犬がアーモンドを食べた!アーモンドプードル・ミルク・オイルは大丈夫?

ローストスライスなど通常のアーモンドだけでなく、アーモンドプードル(パウダー)アーモンドミルクアーモンドオイルなどは、栄養のバランスが良い!ダイエットに最適!デトックス効果がある!と人間の場合には言われていますよね。

犬に余り良くないとされているナッツ類であるアーモンドですが、これらをトッピングオヤツなどに使うのも良くないのかな?と疑問に思われている飼い主さんもいらっしゃると思います。

今回はアーモンドの良い点注意点アーモンドの与え方をお伝えします。

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アーモンドの良い点

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アーモンドの栄養素

犬にアーモンドを与えることは、基本的に問題ありません

アーモンドはナッツ類ですので消化は余り良くありませんが、栄養価は高いと言えます。

ビタミンEビタミンB2が多く含まれており、カルシウムマグネシウムなどのミネラル類が豊富です。

また、良質な不飽和脂肪酸や、さつまいもの約5倍もの食物繊維が含まれていることも特徴です。

アーモンドの代表的な栄養素はこちらです。

ビタミンE

アーモンドは食品の中でも上位に入るビタミンE含有量を誇ります。

その量はゴマの310倍、ピーナッツの3倍とも言われています。

ビタミンEには活性酸素により、老化を防止する働きがあります。

また、血行促進の効果もあり貧血を防いだり、抵抗力を高める成分でもあります。

不飽和脂肪酸

アーモンドにはオレイン酸リノール酸といった、優れた不飽和脂肪酸が含まれています。

脂質ではあるのですが通常の油とは違い酸化し難く、悪玉コレステロールを減少させると言われています。

また、血液をさらさにし、心筋梗塞動脈硬化などの予防に役立ちます。

カルシウム

などの形成に必要な栄養素です。

骨粗しょう症などの予防に効果があり、を丈夫にします。

アーモンドには、牛乳の約2倍のカルシウムが含まれていると言われています。

食物繊維

食物繊維は胃腸のバランスを整えてくれます。

腸内のお掃除をしてくれる効果もありますので、便秘の改善に繋がります。

その他にも、消化に時間が掛かる為、腹持ちが良いとも言われています。

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アーモンドを与える際の注意点

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アーモンドチョコレートは絶対に与えない

アーモンドと言った時に思い浮かぶもののひとつに、アーモンドチョコレートがあります。

御存知かとは思いますが、犬はチョコレートを大量に摂取してしまうと中毒症状を引き起こしてしまいます。

これはカカオに含まれているテオブロミンという苦み成分が、犬に取って有害である為です。

アーモンドチョコレートを積極的に与える飼い主さんはいらっしゃらないかと思いますが、知らずに与えてしまった!盗み食いされてしまった!というケースも多く見られます。

ちょっと置いておくだけのつもりだった…手が届かないと思っていた……のに食べられてしまった!ということがない様に、チョコレートの管理は徹底して下さい

誤ってチョコレートを食べてしまった際の対処法なども記載されていますので、こちらの記事もご参照下さい。

バレンタイン間近の愛犬トラブル!犬のチョコレート誤食には要注意!

腸閉塞

アーモンドは消化が悪い為、小型犬などに粒のまま与えてしまうと腸閉塞の恐れがあります。

これは、犬はよく噛まずに飲み込んでしまう傾向が強く、アーモンドを丸呑みしてしまう可能性が高い為です。

それなりに噛み砕いていたり、嘔吐やウンチと一緒に排出されれば良いのですが、嘔吐の際に食道に詰まってしまったり、胃から腸に移動する際に詰まってしまえば腸閉塞になってしまうことも有り得ます。

これらを避ける為にアーモンドを与える際には小さく砕いたり盗み食いされない様に気を付けて下さい。

結石

アーモンドにはリンが多く含まれていますので、過剰摂取によりストラバイト結石の原因になってしまう場合があります。

ストラバイト結石とは、リン酸アンモニウムマグネシウムが溶解されず結晶となり、結晶同士が結合し結石になってしまう病気です。

また、ストラバイト結石を患ったことがある犬の場合は、再発の可能性を考慮してアーモンドを与えない方が望ましいとも言われています。

中毒

ナッツの中毒と言えばマカダミアナッツ中毒が有名ですが、アーモンドでも中毒症状が出てしまう犬がいます。

アーモンドに含まれるシアン化グリコシドという毒性を持つ成分が原因になると言われています。

どの様な症状がその位の度合いで表れるかは個体差がありますが、アーモンドを与えた際に、

●嘔吐

●腹痛

●痙攣

などの症状が出た場合には、中毒を疑ってみて下さい。

大量に与えない

犬は元々ナッツ類の消化吸収が苦手ですので、アーモンドを大量に摂取してしまうと何かしらの問題が引き起こされる可能性があります。

食物繊維を大量に摂り過ぎてしまうことで便秘下痢になってしまったり、胃酸過多になり嘔吐してしまうこともあります。

また、腸内細菌の働きにより発酵されたガスが腸に溜まってしまう場合もあります。

そこまでの症状は出なくとも、アーモンドは腸内で脂肪分と水分が分離してしまう為に、ウンチが緩くなり易い傾向にあるとも言われています。

これらは特に胃腸が弱っている時などに起こり易いとされていますが、消化吸収能力には個体差があります。

少しの量を与えただけでも便秘下痢嘔吐をしてしまう場合もありますし、多めに食べても平気な犬もいます。

犬によって適量が異なりますので、アーモンドを与える際は犬の体調食後の様子ウンチなどに注意してみて下さい。

その他、アーモンドはカロリーが高い食材でもありますので、与え過ぎてしまうと肥満の恐れも出てきます。

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アーモンドの与え方

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消化や肥満、結石のリスクなどを考慮した1日の適量は、2~3粒程度だと言われています。

この摂取量を考えると、アーモンドをいつもの食事などのトッピングとして使用するのが最適な与え方になるのではないかと思います。

その際には、消化栄養の吸収を助け丸呑みによる腸閉塞の危険を避ける為に、アーモンドを小さく砕いて与えることが望ましいとされています。

スライスアーモンドを使用したり、ミキサーなどでペースト状にするのも良いと思います。

そして何よりもまず、食塩などで味付けがされていないアーモンドを選ぶことが大切です。

塩分は犬の腎臓や心臓に負担を掛けてしまいますので、調理済みのものを購入する際には注意して下さい。

出来れば調理の際に油を使用してないものの方が望ましいですので、無塩無油の素焼きのアーモンドなどが適しています。

生アーモンドを炒るなどして与える場合にも、油や塩分を使用しない様にして下さい。

アーモンドプードル(パウダー)

アーモンドプードルとは、アーモンドを粉末にしたものを言います。

パウダーのことをフランス語でプードルということから、アーモンドプードルと呼ばれています。

主にマカロンなどの焼き菓子に多く使われています。

名前の通り既にパウダー状になっていますので、トッピングとしていつもの食事にふりかけるだけで、手軽にアーモンドの栄養素を摂取出来ます。

また、小麦や大豆などにアレルギーを持っている犬の手作り食やおやつ作りの際に、その代用品として使用することも出来ます。

アーモンドミルク

アーモンドミルクとは、アーモンドをすり潰した植物性のミルクのことを言います

牛乳や豆乳の代替品として、ココナッツミルクと並び注目を集めています。

牛乳や大豆にアレルギーを持っている犬だけでなく、牛乳を飲むとウンチが緩くなってしまう犬には最適です。

しかもアーモンドミルクは牛乳や豆乳に比べ、低カロリー低コレステロールであり、その上ビタミンEと食物繊維が豊富です。

その為、人間では健康と美容に良いとされていますが、その効果は犬に取っても同じです。

アーモンドの栄養素を手軽に摂取し易いだけでなく、毛並みや皮膚の状態も良くなると言われています。

アーモンドオイル

アロマやスキンケア商品、ペット関係ではシャンプーなどにも使用されているアーモンドオイルですが、勿論食用のものもあります。

アーモンドに含まれている脂質はオレイン酸です。

これはオリーブオイルと同じ種類の脂質になりますので、アーモンドオイルにもオリーブオイルに似た効果があります。

コレステロールを下げたり、比較的太り難いという効果です。

また、不飽和脂肪酸はダイエット時にリバウンドし難いとも言われていますので、ダイエット中の犬の食事に取り入れてみるのも良さそうです。

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まとめ

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今回はアーモンドの良い点・注意点アーモンドの与え方などをお伝えしました。

アーモンドに含まれている魅力的な栄養素は、ビタミンE・不飽和脂肪酸などがありました。
しかし消化が悪くカロリーも高い為、1日の摂取量は2~3粒程度が良いということでした。

これを踏まえ効率良くアーモンドの栄養素を摂取する為に、アーモンドプードル(パウダー)アーモンドミルクアーモンドオイルなどを活用することが便利だということも分かりました。

スライスアーモンドや既に小さく砕かれたアーモンドも販売されていますので、それらを使用するのも良さそうですね。

食事のトッピングなどにすぐ取り入れらそうな加工品が多くありましたので、手軽にアーモンドを試してみて下さい。

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