猫の毛づくろい(グルーミング)する5つの理由と3つの注意点について。

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猫を見ると常に体を舐めて、毛づくろいしている姿が見られます。可愛らしい行動ですが、体を舐めて綺麗にしている以外にも、毛づくろいすることで、いろんな効果があるようです。猫が毛づくろいをするのは何故なのか、ご紹介致します。猫の毛づくろいをする意味が解かれば、飼い主が猫を洗って、清潔にする際に役立てられるでしょう。猫がどのような気持ちで、毛づくろいをしているのか、多少はわかるようになれば幸いです!

 

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毛づくろい(グルーミング)する理由について

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猫はグルーミングをして体を清潔に掃除している

猫の毛づくろいのグルーミングを、何故猫が頻繁にしているのか?それは自分の体を綺麗にして、清潔を保つためです。勿論飼い主も自分で飼っている猫を、洗ったりして清潔にしていますが、猫は自分でも毛づくろいをして、綺麗にしています。

食事をすると食べかすなどが付き汚れますので、体をペロペロ舐めて綺麗にします。又、猫は行動的なので、遊んだりねずみなどを追いかけて、体が汚れたりホコリが付着するので、毛づくろいをして体の掃除をしています。

又、体にいるノミなどを除去したり、寄生虫や糞が付いたりすると、毛づくろいをして清潔にします。猫は意外に、綺麗好きなんです。特に食事の後は、必ずと言っていいほど、毛づくろいをします。

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グルーミングをするとリラックスするできる

グルーミングする意味は、体の清潔を保つこともあるのですが、精神をリラックスさせる意味もあります。人間もそうですが、猫もストレスがたまります。例えば大きな物音だとか、目の前にある見た事無い障害物だとか、人間以上にストレスを感じています。

猫は毛づくろいをすることで、精神を落ちつかせリラックスするようにしています。転位行動とも言われていますが、緊張感や恐怖感を毛づくろいで、発散するようにしています。

猫は赤ちゃんの頃に、母猫に体を毛づくろいしてもらい、安心してリラックスすることができます。成長してもその感覚は覚えていて、ストレスを感じると自分で体を舐めて、安心感を得ているのです。

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毛づくろいをするとビタミンDが補給される

特に日向ぼっこをして、毛づくろいをすると、猫はビタミンDを補給できる体質になっています。猫だけでなく、人間も日光浴は、ビタミンD作りに役立ちます。ビタミンDは、太陽を浴びると、体の中にあるコレステロールが変化して作られます。

ビタミンDは大切な栄養素の1つで、健康な歯や骨を作るためのカルシウムの、吸収率をアップします。又、血液中のカルシウムも、濃度を高めることができます。

免疫システムをサポートしたり、呼吸器感染症を防ぎ、血管や心臓の機能を改善させ、抗がん作用もあります。健康維持のために、猫は自然に、日向ぼっこをしながら、毛づくろいをしているのです。

ビタミンDが足りないと骨の発育に影響があり、獲物をすばやく追いかけられません。獲物を捕らえて食べる猫にとっては、丈夫な骨を保つことが、生きていく上ですごく大切なことなのです。

 

毛を舐めて体温調節をしている

猫は人間のように、身体全身より汗をかくことができません。足の裏にあるにくきゅうなど、身体の一部分からしか、汗を出すことができないのです。人間は汗を発汗することで、体温調節をしていますが、猫は体温調節がうまく出来ません。なので毛づくろいをして、体温調節を行っています。

夏のような暑い季節は、毛を舐める際に出る唾液を、乾燥させて気化熱を利用することで、身体を冷却しています。冬のような寒い季節は、毛づくろいすることにより、空気の層を毛の間に作ることで、保温効果を生み出し、体温が下がらないようにして暖かさを保っています。

猫の祖先は、暑さが厳しい砂漠のような環境で、生活していたこともあり、少量の水分(唾液など)があれば、体温調整ができるように、適応できる猫に進化していったと言われています。

 

猫はお互いグルーミングをして絆を深めている

猫は自分の身体を毛づくろいするだけでなく、一緒にいる他の猫に対しても、毛づくろいをしています。猫には猫の社会があり、お互いグルーミングしている猫を見たら、それは信頼している証拠の行動と言えます。

又、自分で手入れが難しい、頭や首の部分は、他の猫に毛づくろいをしてもらう場合も多いです。飼っている猫が1匹の場合は、飼い主が頭や首の部分を毛づくろいしてあげましょう。

毛づくろいは相手の猫が、雄でも雌でも関係ありませんが、雄同士のグルーミングは少ないようです。相手の猫の身体を舐めることで、自分の臭いを相手の猫に付けているのです。飼い主が大好きだと、飼い主に対しても身体をすり寄せて、グルーミングをします。

親子猫の毛づくろいの意味は、母猫が子猫の手入れをして世話をしている、まだ毛づくろいが上手くない子猫のかわりに、母猫がしてあげています。

 

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注意点について

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猫の舌はブラシになっている

猫の舌をよく見てみますと、のどの奥のほうまで、小さな突起が生えてザラザラしています。ブラシのような状態になっているので、舐めることで舌を使い抜け毛や、身体についているごみなどを、絡めとって掃除をしています。

毛並みを整える役目もありますが、静電気が起きないようにしています。フケの除去もしています。毛はそのまま飲みこんでいて、毛玉になり吐き出します。

毛玉を吐き出しすぎますと、嘔吐が続き脱水症状を起こす場合があります。毛玉を吐き出すのは、猫にとって大変な習性でもあるので、毛玉を糞と一緒に出すキャットフードを与えて、上手く体外へ排出するようにしましょう。

又、毛玉が吐き出せない場合、毛球症(もうきゅうしょう)という病気になったり、被毛の舐めすぎで、舐性皮膚炎(しせいひふえん)になるので、病気になった場合は獣医さんに、相談するようにして下さい。

 

毛づくろいしない猫もいる

猫は毛づくろいするのが普通だと、思っていらっしゃる飼い主がほとんどかもしれませんが、中には毛づくろいをしない猫もいます。どういう猫が毛づくろいをしないかと言いますと、肥満すぎて自分で毛づくろいができないとか、毛が長いため口の中で毛が絡まるのが嫌など、簡単に毛づくろい出来ない猫の場合です。

又、子猫の頃に母猫に毛づくろいをしてもらった経験がなく、毛づくろいをどうやればいいか分からない猫です。室内飼いで1匹のみだと、他の猫より毛づくろいを学ぶ機会もありません。

毛づくろいが出来ないと、清潔を保てませんし、身体の機能をメンテナンスすることも出来ず、困ってしまいます。そのような場合は、飼い主がブラシで全身をブラッシングしてあげて、毛玉ができないように毛並みを整えてあげましょう。

ウェットティッシュで拭いてあげたり、シャンプーをしてあげて下さい。ノミの除去にもなり、病気にならない健康な猫に、育てていけます。

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毛づくろいしていた猫がしなくなるのは何故?

いつも毛づくろいしていた猫が、しなくなってくることもあります。原因として考えられるのは、歳を重ねて老化してきたり、何かの病気になっているとか、肥満体型になってしまった場合などです。

老化したきた猫は、若い頃のように身体を動かせなくなっているので、体力が衰えてきたことにより、体を気遣うゆとりがなくなっています。あまり動かなくなったことで、身体も汚れなくなったため、頻繁に毛づくろいする必要がなくなったとも言えます。

老化したことで、腎臓や心臓などの病気になった可能性もあります。病気で具合が悪いため、毛づくろいをする余裕を無くしていることも、理由として考えられます。毛づくろいしなくなったら、何かしらの病気のサインかもしれませんので、獣医さんに診てもらって下さい。

又、人間にも言えることですが、肥満になると思うように、身体が動かせなくなります。背中に手が届いていたのに、太ったら届かなくなったなどです。太った猫も、身体が動かしにくくなり、舐めたい部分に思うように、身体を曲げたりできなくなり、届かなくなったことで、毛づくろいをやめてしまったと考えられます。

ダイエットをして、スリムな体型に戻すなど、健康管理に気をつけて下さい。

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まとめ

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猫の毛づくろいは、人間が思っていた以上に、いろんな役目があることが、理解できたのではないでしょうか。身体を清潔に保つことを基本に、体温調節をしていたり、愛情表現であったり、メンテナンスであったり、生きていくのに重要な行動だと言えます。

猫が自分で毛づくろいができれば、問題はありませんが、出来ない場合は、飼い主がシャンプーをしたり、ブラシをかけたりして、お手入れをしてあげましょう。体調が悪いサインであれば、獣医さんに相談して下さい。

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