現役トリマーが猫のグルーミング、トリミングの必要性、頻度、料金等の疑問を解決!

気まぐれで素っ気なくて、だけどスリスリ、ゴロゴロされるとたまらなく可愛い猫。いつも自分で毛づくろいをしているきれい好きさんです。

ところで「猫は自分で毛づくろいしているけどシャンプーはした方が良いのかな?」などと、初めて猫ちゃんを迎えられる方は疑問に思われることでしょう。また飼っていらっしゃる方も悩みの種になっていませんか?今回は現役トリマーの筆者である私、longtail8010がそんな猫達のトリミング、グルーミングについてご説明いたします!

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猫と人の関り

ちゃっかりンにゃんこ

元々、猫は穀物などを食い荒らすネズミを退治する事で人間との関りを持ち、一緒に暮らすようになったと言われています。いわゆる「いえねこ」として人に飼われだしたのはエジプトと言われていて、本来乾いた気候の出身だという事がわかります。

猫は夜行性で夜に狩りをして昼間に良く寝ていることから「寝子」でネコという語源が由来であると言うのは諸説ある中でも有名な話です。現代、日本ではネズミ退治のお仕事はなくなりましたが、私たちを癒してくれる唯一無二の存在になっていると思います。わりと最近までネズミを捕ってくれていたことは、猫ちゃんがその狩猟本能を色濃く残している理由でもあるのでしょう。

猫のグルーミング

グルーミングとはシャンプー、ブロー、肛門腺絞り、爪切り、耳掃除が入ります。ですから、短毛の猫ちゃん(例えばアメリカンショートヘア、アビシニアン、ロシアンブルーなど)はグルーミングのみとなります。短毛の猫ちゃんのグルーミングの頻度は、室内飼いでグルーミングを嫌がらないコであれば、2か月に一度程度で良いと思います。

長毛の猫ちゃん(例えばチンチラ、メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャットなど)は場合によってはカットが必要となり、その場合はトリミングと言います。長毛の猫のグルーミング頻度は室内飼いで嫌がらないコでしたら、一か月に一度が理想です。また毛が長く柔らかいので毛玉になってしまいます。ブラッシングは毎日のように行うのが理想だと思います。

猫には短毛、長毛関係なく「換毛期」という毛が抜け変わる時期があります。夏毛、冬毛に変わる時期と言うとわかりやすいかと思います。この時期はラグや洋服にベッタリと抜け毛が付き、撫でるとフワフワ舞って飼い主さんもお掃除が大変です。

猫も毎日毛繕いをして毛をたくさん飲み込んでしまい、よく毛玉を吐き出すようになります。これをうまく吐き出せなくなると毛球症といってお腹に毛玉が詰まってしまう事もあるのです。

短毛の猫でお水があまり得意ではない場合、この時期だけのシャンプーでも良いと思います。またこの時期は短毛の猫もブラッシングをよくしてあげると良いでしょう。

こちらの記事も参考にしてください。

猫の毛づくろい(グルーミング)する5つの理由と3つの注意点について。

猫の耳掃除の必要性と4つの方法と注意点について

猫ちゃんの特性と個性を知って

そもそも猫は先ほどご説明したように砂漠出身のため、お水が嫌いです。また狩りに爪は商売道具なわけですから、切られる事を嫌がります。それに大きな音を怖がりますから、ドライヤーも嫌いなのです。これは生まれもった性質で、また野生の本能でもあるわけです。この傾向が強く残るコとそうでもないコがいるのです。

また猫は縄張り意識が強いので知らない場所に連れて行かれる事だけでもストレスになります。また知らない人に触られる事もストレスになるのです。ペットショップなどにグルーミングやトリミングを頼む場合は愛猫の性格や社交性がどうか考えてみましょう。

トリマーさんに頼む利点

ブルーアイ美にゃんこ

ご説明してきたように自宅でのグルーミングやトリミングは猫にとっては圧倒的にストレスは少なくて済むと思います。

では、飼い主さんが自宅で行うのとトリマーさんに頼んだ場合との違いはどういった事があるかをご説明しましょう。

まず洗い方と乾かし方の違いはあるかもしれないなと思います。特に乾かし方はトリマーがやった場合、しっかりと乾かす事を徹底して行うので仕上がりは変わると思います。またトリマーさんは時間のかけ方が違うので、短時間で終わることで猫の負担を少なく出来ると思います。そして細かく皮膚の状態などを見ながら行いますし、たくさんの猫に接しているため異変に気が付きやすいのです。

長毛猫ちゃんのグルーミング、トリミングの必要性

ここで改めて長毛の猫のグルーミング、トリミングの必要性についてご説明しましょう。

猫は小さい頃から行っていないとグルーミングはもちろん、トリミングも出来ないのです。短毛の猫ちゃんに比べて、長毛の猫で小さい時からブラッシング含めて慣らしていかないと大変な事になるのです。

ブラッシングの注意点ですが、猫は皮膚がとても柔らかいのです。毛玉を引っ張ってしまうと皮膚が裂けてしまいます。絶対に引っ張らないようにしましょう。

長く柔らかい毛はとても絡みやすく、またお水を飲んだ時にお水が毛に付いたことから毛玉になってしまうほど絡みやすいのです。

毛玉を更に放置するとマット状になります。そしてマット状になった状態で更に放置すると、背中の毛玉が肩甲骨の動きでむしれて、羽が生えたように浮き上がるのです。

こうなってしまったけれど他者が触ることも困難な猫は、動物病院で麻酔をかけてバリカンで毛玉を刈るトリミングを行わなければならなくなります。猫にとっても毎年麻酔をかけてのトリミングはかなりの負担になります。

また尻尾の付け根がベタベタになり、皮膚炎を起こしやすいのも長毛の猫です。顎の下と尻尾の付け根にはニオイのある脂分が出るのですが、長毛の猫は被毛が長くその分の脂分を出すため、「スタッドテイル」という皮膚炎を起こしやすいのです。この事も定期的なシャンプーが必要になる理由なのです。

長毛の猫ちゃんのトリミングの必要性として、飼い主さんからの要望が多かったのは「暑そう、又は暑がっている」というのと「ブラッシングが大変なので」という事だと思います。長い毛は夏は見た目にも暑いですし、猫自身も湿気の高い日本の夏は暑いようです。また部分的には便が付いてしまうのでお尻の毛を切って欲しい、というような事も多かったように思います。

トリマーさんに頼むには

黒猫横顔

グルーミングの料金ですが短毛の猫で5000円から、長毛の猫で8000円位から行っているようです。長毛の猫のトリミングは10000円位からです。先ほどご説明した麻酔をかけてのトリミングはこの他に初診料、もしくは再診料と麻酔代が別途かかります。

ペットショップでも猫の扱いは特殊なので行っていない所も多いです。また犬が吠えている環境は過大なストレスになることがあるので、犬と一緒にグルーミングやトリミングは行わないようにする事もあるので、料金も含めてまず問い合わせてみる方が良いと思います。

ペットショップの他に動物病院でも行っている所もあります。猫はストレスから体調を崩してしまう事が珍しくありませんので、獣医さんがいることで安心して頼まれるようです。また猫を専門にグルーミングやトリミングを行っている所もあります。猫の特性を熟知していらっしゃいますし、犬の鳴き声がしないという事で安心して頼まれるようです。

猫専門店の場合、猫の種類も超短毛種、短毛種、長毛種と三つに分けていて、他のショップなどに比べて少し割高になっている所もあるようです。

筆者も以前、猫専門店にお邪魔してお話を伺ったり、猫のグルーミングを拝見した経験があるのですが、とても上手な印象です。猫は逃げるのが得意なのですが、そのポイントを心得ていらして、押さえるところと離すところがはっきりわかっているので、猫に負担が少ないのです。そういったことから、ご覧になった飼い主さんも料金が割高になる事はご納得できるのではないかと思います。

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まとめ

顎みせチャトラ

我が家にも迷い猫から飼い始めた老猫ちゃんがおりますが、グルーミングなどのしつけは一切入っておらず、シャンプーはもう諦めています。爪切りすら切らせず咬まれることもあるので、かかりつけの動物病院で切ってもらっています。(病院ではいいコに切らせてくれるのです)

私はお互いがストレスになる事は一番良くないと思っていて、どうしたらお互いに楽しく過ごせるかを一番に考えています。猫ちゃんとは楽しく同居している感じです。

皆様もご自身の愛猫ちゃんに合った楽しいにゃんこライフを見付けてくださいね。

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