猫の腰痛の原因は3つあった!治療法や費用、飼い主さんによる介助方法について

猫は獲物を追いかける動物のため、動きが激しいです。そのため、足腰への動きによる加圧も大きく、腰痛である「椎間板ヘルニア」の、原因になっています。人間と同様に猫も痛くてつらいので、症状に気づいたら早めに動物病院に連れていき、治療するようにして下さい。早急に対応できれば、症状を悪化させないですみます。飼い主さんが普段より、よく猫を見て腰に負担がかからないように、配慮してあげて下さい。椎間板ヘルニアの早期発見に、役立て頂ければ幸いです。

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猫のヘルニアとは?

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先天的に心臓を包んでいる、心膜の形成が良くない状態で、腹腔とつながってしまっている状態を、腹膜心膜横隔膜ヘルニアと言います。これに対して、横隔膜の中で食道が通る食道裂孔に、異常が見られ食道や胃の一部分が、胸腔内に入っている状態を、食道裂孔ヘルニアと言います。

横隔膜ヘルニアになると、呼吸が苦しくなり、吐いたり下痢をしたり、食欲がなくなったりします。臓器が胸部に入り神経症状が、重篤な状態になることもあります。

食道裂孔ヘルニアは、食事の際に食べ物を飲むと痛がり、食事を吐き出すなど、食道炎の症状が現れることが多いようです。

猫の病気でもヘルニアと呼ばれている症状は、いくつかあるんだなと覚えておくといいでしょう。治療方法としては、基本的に経過観察をしながら、内科的な治療をしていくことになります。

初期症状は問題はありませんが、症状が重症な場合は、外科手術になります。横隔膜ヘルニアは予防方法としては、これ以上痛めたりしないように、室内飼いを徹底して下さい。複数のヘルニアの症状が、重なることも考えられ、的確な判断が求められます。

猫の腰痛に多いのは「椎間板ヘルニア」となりますので、こちらを中心に原因や対処法をまとめていきたいと思います。

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猫が腰痛になる原因について

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猫の腰は想像以上に負担がかかっている

人間は二足歩行ですが、猫は四足歩行です。身体全体を動かして、腰を曲げる体勢も多いですし、ジャンプの際はかなりの負荷がかっています。なので人間以上に、猫のほうが腰痛になる確率が高いです。

猫にも椎間板ヘルニアがあり、背骨と背骨の間にある椎間板が、クッションの役目をしているのですが、これが何らかのきっかけで、押し出され変形してしまいます。人間でも椎間板ヘルニアになるとつらいですが、猫も同じことが言えます。

椎間板はゼリー状になっているのですが、これがはみ出してしまい、背骨周辺の神経と血管を圧迫して、足腰に激痛が走ります。どのような体勢でいても、激痛でつらく立っていられません。なかなかリラックスして、眠ることもできません。

特に肥満の猫であれば、高い場所から飛び降りて、衝撃が腰に強くかかりますと、椎間板にダメージを与え、椎間板が飛び出してしまうこともあります。長い年月肥満体質な猫は、普通の猫より背骨に負荷がかっている、可能性があると考えておくといいでしょう。

 

猫も老化してくると腰痛になる

若い猫は大丈夫でも、老化した猫であれば、椎間板ヘルニアになる確立が高いです。猫は年寄りになってきますと、コラーゲンが減少してきます。実は椎間板のメインの成分は、コラーゲンなのです。

なので猫が老化したことで、コラーゲンが減少してきますと、若い猫の頃のような動きができなくなってきて、椎間板ヘルニアになってしまいます。

又、猫の種類でも腰痛になりやすいタイプがあり、胴が長く足が短い猫は、発祥の確立が多くなります。その他は、小型のタイプで足が短い種類の猫は、軟骨形成に異常が見られることが、少なくないようです。椎間板の繊維輪も、他の猫と比べますと弱いため、椎間板ヘルニアになりやすいです。

肥満体型の猫で、老化している猫は、高い確率で椎間板ヘルニアになってしまいます。獲物を自分で捕まえたりしなければ、腰への負担も少ないため、特に老化した猫であれば、室内飼いをメインにして、ジャンプや飛び降りる回数を減らし、腰に負担がかからないように工夫しましょう。

 

外的環境や遺伝などでも椎間板ヘルニアになる

椎間板は、衝撃による圧力に耐えられるように、強くできてはいますが、例えば交通事故で腰を痛めたり、高い場所から落ちて腰への圧力が大きかったり、走っている最中などに壁へ激突したなど、瞬間的に強い力が加わると、椎間板ヘルニアになってしまいます。

又、人間の住環境が猫にとっては悪いこともあり、フローリングは猫が滑りやすく、身体を支えることが難しいため、四肢で一生懸命ふんばり、腰への圧力が大きくなるため、椎間板ヘルニアになります。

猫の遺伝的な問題においては、人間が猫を品種改良したため、猫が短足化と小型化して、遺伝的に軟骨の形成に異常が見られ、椎間板ヘルニアが発症してしまいます。

遺伝子はどうすることもできませんが、人間の住環境の犠牲になって、猫が腰を痛めているなら、猫にも配慮した猫を飼うための部屋に、環境を整える必要があります。

椎間板ヘルニアは、猫の脊髄で炎症が起きて、痛い状態になっているので、背骨を上から触られると、痛いので腰を落としたり、触られることを嫌がるなどの様子が見られます。

 

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猫が椎間板ヘルニアなった場合の症状と治療方法

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猫の様子を見て、椎間板ヘルニアになってしまったと、早く気づくことができれば、猫を動物病院に連れていくとか、猫の腰に負担がかからない、住環境作りを飼い主さんが実施するなどして、すばやく対応し猫の具合が悪化しないように防ぐことができます。

最初に猫をよく観察してほしいポイントは、歩き方が変という様子です。横になったまま動かず、動くことを嫌がったり、足に痛みや麻痺が出て、足を引きずって歩いていたり、後ろ足などに力を入れて歩いていないなどの、猫らしくない動きをするようになったりしていないか?です。

猫の歩き方がいつもと違い変な場合、両手でかかえるように抱っこをして、動物病院に診せるようにしましょう。動物病院の治療方法としては、内科療法や外科療法、リハビリなどを行い治していきます。

症状がひどい場合は、入院をして手術をします。症状が軽い場合は、安静・療養・介助になります。対症療法では、椎間板ヘルニアをこれ以上悪化させないため、運動制限をして、肥満体型の猫であれば、ダイエットを行っていきます。

投薬による治療では、椎間板ヘルニアの症状が軽い場合、非ステロイド系の薬や、抗炎症剤などを投与して治療します。

 

猫の椎間板ヘルニアの手術費用はいくらぐらい?

猫に手術を行う前は、検査を実施するので、費用がかかります。検査のあと、手術になります。手術箇所は、猫の脊椎を手術することになりますので、難易度が高い技術が必要となる手術になりますし、慎重に行わなければいけないので、長時間の大手術になります。

手術した後、完治する場合もありますが、治らない場合もあります。手術した後は、経過観察が必要になり、1週間程入院することになります。検査と手術、及び入院のこれら全部の費用を合計しますと、約15万円から20万円ほど、必要になってきます。

入院中はリハビリもしていきますし、治療薬代もかかります。退院してもその後、通院するパターンもあり、治療するための費用を、ある程度用意しておかなければいけません。

猫の椎間板ヘルニアの治療のためだけに、これだけの大金な費用をかけられない飼い主さんは、日頃より猫が腰などを痛めたりしないように、注意して飼うことを心がけて下さい。

腰痛猫の飼い主さんによる介助方法

椎間板ヘルニアのため、神経麻痺が膀胱や直腸に出ているのであれば、猫が自分で排泄することができません。なので、排便に対しては浣腸をする必要があります。排尿に対しては、尿道に細い管を入れて、尿を外へ出すようにします。

神経麻痺はあるものの、猫が自分で排尿と排便ができる場合は、トイレまで連れいってあげるか、おむつをするなどします。神経麻痺がひどいと、歩けないようになります。そのような場合は、猫用の車椅子が必要になります。関節の弱い猫用などの、昇降台を使用して、猫が動けるように助けてあげて下さい。

又、椎間板ヘルニアで腰を痛めているので、基本的に寝ていることが多くなりますので、寝床を寝心地がいいように、作り直しましょう。猫の身体に負担がかからない、クッション性が高いベッドにします。

低反発クッションや体圧分散タイプのクッションなど、長時間寝ていても負担がない寝床を、作ってあげて下さい。

 

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まとめ

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猫の腰痛は、基本的に椎間板ヘルニアが多く、一度発祥しますと基本的に、なかなか治らないです。長時間のリハビリなど必要になってきて、飼い主さんにも猫の介助の知識が必要になってきます。

猫の立場にたって、腰痛がある猫になってしまっても、助けてあげましょう。寝床も楽な体勢で眠ることができるよう、工夫して作ってあげましょう。室内もフローリングの床には、滑らないマットをひいてあげるとか、高い場所へジャンプできないようにしておくなど、良い住環境作りをして下さい。

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