猫の発情期の時期と症状、避妊手術、出血により疑われる病気を徹底解説! 

いつも素っ気ないにゃんこ猫がやたら甘えてべったりスリスリしてくる。可愛いなと思っていたら「うるさいくらい絶叫し始めて止まらない!」しかも「鳴き声がいつもの可愛い声じゃない!」これは猫の発情期なのです。

今回は動物看護師の経験もある現役トリマーのlongtail8010がメス猫の発情期の時期と症状、避妊手術、陰部から出血があった場合の病気についてご説明いたします!

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発情期の時期と症状

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メス猫はおよそ生後六か月から一年の間に成熟して、子猫を身ごもる事が出来るようになります。通常ですと発情期の周期は年に二回で春と秋にあるのですが、室内飼いは暖房で温度が高かったり照明で明るかったりするので三回になる事もあるようです。

一般的に発情期の症状としてはやたらスリスリして甘えてくることや床にゴロゴロ転げてスリスリする行動が見られます。また腰を触るとお尻を上げて尻尾をよける事もあります。

発情期前になると食欲が増え、発情期が始まると食べなくなる猫もいます。これらだけですと可愛いだけですが、飼い主さんにとって困っってしまう行動があります。

それは鳴き声です。いつもは可愛い声で「にゃお」や「みゃー」などと鳴く猫ですが、発情期になると「ぎゃお!ぎゃお!」というまるで叫んでいるような声で鳴き出します。そして元々が夜行性の猫ちゃんなので夜に鳴き出すのです。鳴き出すと止まらず、飼い主さんは寝不足になり、ご近所からはうるさいとクレームになってしまうといった事になってしまうのです。

猫にとっての発情期は本能の強烈な欲求です。そのため、この時期は交尾の相手を探すために隙を見て逃げ出してしまう事故が一番多くなるのです。

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避妊手術

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子猫を飼う事にして、避妊手術をどうしようかと悩んでいる間に発情期が来てしまった、という飼い主さんは実は少なくないのです。鳴き始めて飼い主さんも疲労困憊になって「なんとかして下さい!」と慌てて動物病院に来られる事があるのですが、これは避けたいことなのです。というのも、こうなってしまうと猫のお腹では妊娠するために通常の状態より血量が多く集まっているため、どうしても通常の手術より出血が多くなり手術の負担が大きくなるのです。

健康な体にメスを入れる事や麻酔の負担などを可愛いがゆえに心配するお気持ちはよくわかります。ですが、こうなってしまってからの手術の方が猫にとっては負担なのです。また年に二度や三度もこの強烈な欲求を我慢させる事は猫にとって大きな大きな負担である事だと私は思うのです。

猫は交尾をした時に排卵するので、妊娠は高確率なのです。望まない妊娠をさせない事は飼い主としての義務だと思います。また脱走している間に妊娠してしまったり、脱走して帰れなくなって「のらネコ」となり、殺処分になるなどということは絶対に避けたい事であると思うのです。ボランティアさんがたくさんの地域でいろいろな活動をしてくださるおかげで、悲しい思いをする猫たちが救われていることがテレビなどで報道されていますが、まずはこういった猫を増やさない事が一番だと思います。

子猫を飼う事にしたら、まず動物病院に行ってワクチンを受けるという事がありますが、このワクチンは生後45日から60日で一回目、その一か月後に追加ワクチンがあります。その追加接種の時に獣医さんと相談して、料金の確認や心配事があればしっかり聞いておくことが大事だと思います。そしてだいたいの日程の相談もして決めてくる事が一番安心だと思います。

ペットショップですと先にワクチンが済ませられている事が多いですので、その場合はペットショップから紹介してもらった獣医さんの所などで相談されておくと良いと思います。

こちらの記事も参考にしてください。

猫のワクチン接種の必要性について。時期、費用、種類、副作用まで一括まとめ!

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出血により疑われる病気について

見上げるキジトラ

メスの猫が発情期の時、陰部から出血はないのです。人や犬のように生理があって出血するという仕組みではないのです。猫の陰部から出血が見られた場合は病気になっていることが考えられるので動物病院を受診した方が良いと思います。では、血尿した場合の病気についてご説明して参りましょう。

膀胱炎

陰部といっても血尿である場合、多いのが膀胱炎です。特に高齢になったメスの猫は多いようです。筆者の家の老猫ちゃんも保護してすぐ膀胱炎になって真っ赤な血をトイレで出したことがあります。寒い中、さ迷っていたことや、新しく我が家に保護されて慣れないことでストレスになったのだろうと思います。その後、抗生剤の投与と食事の改善を行いましたが、結局4回ほど繰り返し血尿して治療していただいたのです。また改善点としてお水をたくさん飲んでくれるように新鮮なお水を数か所に設置してあります。症状は血尿の他にトイレに何度も入る、トイレが長い、陰部をしきりに舐めるなどです。

こちらの記事も参考にしてください。

突然の愛猫の血尿!飼い主さんに知ってほしい6つの原因と予防策について。

尿路結石

結石はPH値でできる石が違います。ストラバイトと言われる結石とシュウ酸カルシウムと言われる結石があります。これは動物病院に行き、尿検査をすればわかります。ちなみに見た目でもシュウ酸カルシウムは痛そうな結晶なのです。

症状は血尿の他に、頻尿になります。またトイレでいきむ時間が長い、トイレ以外で粗相するなどです。メスは詰まる事はないようですが、オスは詰まってしまい尿毒症になると命の危険があります。

他にあまりないようですが、他に膣炎を起こすこともあります。症状は膀胱炎と似ています。また玉ねぎなどのネギ類は猫が食べると危険な食べ物です。血液中の赤血球を壊してしまうので中毒になり、血尿し貧血を起こして最悪は亡くなってしまいます。与えないようにしましょう。

子宮蓄膿症と子宮がん

水を飲むトラにゃん

猫は避妊手術を行っている場合が多いせいかあまり多くはないようですが、避妊していなければかかる可能性があります。

子宮蓄膿症の症状は元気食欲がなくなって、やたらと水を飲みたがるようになります。陰部から出血する以外に、膿が出ていることもあります。最悪の場合、死亡してしまう病気ですので注意が必要です。

子宮がんの場合も元気食欲がなくなって、おりものが増えたり、お腹の張りやしこりが認められるようになります。猫の子宮の腫瘍は転移しやすく、悪性のものが多いです。

乳がん

血尿した場合ではないのですが、子宮と密な関係のある病気なのでご説明しておきたと思います。一見、関係のない病気と思われがちですが、発情期前に避妊手術を行っておくことで、乳がんの発生率を大きく下げる事が出来るのです。

猫の乳がんは出来てしまうと、ほぼ悪性と言われています。しかも転移、再発率がとても高いのです。皆さんがご存知のように猫ちゃんは4対8個の乳頭が胸からお腹にあり、腹部全体に乳腺が広がっているのです。腫瘍はここ全体に出来るため、出来てしまうと本当に痛々しいです。出来る予防は早めの避妊手術なのです。

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まとめ

なでなでにゃんこ

我が家の老猫ちゃんは避妊手術を施されているようなのですが、春秋に「ぎゃおぎゃお」と鳴き続けるのです。どうやら卵巣の細胞を取り切れなかったようで、再手術になると大がかりになるとの事で、腎機能もかなり低下してしまっているために手術は諦めました。そこで猫が落ち着くというフェロモンのスプレーを知っていたので、購入して鳴き始めたら部屋にスプレーするようにしています。うちのコには効果があって落ち着いて寝始めてくれるので助かっています。

また去勢したけれどスプレーの癖がおさまらないコには一度試されてみると良いと思います。それと引っ越しや多頭飼いなどで喧嘩するなど、何かしらのストレスを感じている猫ちゃんには使用してみても良い商品だと思います。

フェリウェイ

猫ちゃんが健康に長生きしてくれることが飼い主さんの何より一番の願いですよね。

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