ブロッコリーを犬に与えて良いの?芯は?スプラウトは?良い点と注意点

ブロッコリーは花野菜ですので、栄養素がとても豊富です。

しかし花のつぼみなだけに、犬に与えて良いものか?とちょっと悩んでしまったりしますよね。

芯(茎)や近年注目されているスプラウト(新芽)も、犬も食べれるのかな?と疑問になります。

今回は、ブロッコリーの良い点注意点芯(茎)スプラウトは与えても大丈夫なのか?はどの位与えてれば良いのか?など、犬にブロッコリーを与える際に知りたい色々をお伝えします。

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ブロッコリーの良い点

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栄養素が豊富

犬にブロッコリーを与えることは、基本的に問題ありません

ブロッコリーは各種ビタミン鉄分カルシウムなどミネラル類も豊富に含んでおり、とても栄養素が豊富な食べ物です。

食物繊維も豊富で、βカロテンの含有量も多く抗酸化作用にも優れていると言われています。

また、ガン予防に役立つ成分も含んでおり、近年注目されている野菜です。

ブロッコリーの代表的な栄養素はこちらになります。

●スルフォラファン

老化の原因になってしまう体の酸化を防ぐ、抗酸化作用があります。

また、発ガン物質の解毒酵素を活性化すると言われており、ガンの予防に繋がるとされています。

他にも糖尿病の予防や免疫力の向上、血液をサラサラにしてくれるなど、注目されている成分です。

●食物繊維

食物繊維は胃腸のバランスを整えてくれます。

腸内のお掃除をしてくれる効果もありますので、便秘の改善に繋がります。

その他にも、消化に時間が掛かる為、腹持ちが良いとも言われています。

●βカロテン

風邪の予防などで知られているβカロテンは免疫力のアップに役立ってくれます。

寒さの厳しい時期が旬な野菜ですので、この効果は有り難いですね。

また、βカロテンは必要に応じて犬の体内でビタミンAに変換されることもあるそうです。

●ビタミンC

抗酸化作用免疫力を高める効果があります。

また、疲労回復ストレスにも良いとされており、コラーゲンの生成にも関わる成分ですので健康な皮膚や骨作りに役立ちます。

そしてブロッコリーには、レモンよりも多くビタミンCが含まれています。

その量はみかんの3倍とも言われており、他の食材よりもビタミンCが接種し易いと言えます。

犬は自分の体内でビタミンCを生成出来るのですが、老犬や闘病中の犬などはその生成が追い付かないこともありますので、ビタミンC生成を補う為に必要な成分と言えます。

●ビタミンE

活性酸素により老化を防止してくれる働きがあります。

また、血行促進の効果もあり貧血を防いだり、抵抗力を高めてくれたりもします。

●ビタミンK

抗出血作用があり、不足してしまうと出血の際に血が凝固し難くなってしまいます。

その他にはカルシウムが骨から排出されてしまうのを防ぐ効果がありますので、骨の形成を助け骨粗しょう症の防止に役立ちます。

●葉酸

動脈硬化による高血圧心疾患を防ぐ効果や、免疫力を向上してくれる成分です。

また、細胞分裂に関わりが深く赤血球を生成します。

ブロッコリーには葉酸の吸収を助けるビタミンCも多量に含まれている為、効率良く葉酸を摂取出来ると言われています。

●カリウム

食塩などに含まれるナトリウムを排出し、血圧を下げる効果があります。

その為、むくみ神経過敏高血圧不整脈脳卒中などを予防し、代謝神経を正常に働かせる効果があると言われています。

●カルシウム

骨や歯などの形成に必要な栄養素です。

骨粗しょう症などの予防に効果があり、骨を丈夫にします。

ブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウトとは、ブロッコリーの発芽直後の新芽のことを言います。

新芽と言っても分かり辛いと思いますが、カイワレの様なものを想像して頂ければ良いと思います(カイワレやもやしもスプラウトです)

これが成長すると、皆さんもよく知るあのブロッコリーになります。

一見成長したものの方が栄養素が高い様に思われますが、野菜の栄養素は種の中にこそ多く含まれており、実は成長していくにつれて減少していってしまいます。

その為、効率よく栄養素を摂取するには新芽を食べることが最も有効なのです。

ブロッコリースプラウトには前の項でもお伝えした栄養素『スルフォラファン』が、成長したブロッコリーの20倍以上も含まれており、その抗酸化作用は3日間も持続すると言われています。

ガンを始めとする様々な病気の予防にと、近年注目を集めている理由はそこにあります。

ブロッコリースプラウトも基本的に犬に与えても問題の無いものになりますので、積極的に取り入れていきたいですね。

ダイエット食や水分補給に

ブロッコリーは89%が水分で出来ていると言われています。

その為、ダイエット中の犬の食事のかさ増しや、余り水分を摂らない犬の水分不足を補う為に食事を工夫する際に役立ちます。

また、水分と食物繊維が豊富ということは腹持ちも良く摂取カロリーも低くなりますので、ダイエット食に向いていると言えます。

犬のダイエットについては、

犬のダイエットは計画的に!食事や運動などの方法色々

こちらもご参照下さい。

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ブロッコリーを与える際の注意点

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甲状腺の持病がある

ブロッコリーはキャベツを改良して作られた野菜ですので、キャベツと共通の注意点があります。

そのひとつが、食べ過ぎによる甲状腺機能の低下です。

ブロッコリーにはゴイトリンという成分が多く含まれています。

この成分はヨウ素の吸収を阻害してしまう働きがあり、これによりヨウ素不足だけでなく甲状腺ホルモン不足が起こってしまいます。

その為、これを補う為に甲状腺を刺激するホルモンが分泌され、甲状腺肥大甲状腺腫を引き起こしてしまう可能性があると言われています。

しかし大量のブロッコリーを毎日与えているという場合でなければ、心配はいらないとされています。

ただ、元々甲状腺の持病を持っている犬や甲状腺機能が弱い犬種にブロッコリーを与える際には、獣医さんなどに1度相談されてみた方が安心かと思います。

結石

キャベツとの共通の注意点のもうひとつはシュウ酸です。

ブロッコリーにはシュウ酸という物質が多く含まれています。

このシュウ酸は結石の原因になると言われており、元々結石の持病を持つ犬にブロッコリーを与えることは控えた方が良いとされています。

また、ブロッコリーを食べ過ぎることも、尿路結石の原因になってしまうと言われていますので注意が必要です。

シュウ酸は体内にてカルシウムと結合しシュウ酸カルシウムになります。

しかしこのシュウ酸カルシウム増え過ぎてしまうと、通常は尿として排出されるこの物質が腎臓内で結石になってしまうのです。

大量に与えない

犬は元々野菜の消化吸収が苦手ですからブロッコリーを大量に摂取したことにより、何かしらの問題が引き起こされてしまう可能性があります。

ブロッコリーは硬く食物繊維も豊富ですので、大量に食べ過ぎてしまうことで便秘下痢になってしまったり、胃酸過多になってしまったり、嘔吐してしまうことも考えられます。

その他には、ブロッコリーにはお腹の中でガスを発生させる酵素が含まれていますので、ガスが腸に溜まってしまいお腹が張ってしまうという場合もあります。

これにより胃拡張胃捻転リスクが高まるとも言われています。

また、ブロッコリーは89%が水分で出来ており、調理法によっては更に水分を含むことになる為、水分の摂り過ぎになってしまう可能性もあります。

消化吸収能力に問題が無い犬の場合でも、こちらの理由によりウンチが緩くなってしまったり、下痢をしてしまうこともあります。

これらは特に胃腸が弱っている時や元々体調が余り良くない時などに起こり易いとされていますが、犬によって個体差があります。

少しの量を与えただけでも便秘下痢嘔吐をしてしまう場合もありますし、多めに食べても平気な犬もいます。

犬によって適量が異なりますので、ブロッコリーを与える際は犬の体調食後の様子ウンチなどに注意してみて下さい。

ブロッコリーの芯(茎)

ブロッコリーのも、基本的に犬に与えても問題はありません

芯の方が栄養価が高いと言われていますので、芯も一緒に与えることが望ましいとも言われています。

ただ、芯は硬く消化し辛い箇所になりますので調理し軟らかくしたり、硬い皮を少し剥いてから与える方が良いとされています。

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ブロッコリーの与え方

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食物繊維の消化吸収を助ける為に、加熱し軟らかくしてから与えることが望ましいとされています。

ブロッコリーは加熱してもビタミンCが壊れにくいという特徴があります。

しかし水には溶け易い成分ですので、蒸したり電子レンジでの加熱がおすすめです。

茹でる場合には、出来るだけビタミンCを逃さない様にブロッコリーを大きいまま茹でた後に切る様にしたり、茹で汁も一緒に与えるなど工夫してみて下さい。

また、消化吸収を助ける為に小さく切って与えることも効果的です。

これは犬が余り噛まずに大きいまま飲み込んでしまい、芯などを喉に詰まらせてしまう恐れにも考慮してのことです。

与え方としては大量に与えることは望ましくない為、いつものドッグフードにトッピングとして乗せる程度から始めて、愛犬の適量を探してみて下さい。

ダイエット中の食事量のかさ増しや水分不足を補う為に与える場合にも、いきなり多めに与えるのではなく、少しずつブロッコリーの割合を増やして様子を見るなど与える量には十分注意して下さい。

色々試してみて、愛犬に合った調理法や量を探してみるのが良いかと思います。

ブロッコリースプラウトの与え方

こちらは栄養価の高い生のまま与えても問題ありませんので、いつものドッグフードのトッピングなどに手軽に取り入れることが出来ると思います。

スルフォラファンはブロッコリースプラウトの細胞が壊れミシロシナーゼという消化酵素と反応することにより発生すると言われていますので、ミキサーなどですり潰してペースト状にしたものを与えるのも良いと言われています。

また、スープにすることも細胞が壊れ易くなると言われていますので、細かく刻んでスープにし茹で汁と一緒に与えてるのも効果的かと思います。

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まとめ

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今回は、ブロッコリーの良い点・注意点芯(茎)スプラウト(新芽)は与えても大丈夫なのか?はどの位与えてれば良いのか?など、ワンちゃんにブロッコリーを与える際に知りたい色々をお伝えしました。

ブロッコリーはβカロテンビタミンCなど栄養素が豊富な食材だということが分かりました。

また、近年注目を集めている抗ガン成分スルフォラファンが多く含まれており、ブロッコリースプラウトには通常のブロッコリーの20倍ものスルフォラファンが含まれていることが分かりました。

抗酸化作用抗ガン作用免疫力の向上に役立つ成分も沢山含まれているブロッコリーですので、ワンちゃんの消化吸収を妨げない範囲で積極的に取り入れていきたいですね。

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