猫の寿命についてのエトセトラ!老化のサイン、病気、ケア等のまとめ!

猫の寿命はフードの質が上がったことや、獣医療の発達、動物愛護の普及によってどんどん延びてきています。通常10年以上生きますが、健康な子であれば20年近く生きる場合も!

しかし、猫は人の約4倍年を取ると言われていますので、年を取れば取るほど体は老いていきます。大切な愛猫にはできるだけ健康に長生きしてもらいたい!と思うのが、飼い主の常ですよね。

そこで今回は、

猫の最高寿命は?
老化のサインは?
長生きするためには?

など、猫の寿命に関する事柄について、いろいろな視点から探ってみたいと思います。

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猫の平均寿命は?

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猫は平均でどのくらい生きるものなのでしょうか?

ペットフード協会が調査したデータによると、平成28年度の猫の平均寿命は15.04歳という結果が出ました。これは室内飼育をしている猫で、家の外に出している猫については13.26歳と、室内飼育されている場合と比べて低いことがわかります。

ちなみに人に飼われていない野良猫の寿命は、病気や交通事故などが原因で4~5歳と言われています。

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寿命が長い種類って?

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それでは、猫の種類によって寿命の違いはあるのでしょうか?

猫の中でも最も寿命が長いとされるのが、MIX(雑種)です。これは犬も同じで、純血種に比べて遺伝的疾患が少ないためと言われています。

特に愛玩目的で品種改良されてきた種類は、鼻が著しく低かったり、毛がなかったりして、さまざまな疾患にかかりやすい状態にあります。

そのほか、短毛種よりも長毛種の方が短いという意見もあります。これは長毛種がグルーミングの際、毛を飲み込んでしまうことによって病気にかかる確率が高くなるからではないでしょうか。

もちろんMIXであっても病気になることはありますし、飼育環境によっても大きく左右されるのが寿命と言えるでしょう。

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今までの最高寿命は?

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これまで1番長生きした猫は何歳でしょう?

さすがに100万回…とまではいきませんが、猫の最高齢としてギネスに登録された年齢は、なんと38歳!アメリカテキサス州の「クレーム・パフ」という名前のオス猫でした。

人間の年齢に換算すると、168歳にもなります。しかも与えていたエサはブロッコリーやベーコン、卵などで、一般的な猫の餌とは違うようです。

また歴代長寿猫2位の「グランパ」は34歳。なんと「クレーム・パフ」と同じ飼い主だというので驚きです。やはりエサやブロッコリーなどを与えていたようですが、それが長寿に繋がったかどうかは不明だそうです。

気になるのが日本の猫ですが、青森の「よも子」という猫が36歳まで生きたという情報があります。また現在でも20歳を超える猫は多く、長寿猫として紹介されていることがありますね。

これらの情報を見ると猫の種類や食事は、長生きと直接的な関係はないのかもしれない。と思ってしまいます。しかしいくら見た目は若々しくても、年を取れば体の機能は低下していくものです。

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見逃せない老化のサイン

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猫が15歳を迎える頃、人間として考えると76歳に達しています。もちろん15歳以上でも元気な猫はいますが、老化のサインにいち早く気づくことができれば、さらに長生きできる可能性が高まります。

高齢の猫に見られるサインは以下の通りです。

  • 毛ヅヤがなくなる
  • 歯が抜け、口臭が気になる
  • 食欲不振、体重の減少
  • 目ヤニが増える
  • 視力、聴力の衰え
  • 寝ている時間が長くなる
  • 高い所に上がれなくなる
  • 足を引きずって歩く
  • 反応が鈍くなる

高齢になって来ると自分でグルーミングをする回数が減るため、毛ヅヤがなくなります。また筋力が落ちていくので、これまで登っていた場所に上がれなかったり、動きが緩慢になったりします。

体重の減少は消化機能が下がることや、歯や歯肉の状態が悪くなること、嗅覚や味覚が衰えるなどの理由によるものです。

こちらの記事も参考にしてください。

猫の毛づくろい(グルーミング)する5つの理由と3つの注意点について。

猫の歯の構造や生え変わりの時期、歯周病などのトラブルと予防について。

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どんな病気にかかりやすい?

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高齢猫は免疫力や体力、代謝機能が下がり、体調不良や病気、怪我などを起こしやすくなります。具体的にどのような病気になるのか、ご紹介していきましょう。

慢性腎不全

老猫に多く見られる病気であり、猫の死亡原因となる病気でもあります。腎臓の働きが悪くなり、老廃物がろ過されず、それが体内を巡ることで色々な症状が現れます。

症状として、多飲多尿、食欲低下、軽度の貧血が見られます。酷い場合は、排泄障害から尿毒素が体内に蓄積することで、尿毒症となり、嘔吐や下痢などの消化器異常、けいれん、多臓器不全になり、非常に危険です。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

気を付けて!猫の腎不全。初期症状と治療法と予防法について

関節炎

足を引きずっていたり、階段の上り下りが困難になっている場合、骨や関節に異常があると考えて良いでしょう。人間も加齢によって関節の痛みを感じることがあるかと思いますが、猫も同様です。

ひざの軟骨部分がすり減って歩くたびに痛みが生じたり、軟骨に石灰成分が付着することで痛む場合もあります。主にひざやひじ、股関節部分に関節炎が見られるようになります。

糖尿病

インスリンはすい臓から分泌され、生体で血糖値を下げる作用をもつ唯一のホルモンです。糖尿病はインスリンの分泌、あるいは作用が低下することで起こります。

症状は、多飲多尿、高血糖、元気消失、体重減少、嘔吐、脱水などです。高血糖により代謝異常を引き起こし、重篤な場合は死亡してしまうこともある病気です。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

猫の糖尿病の原因と症状は?治療法と費用を徹底調査!

 その他

食べ物に異常に執着したり、頻繁に鳴き続けたりと、いわゆる痴呆の症状がみられる時があります。

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どんなケアが有効?

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健康上の問題を未然に緩和させるため、まめに動物病院へ行って健康診断を受けることがベストですが、自宅でもできるケアとして有効なものをいくつか挙げていこうと思います。

 食事の改善

運動機能が低下した老猫に高カロリーの食事を与えていれば、当然肥満になってしまいます。そのため、高齢猫には低カロリー、低脂肪で消化のしやすいフードがおすすめです。

今ではシニア猫向けのフードが多く販売されていますが、新しくフードを切り替える時には少しずつ混ぜていくようにしてください。初めはこれまでのフードに新しいフードを少し混ぜ、次の日から新しいフードの割合を増やしていくというやり方です。また歯が衰えている猫にはウェットフードを選ぶのも手です。

どうしても食べない、食欲が落ちたまま…という場合には、フードを35℃くらいに温めると良いでしょう。これは温めることで匂いが引き立ち、さらには風味も増して、猫の食欲を刺激してくれます。

サプリメント

栄養補助食品として、人間も使用することがあるように、猫にもサプリメントが存在します。

「毛ヅヤがない」「消化機能が低下している」「口臭が気になる」など、主に老猫に見られる状態にあったサプリが多いようです。見た目は錠剤ですが、食べやすいようにチキンなどの味がついているものが殆どなので、自宅でできるケアとして検討してみても良いと思います。

多頭飼いを避ける

多くの猫を飼っている場合、ケンカなどで怪我をしたり、伝染病が蔓延してしまう可能性が出てきます。そのため、比較的長生きする猫は1頭飼いが多いようです。

しかしワクチン接種や、飼い主が食器やケージなど猫が接触するものへの消毒、手洗いなどをきちんと行っていれば、病気にかかる確率はぐっと減るでしょう。

こちらの記事も参考にしてください。

誰でも分かる!猫の多頭飼いの注意点と相性について

ストレスフリー

ストレスのない生活が1番!なのは人間も同じだと思います。動物はストレスが原因で病気になることがありますので、日頃から気にかけてあげたい部分です。

10歳以上にもなれば、行動範囲が狭まっていきます。その中でいかに猫にとって快適な環境を作れるかが重要になってきます。

老猫は睡眠時間が増えることから、安心して休める寝床を日当たりの良い場所に作ってあげたり、トイレの数を増やしたり、構い過ぎたりしないようにします。また温度管理も大切です。老猫は自分で体温調節することが難しくなりますので、室内は適温を保ってあげてください。

こちらの記事も参考にしてください。

見逃さないで!猫のストレスの症状とその対処法!

最大の長生きの秘訣

やはり飼い主が毎日、猫を気にかけてあげることではないでしょうか。

上記に老化のサインを挙げましたが、どんな小さな変化も見逃さず、気になることがあったら動物病院で相談する。もしくは飼育環境の改善、フードの切り替えなど、猫の生活の質を上げることが大事だと考えます。

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まとめ

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猫の寿命から、老猫に見られる病気、長生きの秘訣まで…さまざまな面からお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

通常4~5年しか生きられないとされていた猫が、人と共に過ごすことで寿命が延びていきました。それは飼い主の手厚いケアと愛情の賜物に他なりません。

おそらく長寿猫を世話している方々は、普段から猫を気にかけて、常に最善を尽くそうと努力されているのではないでしょうか?

30歳以上生きた猫たちが、どうしてそこまで長生きできたのか、科学的な根拠はわかっていませんが、たくさんの愛情をかけて世話をすることで、猫は飼い主の期待に応えようとするのかもしれませんね。

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