モルモットの特徴は?初めてでもよく分かる飼い方と種類について!

かわいくて丸い形をしたモルモット。
しっぽは見当たりませんが、ネズミの仲間です。
犬や猫以外の伴侶動物(コンパニオンアニマル)として、エキゾチック動物と呼ばれ、
家庭や学校で飼育されることも多くなりました。

今回は、

モルモットとは?
モルモットの飼い方は?
 飼育編、餌編、病気予防編
モルモットの種類について

など、モルモットに関する情報をたくさん載せていますので、ぜひ読んでみてくださいね!

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モルモットとは?

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モルモットという名前は、リス科のマーモットと混同して伝えられたことから、
日本ではモルモットと呼ぶようになりました。
しかし英語ではGuinea Pig(ギニアピッグ)といいます。
といっても、ブタの仲間ではなくネズミです。

身体の特徴

モルモットの指の数は前後で違い、前足は4本、後ろ足は3本です。
お尻が丸く、見た目にしっぽとわかるものはありませんが、尾椎が4~7個あります。
歯は全部で20本あり、色は黄色です。
切歯と臼歯は伸び続けるのが特徴です。

オスメスの見分け方

性別の見分け方は難しいとされています。
これはオスとメスの肛門と生殖器の距離があまり違わないこと、
メスの尿道開口部がオスの生殖器に似ていることから、
見分けがつかない場合があるのです。

特にまだ子供の場合、生殖器も未発達のため見分けは困難になります。
見分けが必要になる場合は、ペットショップの店員や獣医師に聞いてみるのも良いと思います。

モルモットの成長と寿命

ネズミの赤ちゃんは毛がありませんが、モルモットは生まれた時から全身が毛で覆われており、母モルモットと同じ見た目をしています。
また生まれてすぐ目が開き、生後48時間後には固形物を食べるようになります。
2~4週齢で離乳し、メスは生後5~6週齢で最初の発情がみられます。

モルモットは季節に関係なく1年中繁殖が可能な動物(周年繁殖動物)のため、メスとオスを同居させるときは注意が必要です。
寿命はだいたい5年~8年です。

食性は?

モルモットは何を食べるでしょうか。正解は草食動物です。
モルモットは栄養価の低い草を栄養源としているので、盲腸便を大量に作り、消化管を再通過させることで栄養を確保しています。
モルモットの餌はペレット状のものや、チモシー(イネ科)、野菜などが一般的です。

モルモットのコミュニケーション

モルモットの鳴き声は豊富です。さまざまな声色を出して意思表示をします。

  • プイプイ…要求
  • クルルルル…うれしい、心地いい
  • ギャーギャー、クンクン…警戒、恐怖
  • キュイーキュイー、キーキー…痛み、威嚇

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モルモットの飼い方(飼育編)

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モルモットを飼うには温湿度に注意しなければなりません。
温度は18~26℃(理想は21℃)、湿度は40~70%を保つようにします。低温だったり、床面が濡れていたりすると、呼吸器疾患が起こりやすくなります。逆に高温の場合は熱中症の恐れもあります。室温・湿度の変化で体調不良を起こす可能性がありますので、家を空けるときは注意してください。

また、モルモットを飼うにあたり、必要になるものをまとめました。

ケージ

モルモットはステンレス製のケージで飼うのが一般的ですが、プラスチック製の衣装ケースで代用している人もいます。
高さは25㎝以上、床はメッシュ状になっているものであれば尿が下に落ちるので、体が濡れて汚れる心配がありません。
すのこを利用する場合もありますが、隙間が広すぎると足が挟まる危険があるので、サイズも考慮して選ばなければいけません。

また、動物園などの施設では群れで生活していることの多いモルモットですが、単体飼育も可能です。
複数で飼う場合、モルモットはオスをリーダーとした厳しい上下関係を築く習性があるため、弱い立場のモルモットが攻撃の的になり、毛をむしられたりかまれたりすることがあります。メス同士であってもやはり力の差が出てきますので、状況によって個別のケージを与えてください。

また、望まない繁殖を防ぐために、オスとメスは分けて飼育しましょう。

敷材

ケージの下に敷くもので、カンナクズやチモシー、ウッドチップ、シュレッダーした新聞紙などを用います。ペットシーツを敷く場合もありますが、紙類はモルモットが誤食してしまう危険もあるので、注意してください。

敷材がないとケージの網目で足裏が傷つくことがあります。モルモットの足裏を保護するために適した敷材を選びましょう。

飲水ボトル

モルモットは水を口に含んだ後、上を向いて水を飲み込みます。
平置きでも水分は補給できますが、モルモットが動き回るために、容器が倒れたり、水が汚れやすくなります。
そのためケージに設置する飲水ボトルの利用が一般的です。

しかしモルモットの中にはいたずら好きな個体もいて、飲水ボトルのノズルで遊んでしまい、すべて水を流してしまう場合があります。
また飲んでいる最中にノズルを押し込んでしまうことがあるので、ノズルの先端を押すと水が出るタイプを選ぶこと、またノズルが詰まっていないかをまめにチェックする必要があります。

餌入れ

モルモットの給餌量は犬や猫に比べて非常に少ないです。
そのため大きな器を用意する必要はありませんが、あまりに軽すぎる素材だと動いた時に倒して零してしまうことがあります。そのため陶器のような、重みのある器が適しています。

またペレットに加えて野菜を与える時には、器を分けましょう。
ペレットが野菜の水分で濡れて、痛んでしまうことがあるためです。

モルモットは食べ物に対して保守的で、与えられたものを何でも食べるというわけではありません。
慣れたものに固執する習性があるため、餌の種類や食器が変わると食べなくなる子もいます。食事を変える時は慎重になりましょう。詳しくは次の見出しでまとめています。

かじり木

モルモットの切歯と臼歯は伸び続ける歯です。
かじり木を入れることで、モルモットの歯を適切な長さに保ち、ストレス発散にも役立ちます。

巣箱

モルモットは夜行性なので、昼間は寝ていることが多いです。
そのためモルモットが安心して休める場所を用意してあげると良いでしょう。

ケージの中に潜って休める木箱や段ボールを置いてあげてください。
こうした寝床は糞尿で汚れやすいので、定期的に掃除して清潔に保ちましょう。

トイレ

ウサギはトイレを覚えらせますが、モルモットは難しいです。
そのため糞尿が下に落ちるタイプのケージを使うのが主流になっています。
ケージの下に敷くのは新聞紙とペットシーツを利用すると便利です。
またペットシーツを取り換える時にアルコール消毒を行うことで、衛生面も保てます。

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モルモットの飼い方(餌編)

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モルモットは人間と同じように体内でビタミンCを作れません。
そのため餌からビタミンCを摂取する必要がある、ということを覚えておきましょう。
ビタミンCの不足は病気に繋がる危険があります。

ペレットフード

モルモットの餌はいろいろな種類があります。
粒の大きさや硬さも違うので、モルモットの状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
モルモットフードにはビタミンCが含まれていますが、時間とともに急速に低下していくので、しっかりと保存しなければなりません。

開封後は密封できる容器に移し、乾燥材や虫除けを入れておきます。
製造後3か月以内に使い切るのが最適ですが、もしカビ臭く感じたら使用を中止しましょう。

野菜

モルモットは草食動物なので野菜が大好きです。
栄養価の高い野菜として、

・コマツナ
・チンゲンサイ
・リンゴ
・ニンジン
・キャベツ
・セロリ
・パセリ
など

野菜からビタミンCを摂取することも意識しましょう。
これらを主食として与えるのではなく、おやつ程度に考えるのがベストです。
また、与えてはいけない野菜として、以下のものがあります。

・ホウレンソウ
アボガド
ネギ
タマネギ
ニンニクなど

牧草

牧草はペットショップで手に入ります。
チモシーやイタリアングラスなど種類はありますが、イネ科の牧草であれば好きなだけ与えて構いません。
イネ科の他にマメ科の牧草もありますが、与えすぎると栄養が偏ってしまうため、
イネ科をメインに与えてください。
牧草を食べることにより歯の摩擦が起こり、歯の伸びすぎや不正咬合を防ぎます。

また硬すぎる草や古くなった草は、栄養価が低いだけでなく、モルモットの口内を傷つけることがありますので、柔らかい牧草を選びましょう。

おやつ類

ペットショップに行くと、乾燥させたフルーツやチーズなど、いろいろなおやつが販売されていますが、与えすぎは肥満の元になります。
モルモットとコミュニケーションを取るときに与えるようにし、主食にはしないよう注意してください。

雑草

モルモットを使って草刈りをさせている人がいます。
もちろん草食動物ですから、雑草の中には食べられる草もあります。
与えて良い雑草としては、

・ハコベ
タンポポ
オオバコ
ナズナ
クローバー

などがあります。
しかし野草は除草剤や動物の糞尿で汚染されていたり、有害な植物もありますので、無理に与える必要はありません。

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モルモットの飼い方(病気、予防法編)

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モルモットがなりやすい主な病気を以下にまとめました。
ほとんどは飼い主の管理で予防できるものが多いので、これらの病気を予防するために適切な飼育を心かげていきましょう。

 毛球症

自分や仲間の毛を食べてしまうことで、胃や腸に毛玉ができてしまう病気です。
放置すると胃腸の働きが悪くなり、食欲減退、体重減少に繋がります。
日頃から繊維質の多い餌を与え、毛球症が疑われる場合はすぐに動物病院へ連れていきましょう。

不正咬合

歯の伸びすぎが原因で、口が閉まらなくなったり、餌が上手く食べれなくなります。
遺伝的な要素も強いですが、餌やビタミンC不足も原因になることがあります。
予防として、ペレットはある程度硬さのあるものを選び、牧草を十分に与えるようにしてください。

ビタミンC欠乏症

ビタミンCが十分に摂取できないと、毛並みが悪くなり、脱毛や体重減少、食欲不振、四肢を引きずるなどの症状がみられます。
ペレットだけでなく、野菜や果物を与えてビタミンCを補いましょう。
また動物病院でビタミン剤を投与してもらう方法もあります。

足底皮膚炎

モルモットに多く見られる病気です。
モルモットの足裏は毛がないので、ケージの網目や伸びすぎた爪、不潔な床によって炎症が起こります。
その後悪化すると足底潰瘍になる恐れもあるので、特に床面は気をつかって管理しましょう。

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モルモットの種類について

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モルモットはもともと家畜に分類される動物でしたが、その後は実験動物として使用されてきた歴史があります。
現代では愛玩用に改良されたさまざまな品種が存在します。

イングリッシュ

イギリスで改良された短毛種です。
カラーバリエーションも豊富で、被毛の手入れも難しくないので初心者におすすめです。

アビシニアン

つむじが多くあり、渦巻き状の毛をしていてやや長毛です。
モルモットの中でも人気があります。

ペルビアン

柔らかく光沢のある長毛種で、毛の長さは15センチにもなります。
グルーミングと清潔な毛を保つためにまめな掃除が必要になります。

スキニーギニアピッグ

元は実験動物用として使用されていました。全身の毛がないタイプのモルモットです。
被毛がないため寒暖差に弱く、皮膚病にも注意しなければいけません。

ティディ

アメリカで改良された短毛種で、テディベアのような縮れ毛が特徴です。
マスコットのような見た目が可愛らしいです。

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まとめ

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個体差はありますが、モルモットは穏やかで人になつきやすい子が多いです。
撫でられるのも大好きなので、スキンシップが取りやすい動物といえるでしょう。
またモルモットの鳴き声を聞き分けて、コミュニケーションを図ることもできます。
小さな動物だと臆病なイメージがありますが、こちらが優しく接してあげることで仲を深めることができます。
そのうちモルモットの方から近寄って、甘えてくるかもしれませんよ。

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