ブリティッシュ・ショートヘアの特徴や性格を知って飼い方を学ぼう!ブリティッシュ・ショートヘア大全!

丸みを帯びた顔とずんぐりとした容姿が可愛いブリティッシュ・ショートヘア。
過去には某メーカーのCMでも起用されたり、「ふしぎの国のアリス」に出てくるチェシャ猫のモデルになったことでも有名で、短毛種の中でも特に高い人気を誇っています。

そんなブリティッシュ・ショートヘアについて、本記事では特徴から性格、かかりやすい病気や歴史まで詳しくご紹介します。

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ブリティッシュ・ショートヘアの特徴

ゆっくり成長を楽しもう

ブリティッシュ・ショートヘアの平均体重は、オスは4.5〜6.5kg、メスは3.5〜5.5kg程度で、中型セミコビータイプとなります。
外見は、丸みを帯びた大きな顔丸い目低い鼻厚い胸がっしりとしたやや短めの四肢先が丸くなった尾が特徴的です。

成猫になるまでには約3年ほどかかるとされており、他の猫種に比べてゆっくりと長く成長を楽しむことが出来ます。

あらゆる色が存在する被毛と目

ブリティッシュ・ショートヘアの被毛は短毛で、密生した硬めの短い毛に全身が厚く覆われています。
毛色は、「ブリティッシュ・ブルー」と呼ばれる青みのあるグレーが代表的で最も人気ですが、異種交配が行われた歴史から、あらゆる毛色が認められています
また、目の色においても同様に、「ブルー」や「グリーン」「ゴールド」「オッドアイ」など、様々な色が存在しています。

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ブリティッシュ・ショートヘアの性格

穏やかな性格と高い独立心

ブリティッシュ・ショートヘアは、穏やか温厚な性格の猫です。
のんびりと過ごしていることがほとんどで、無駄鳴きすることも少なく高い独立心から飼い主への依存も少ないため、留守番も得意としています。
初心者の方や、猫と程よい距離感を保ちながら暮らしたい人には、是非オススメしたい猫種です。

クールな見た目と甘えん坊のギャップ

そんなクールな印象のブリティッシュ・ショートヘアにも、甘えん坊な一面があります。
一匹で過ごすことが好きで、飼い主との過度なスキンシップは苦手としていますが、時に甘えたいと思うこともあり、飼い主に対して興味を示した時には愛情たっぷりに遊んであげると良いでしょう。

静かな環境を好むブリティッシュ・ショートヘア

穏やか物静かなブリティッシュ・ショートヘアは、騒々しい環境を好みません
人が多く出入りし常に騒がしい家庭や、あまり静かでない環境には不向きなため、ブリティッシュ・ショートヘアを飼おうと考えられている場合は、まず静かで落ち着いた環境を整えることから始めましょう。

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ブリティッシュ・ショートヘアの飼い方

運動不足と肥満には気をつけよう

ブリティッシュ・ショートヘアは、のんびりとした穏やかな性格の持ち主ですが、もともとハンターとして活躍していたこともあって、身体能力が高く運動も大好きです。
ストレスが溜まらないよう部屋の中でひとり遊びができるようなスペースを設け、日頃から運動不足にならない環境を作ることが大切です。
また、体質的に太りやすい猫種ですので、食事内容にも気をつけましょう。

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簡単でラクな被毛の手入れ

ブリティッシュ・ショートヘアの被毛は短毛ダブルコートで、比較的抜け毛が少ない猫種とされています。
しかし、換毛期だけは多くの毛が抜けますので、1日2回ブラッシングを行うようにしましょう。
なお、ブリティッシュ・ショートヘアは過度に構われることを苦手としていますので、子猫の時期からブラッシングで体を触られることに慣れさせておくことが大切です。

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ブリティッシュ・ショートヘアのしつけ

高い知力と学習能力

ブリティッシュ・ショートヘアには、もともとネズミを駆除するためのハンターとして活躍していた歴史があり、賢く学習能力も高いと言われています。
飼い主の言うこともよく聞き理解しますので、しつけなどで困ることもほとんどなく飼いやすい猫種と言えるでしょう。

褒めて育てよう

一般的に、しつけを行う際に褒められても猫は犬ほど達成感を感じにくい動物と考えられていますが、ブリティッシュ・ショートヘアはとても褒められることが大好きです。
歴史的にしつけをされる環境に慣れていることもあって、褒められることに対しては他の猫種よりも喜びを感じると考えられています。

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ブリティッシュ・ショートヘアの病気

ブリティッシュ・ショートヘアは、歴史が長く体は頑丈で、遺伝性の病気は少ないとされています。
しかし、体質的に太りやすく代謝も悪いため、日頃から肥満にならないよう適度な運動を行うことが大切です。
その他にも気をつけたい病気があり、また、ブリティッシュ・ショートヘアで特徴的な血液型についても以下にご紹介します。

糖尿病

肥満になりやすいブリティッシュ・ショートヘアは、糖尿病になりやすい猫種と言われています。
糖尿病は内臓に障害をきたしますが、肝硬変腎不全急性膵炎など命に関わるような重篤な病気までもを併発してしまう可能性があるこわい病気です。

症状には、水をよく飲む、食欲が旺盛になる、体重が減少する、腹部が膨らむ、などが挙げられます。

治療法は食事療法が基本で、毎日のインスリン投与が必要となります。
糖尿病は完治が難しく、発症してしまうと一生付き合っていかなければならない病気ですので、日頃から肥満には気をつけながら、気になる症状が見かけられたらすぐにかかりつけの病院で診察してもらうようにしましょう。

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4割を占める特徴的な血液型

猫の血液型はA型が最も多いと言われていますが、ブリティッシュ・ショートヘアでは約4割B型となっています。
約半数をB型の個体が占めるということは非常に珍しく、妊娠・出産時や、治療で輸血が必要となった際に、B型の猫が少なくドナーが簡単に見つからないといった問題が起こる可能性があります。

ブリティッシュ・ショートヘアを家族として迎えられる場合は、万一に備えて血液型の検査をしておくようにしましょう。
その際にB型の判定が出た場合は、B型の血液を用意してもらうことが可能かどうかもあわせて確認しておくと安心です。

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ブリティッシュ・ショートヘアの寿命

ブリティッシュ・ショートヘアの平均寿命は、約14〜17歳で、一般的な猫の平均寿命に対して長命の猫種であると言えます。
個体差はあるものの、日頃からしっかりと食事と運動の管理を行い、定期的に検診に行って病気を未然に防ぐことで、平均寿命を超えて長く生きることも可能でしょう。

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ブリティッシュ・ショートヘアの購入相場

ブリティッシュ・ショートヘアの平均価格は、約10〜25万円程度となっており、月齢、血統、毛色、容姿などによっても価格は変動します。

親猫がチャンピオン血統書がついている場合は30万円を超えることもあり、また、毛並みが美しいブルーの場合も他の毛色に比べてやや値段が高くなる傾向にあります。

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ブリティッシュ・ショートヘアの歴史

ブリティッシュ・ショートヘアは、2世紀頃に古代ローマ人によってイギリスへと持ち込まれた猫だと言われています。
当時、高い運動能力を持っていたブリティッシュ・ショートヘアは、ネズミ捕りのハンターとして大活躍していました。

19世紀に入ると、イギリスでは土着の猫が注目され始め、ブリティッシュ・ショートヘアは改良が重ねられていき、1890年代には正式な猫種として認められました
その後、他の猫種と同様にブリティッシュ・ショートヘアも、第二次世界対戦時には食糧不足が影響し絶滅の危機に陥りましたが、ロシアンブルーペルシャとの交雑が行われて絶滅を免れ、それまで大型だった体型は、現在の中型でセミコビータイプとなり、人気を復活させていきました。

その後、異種交配が重ねられる中で、ペルシャとの交配によってブリティッシュ・ショートヘアにいなかった長毛種が生まれるようになり、一部の愛好家からは人気を博していました。
しかし、イギリスの猫血統登録団体からの反対を受け、アメリカの猫血統登録団体では長毛種を「ブリティッシュ・ロングヘア」として登録し、人気の高い短毛種とは別種として、アメリカやヨーロッパでも少しずつ人気を拡大しています。

まとめ

賢く穏やかで物静かなブリティッシュ・ショートヘアは、独立心が高く、しつけにも困らないため、一人暮らしの方や初心者の方にも飼いやすいオススメの猫種です。

約3年ほどかけて生猫になりますので、あっという間に過ぎてしまう可愛い子猫の時期の成長をゆっくり楽しむことができるのも、ブリティッシュ・ショートヘアの魅力の一つと言えるでしょう。

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