプーンの背などで潰しペーストにして混ぜ込んでみて下さい。

逆にとうもろこしをミキサーなどに掛けペースト状にして、食事に混ぜてあげることも出来ます。

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とうもろこしを与える際の注意点

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芯は絶対に食べさせない

とうもろこしの芯はペットの誤飲の上位に入っている食べ物であり、万が一誤飲してしまった際にはとても危険な食べ物です。

何故ならば、とうもろこしの芯は硬く食物繊維の塊であるので、消化することが出来ないからです。

その為、ある程度噛み砕いて食べたとしても胃腸に詰まってしまう可能性が高く、開腹手術が必要となるケースも多く見られます。

嘔吐やウンチと一緒に排出されるケースもありますが、嘔吐の際に食道に詰まってしまったり、胃から腸に移動する際に詰まってしまえば腸閉塞になります。

そのどちらかに詰まってしまうことはなくても、食道にも戻れず腸にも行けず胃の中で芯がグルグルと滞留し腐ってしまう場合もあります。

そういったことから、誤飲や腸閉塞の症状がすぐに表れるとは限りません

数日~数週間、場合によっては数ヶ月後にやっとその症状が出てくることもあります。

運良く嘔吐やウンチと一緒に排出出来る大きさだったとしても、何日も掛けて芯がひとつずつ出てくるなど、数ヶ月は予断を許さない状況になってしまうケースも有り得ます。

万が一とうもろこしの芯を誤飲してしまった場合や誤飲の疑いがある場合には、早急に受診されることをおすすめします

また、犬の手が届く範囲にとうもろこしを置かないなど、誤飲してしまう可能性をゼロにすることも心掛けて下さい。

アレルギー

とうもろこしにアレルギー症状が出てしまう犬がいます。

一説では、頻繁に食べ続けることでアレルギーが出易くなるとも言われています。

どの様な症状がその位の度合いで表れるかは個体差がありますが、とうもろこしを与えた際に、

●皮膚を痒がる

●くしゃみ・鼻水

●目の充血・目やに

●脱毛

●元気が無くなる

●嘔吐

●下痢

などの症状が出た場合にはアレルギーを疑ってみて下さい。

大量に与えない

犬は元々野菜の消化吸収が苦手ですので、とうもろこしを大量に摂取してしまうと何かしらの問題が引き起こされる可能性があります。

食物繊維を大量に摂り過ぎてしまうことで便秘下痢になってしまったり、胃酸過多になり嘔吐してしまうこともあります。

また、腸内細菌の働きにより発酵されたガスが腸に溜まってしまう場合もあります。

これらは特に胃腸が弱っている時などに起こり易いとされていますが、消化吸収能力には個体差があります。

少しの量を与えただけでも便秘下痢嘔吐をしてしまう場合もありますし、多めに食べても平気な犬もいます。

犬によって適量が異なりますので、とうもろこしを与える際は犬の体調や食後の様子、ウンチなどに注意してみて下さい。

また、とうもろこしの皮セルロースという食物繊維が多く含まれているのですが、犬はこのセルロースを消化することが出来ません

その為、他の野菜に比べ消化器官に大きな負担を掛け易い食材であるとも言えます。

更にとうもろこしは炭水化物タンパク質が多い為、過剰に摂り過ぎてしまうと肥満の原因にもなってしまいますので注意が必要です。

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とうもろこしの与え方

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ここまでお伝えしました様に、とうもろこしは積極的に犬に与えなくても良い食材であるとも言えます。

消化や肥満の問題などもありますし、飛び抜けて栄養素が高いわけでもありません。

しかし『良い点』でお伝えした様な食い付きの良さを利用し、いつもの食事のトッピングなどに使用するという与え方があります。

その際には消化や栄養の吸収を助ける為に、必ずとうもろこしをすり潰して与えて下さい。

ミキサーなどでペースト状にしなくとも、出来るだけとうもろこしの皮を取り除いたり、細かく切り刻んだりと工夫をしてみましょう。

とうもろこしの皮を消化出来ないということは、皮の中にある栄養素を吸収出来ないということにもなりますので、すり潰すことを忘れないで下さいね

調理法としては、茹でるなどして加熱し軟らかくしてから与えることが望ましいです。

調理し易いとうもろこしとして缶詰などのコーンを思い浮かべた方もいらっしゃると思いますが、それらは栄養価が失われていたり、犬に良くない甘味料などの成分が入っている場合もありますので余りおすすめ出来ません。

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まとめ

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今回はワンちゃんにとうもろこしを与えるにあたっての、とうもろこしの良い点注意点とうもろこしの与え方などをお伝えしました。

とうもろこしの消化の悪さについては皆さんもご承知おきだったとは思いますが、とうもろこしの芯がこんなに危険なものであったというのは初めて知ったという飼い主さんも多かったのではないでしょうか。

誤飲の怖さについて改めて知ることも出来ましたし、正直積極的に摂取する食材でもないということが分かりました。

しかしとうもろこしの甘みが大好きなワンちゃんもいっぱいいますので、食い付きの良さを利用したトッピングだけでなく、おやつやしつけの際などにも応用してみて下さい。

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