メインクーンの特徴や性格を知って飼い方を学ぼう!メインクーン大全!

ゴージャスな被毛に、がっしりとした大きな体が特徴的な「メインクーン」。
世界一大きな猫としてギネスにも認定されており、そのワイルドな容姿は世界中の人々を魅了しています。
そんなメインクーンの特徴から性格、飼い方や気をつけたい病気などについて、本記事にて詳しくご紹介します。

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メインクーンの特徴

世界最大の猫種

メインクーンの平均的な体重は、オスが約6〜9kg、メスが3〜6kg程度で純血種の中で最も大きい猫種とされており、去勢したオスでは10〜12kg程度にまで大きくなる個体も珍しくありません。
また、体長が長いこともメインクーンの特徴として知られています。

体型は、がっしりとしたロング&サブスタンシャルタイプで、しっかりとした骨格引き締まった筋肉幅広い胸先の尖った大きな耳ふさふさとした長い尾、体は胴長脚はがっしりしており足先は大きくて丸みを帯びていて、全体的に頑強ワイルドさが溢れています。

過酷な自然に耐えるための被毛

メインクーンは、厳しい寒さと雪に覆われた自然の中でも耐えられるよう、豊富で分厚い被毛を持っています。

シルキー防水効果を持った被毛は、背中から下へいくほど長くなっており耳には飾り毛首回りや胸元にはライオンのたてがみのような長い毛、そして雪が積もった地面でも滑らないよう肉球の間にもしっかりと毛が生えています

多彩な毛色と目の色

メインクーンの毛色は多彩で、毛色の数は30種類以上あるとも言われています。
パターンについても、ポインテッド以外であれば全て認められており、また目の色についても、ゴールドカッパーブルーグリーンオッドアイなど数種類ありますので、自分のお気に入りの一匹を見つけるのも楽しみの一つでしょう。

ゆっくりとした成長期間

メインクーンは世界最大の猫種ですが、通常の猫に比べて成長の速度は遅く、成猫の体の大きさになるまで約2〜3年、体重は約3〜4年ほどかかると言われています。
時間をかけて大きく成長していく愛猫をそばで見続けていけることも、メインクーンの魅力の一つではないでしょうか。

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メインクーンの性格

優しさと人懐こさを合わせ持つ猫

メインクーンは、ワイルドな外見とは反対にとても穏やか優しく物静かな猫です。
小さい子供に対してもおおらかな態度で接することができ、人懐こさも持ち合わせていますので、見知らぬ人や他の動物に対しても攻撃的になることなく穏やかに接することができます。

ただ、優しい性格のメインクーンはストレスを溜め込みやすい一面があり、ストレスから病気につながることもありますので、適度にスキンシップを図ってストレスを発散させてあげるようにしましょう。

こちらの記事も参考にしてください。

見逃さないで!猫のストレスの症状とその対処法!

飼い主への愛情に溢れたメインクーン

メインクーンは、飼い主に対してとても愛情深い性格の持ち主です。
過度にベタベタとしてくるようなことはありませんが、甘えん坊の個体も多いため、一定の距離を取りながらそばにいることを好みます
飼い主と遊ぶことも大好きですので、運動不足の解消も兼ねて、時間が取れる時はめいいっぱい遊び相手をつとめてあげると良いでしょう。

高い知力と器用な前足

メインクーンは賢く器用なため、前足を上手に使う個体が多いとい言われています。
ドアを開けたり、時には前足を器用に使って引き出しを開けることもあります。
室内に置かれた物に対しても興味を持ちやすいため、壊れて危険なものや触られたくない大切なものは、愛猫が触れることができないようしまっておくようにしましょう。

水遊び大好き!防水効果の高い被毛

メインクーンは、猫にしては珍しく水を好む個体が多いとされており、水遊びやお風呂が好きな子も多いと言われています。
これは、メインクーンの被毛に防水効果があることが関係しています。
通常、猫は被毛が濡れると乾きにくいことため、水を苦手と感じるようになりますが、メインクーンの被毛には防水効果があることで濡れてもすぐに乾き、水を嫌がることが少なくなるのです。
しかし、水場には時に危険も生じますので、飼い主さんが見てない時に愛猫をお風呂場やトイレに入れないよう注意しましょう。

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メインクーンの飼い方

適切な食事と運動の必要性

メインクーンは、成猫の大きさ・体重に達するまでに約3〜4年かかると言われています。
離乳後から1歳になる頃までは、成長するために多くのカロリーを費やしますので、高カロリー・高たんぱくな食事をあげ、おもちゃなどでたっぷり運動をさせるようにしましょう。
1歳を過ぎたら、必要なカロリーを計算しながら栄養バランスの良い食事に切り替え、肥満にならないよう適度な運動をさせることが大切です。

十分に運動できる環境を作ろう

メインクーンは、普段は穏やかおとなしい猫ですが、運動量が多く遊びも大好きなため、ストレスを溜めないようしっかりと動ける環境を用意してあげることが大切です
ただし、体が大きいため、窮屈に感じないよう十分なスペースの確保が必要で、キャットタワーなどを用意する時は、重い体重に耐えられるよう足場をきちんと固定することも大切です。

厚い被毛の手入れとケア

メインクーンは、厳しい寒さの中で長く生活をしてきた歴史を持っており、毛量豊かなふさふさの被毛には、防寒防水のためしっかりと皮脂がついています。
被毛はもつれにくいものの、皮脂で汚れやすくなっているため、毎日ブラッシングとコーミングを行い、抜け毛もしっかりと取ってあげるようにしましょう。
ブラッシングを怠ると、毛球症などの病気を引き起こしてしまうこともありますので注意が必要です。

なお、ブラッシングだけで汚れや抜け毛を取りきれない場合は、シャンプーをしてあげるのもオススメです。
メインクーンは水を苦手としない珍しい猫種ですので、小さな子猫のうちからシャンプーをして慣れさせておくと良いでしょう。

こちらの記事も参考にしてください。

猫のシャンプーの必要性について。仕方、頻度、いつからかを徹底解説!

熱中症には注意しよう

厳しい寒さと雪の中で暮らしてきたメインクーンは、寒さには強いものの夏の暑さには弱いとされています。
気温の高い真夏に外出する際は、飲み水を忘れず用意し、エアコンなどで涼しくすごしやすい環境を用意するようにしましょう

こちらの記事も参考にしてください。

夏の暑い日は、猫も熱中症になります!予防と対策は?症状と対処方法は?

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メインクーンのしつけ

メインクーンは、穏やか賢く飼い主に対しても従順なため、しつけもしやすいと言われています。
しかし、前述のとおり、メインクーンは他の猫に比べて器用に前足を使うことが出来、室内に置かれたものに対しても興味を持つことがありますので、触って倒したり、壊す可能性も少なくありません。
これに関してはしつけを行うというよりも、予め飼い主さんにて触られたくないものを片付けておく方が良いでしょう。

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メインクーンの病気

メインクーンは、厳しい自然の中で生存できる個体だけが生き残ってきた、体の丈夫な猫です。
しかし、そんなメインクーンにもかかりやすい病気がありますので、下記にていくつかご紹介します。

肥大性心筋症

メインクーンがかかりやすい遺伝性疾患の中で、最も危険な病気が「肥大性心筋症」です。
心臓の筋肉が遺伝子異常により肥大して心臓の内側が狭くなり、送り出される血液量が減少して、全身に十分な血液が回らなくなる怖い病気です。

この病気は重症化するまであまり症状が出ないとされていますが、活動量が低下したり、呼吸が荒くなったり食欲不振になることがあります。

発症すると「心不全」後脚の麻痺、さらには突然死なども起こる可能性があります。
また血栓もできやすく、血栓が動脈に詰まってしまうと「動脈血栓塞栓症」が起こって非常に重篤な状態となります。

治療は、投薬が基本となりますが、この病気の治療は歴史が浅く、獣医師によって薬の種類や投薬の時期が異なります。

肥大性心筋症は、早いと生後6カ月頃から発症することがあり、また肥満の個体やオス猫でより多く発症すると言われていますので、定期的に病院で検査をしてもらうことが早期発見に繋がります。

多発性嚢胞腎

「多発性嚢胞腎」は腎臓病の一つで難病指定されており、発症すると完治が難しいと言われている遺伝性の疾患です。
腎臓に嚢胞がたくさんできて腎不全となり、やがて死に至るこの病気は、2歳までに病気が発症してしまうと8歳頃まで生きることが難しいとされ、治療法も見つかっていません

症状は初期にはあまり出ず、嚢胞が少しずつ増え大きくなると腎臓に負担がかかっていき、嘔吐食欲不振になったり、食べているにもかかわらず体重が減少していき、最終的に腎不全となって死に至ります。

愛猫が「多発性嚢胞腎」と医師から診断を受けた場合は、日頃から水をたくさん飲ませて腎臓の負担を軽くし低タンパクの食事に見直すことが必要となります。
この病気は、早期発見ができれば食事療法に効果がありますが、初期には症状がわかりづらく、病気自体も少しずつ進行していきますので、日頃から愛猫の様子には気をつけ、定期的に健康診断遺伝子検査を受けるようにしましょう。

こちらの記事も参考にしてください。

気を付けて!猫の腎不全。初期症状と治療法と予防法について

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メインクーンの寿命

メインクーンの平均的な寿命は約12〜15歳程度で、一般的な猫とあまり変わらない長さとされていますが、ギネスに登録されている記録では、24歳まで生きたメインクーンも存在しているようです。

少しでも長く愛猫と一緒に過ごせるよう、カロリー計算をしたバランスの良い食事と適度な運動、そして、定期的に健康診断を受けることで病気の早期発見や早期治療を行えるようにしましょう。

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メインクーンの購入相場

メインクーンの平均価格は、ブリーダーから直接購入する場合は約10〜15万円、ペットショップで購入する場合は約15〜30万円程度となっていますが、血統毛色などによっても価格は変動します。

メインクーンを購入する場合は、体つきや歩き方などに不自然な点がないかを直接目で見て確認したうえで、たくさんある毛色や目の色を持つ個体の中から、ぜひあなたのお気に入りの一匹を見つけてお迎えしてあげてください。

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メインクーンの歴史

メインクーンの起源には諸説あると言われていますが、中でも一番有力視されているのが、西ヨーロッパ沿海部にいたバイキングの船に乗って北米に渡ってきたという説です。
当時、ネズミなどの駆除をするためのワーキングキャットとして活躍していたメインクーンは、土着の猫との交雑を重ね、今の原型を作り上げました。
メインクーンは、ノルウェージャンフォレストキャットと類似点が多いことから、この説は最も有力であると考えられています。

アメリカでは、早くからキャットショーにも出場し、人気を得ていたメインクーンですが、1900年代になってからは同じ長毛種のペルシャに人気を奪われ、人々の関心も薄れていきました。
しかし、メインクーンの熱心なブリーダーや愛好家たちの活動によって少しずつ人気が回復していき、1980年までには猫血統登録団体であるCFATICAでも認められる猫種となりました。

まとめ

大きな体と華やかな被毛ばかりが注目されやすいメインクーンですが、その性格は穏やかで優しく、聡明でしつけにもほとんど困ることがないとても飼いやすい猫です。
目の色も多彩で、毛色の数にいたっては30種類以上もあると言われているメインクーン。
たくさんいる中から、ぜひあなたのお好みの一匹を見つけて、愛情たっぷりに育ててあげてくださいね。

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