アビシニアンの特徴や性格を知って飼い方を学ぼう!アビシニアン大全!

スマートでしなやかな体がエレガントで、涼し気な鳴き声と光り輝く被毛が魅力的な「アビシニアン」。
優雅で美しい佇まいに魅了される人々は多く、世界中で愛される人気の猫です。

そんなアビシニアンについて、本記事では特徴から性格、歴史にいたるまで詳しくご紹介します。

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アビシニアンの特徴

しなやかな体と美しい瞳

アビシニアンの平均的な体重は、オスが約3〜5kg、メスが約2.5〜3.5kg程度で、一般的な猫に比べてやや軽めとなっています。

体型はフォーリンタイプで、やや小さめの中型です。
丸みを帯びたくさび形の小さな頭には大きな耳がついており、M字模様の額大きなアーモンド型の目が特徴的で、目の色はグリーン、カッパー、ヘーゼル、ゴールドの4種類が認められています。
また、目尻には「クレオパトラライン」と呼ばれるアイラインの模様があり、大きな瞳をくっきりと際立たせています。
シャープしなやかな体は筋肉質で、引き締まった長い四肢長い尾も特徴的です。

エレガントな立ち姿

つま先立ちをしているかのようなアビシニアンの立ち姿は、「バレエキャット」と呼ばれるほど美しく、エレガント優雅な佇まいに惚れ込む方も少なくありません。
また、涼し気で綺麗な鳴き声は、「鈴を転がしたような音色」と形容されることも多く、こちらもアビシニアンの特徴の一つです。

光り輝く被毛

アビシニアンの被毛は、きめ細やかな毛質弾力性があり、太陽の下で見ると輝いて見えることがあります。
これは「ティックド・タビー」と呼ばれる模様が原因で、1本の毛の中に3〜4色の色の濃淡があるため、見る方向によって毛色が変化したかのように見え、これもアビシニアンの代表的な特徴の一つです。
なお、毛色は、ルディー、レッド、フォーン、ブルーの4種類のみが認められています。

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アビシニアンの性格

コミュニケーション上手で甘えん坊な猫

アビシニアンは、クールな目つきからは想像できないほど、甘えん坊人懐こい性格と言われています。
飼い主さんに対してはとても愛情深く、特にオスに至っては、全身で愛情を表現してくれるほどとても甘えん坊な個体が多いとされています。
また、飼い主以外の人に対しても非常に人懐こく初対面の人や子供とも上手にコミュニケーションをとることができます

遊び好きはイタズラ好き!

アビシニアンはとても好奇心が強く活発遊びも大好きな猫です。
運動神経も抜群で、高いところに登るのも得意としています。
ただし、少々イタズラ好きな性格もあり、部屋の中を猛スピードで駆け回ったり、高いところから物を落としたりするなど、時に手を焼いてしまうようなこともあります。
遊んでもらうことが大好きな猫ですので、運動不足になってストレスを溜めないよう、毎日しっかりスキンシップを取ってストレスを発散させてあげるようにしましょう。

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高い理解力と繊細な心

アビシニアンは、非常に賢く従順で、飼い主が話す言葉もよく理解すると言われています。
忠誠心も高いため、名前を呼べば反応し、時には持ち前の綺麗な声鳴き声で返事をすることもあります。
他の猫に比べてコミュニケーションが取りやすく物覚えも良いことから、しっかりしつけさえ出来れば飼いやすい猫と言えるでしょう。
ただし、飼い主さんが大きな声で叱ったりすると懐かなくなることもありますので、感情的な態度で接するのは控えるようにしましょう

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アビシニアンの飼い方

遊ぶ時間と空間を用意しよう

アビシニアンは、活発運動神経が良く遊び好きな猫です。
人と遊ぶのも大好きですので、子猫の頃から好奇心を刺激するようなおもちゃなどを用意し、スキンシップを兼ねて遊び相手をしてあげながらしっかり運動させてあげるようにしましょう。

しかし、アビシニアンはやんちゃでよく怪我をしますので、部屋の中の家具の配置などを考え、快適に運動ができるようなスペースを作ってあげることも大切です。

被毛のお手入れ方法と注意点

アビシニアンは、ダブルコート短毛種で、抜け毛が多い方とされています。
そのため、最低でも2〜3日に1回はブラッシングを行い、春と秋の換毛期にはより抜け毛が増えますので、毎日しっかりブラッシングをしてあげるようにしましょう。

なお、アビシニアンはデリケートな猫ですので、ブラッシングを行う際は優しく話しかけながら丁寧に行うのがオススメです。

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アビシニアンのしつけ

しつけを行う際の心構え

アビシニアンは非常に賢く人の話すことを理解することが出来ると言われており、また物覚えも良いため、しつけ自体はあまり苦労しないとされています。
しかし、イタズラ好きな面があり、愛猫が何か悪さをした時に大きな声で叱ったり、叩くなどといった行為で厳しくしつけをしてしまうと、恐怖からそれがトラウマとなってしまいます。
飼い主さんにも懐かなくなる可能性がありますので、しつけを行う際は感情的になりすぎないよう気をつけましょう。

噛み癖には気をつけよう

アビシニアンは、遊ぶおもちゃが無かったりすると、人の手や足を噛む癖があります。
子猫の頃によくする甘噛みは、許しているとだんだんエスカレートして本気噛みへと繋がってしまいますので、小さい頃からしっかりしつけを行い、噛んで良いものといけないものを理解させるようにしましょう。

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アビシニアンの病気

アビシニアンには遺伝性の疾患がやや多く中には重症化するものもあると言われています。
本記事では、アビシニアンがかかりやすい病気をいくつか取り上げご紹介します。

アミロイドーシス

アミロイドーシスは、猫の中では突出してアビシニアンに多い病気で、アミロイドと呼ばれるたんぱく質が細胞間の隙間に沈着して発症する病気です。

一般的にアミロイドは、先天性の疾患慢性的な感染症が元になって発生すると言われていますが、アビシニアンの場合は疾患がなくても突然アミロイドーシスを発症してしまうケースもあります

発症すると、多飲多尿、食欲不振、体重の減少、元気の喪失などといった症状が出ることがあり、内臓機能に障害を引き起こし、沈着した内臓によって慢性腎不全糖尿病などの病気を発症していきます。

治療は、症状の元となる基礎疾患の治療から行い、並行して薬も服用していきますが、薬だけでの治療では完治は難しいとされています。

アミロイドーシスは一般的に7歳前後に発症しやすいと考えられていますが、アビシニアンの場合は1歳前後から発症することも多くアミロイドーシスが原因となって慢性腎不全を発症すると治療が難しく、1年以内に死亡してしまうことが多いとされています。
この病気には明確な予防法がありませんので、基礎疾患を予防していくことが大切となります。

網膜変性症

網膜変性症には、栄養性や遺伝性、緑内障などの他の目の病気から網膜の変性が引き起こされる場合があり、種類によって進行具合は様々ですが、症状はほとんど末期になるまで気づかれないことが多いと言われています。

主な症状は視覚障害で、進行するにつれて、夜に物を見づらそうにしていたり、動くおもちゃでうまく遊べなくなったり、急に触ると驚いて怯えたりすることがあります。

進行が進んで失明した場合は、家具や壁に沿って歩くようになったり、うずくまることが多くなります。

治療には、栄養不足が原因となって起こる網膜変性症の場合は、タウリンがしっかり含まれたフードを与えることで進行を抑えることはできますが、遺伝性の場合は進行が抑えられず、治療法もないとされています。
他の病気から二次的に起こった網膜変性症の場合は、元となる病気の治療を行うことで進行を抑えることが可能な場合があります。
ただし、どの原因で発症した場合も、一度変性した網膜を元に戻すような治療法は未だありません。

予防をするためには、日頃からの栄養バランスの良い食事と、他の病気から二次的に網膜変性症を引き起こすことがないよう、定期的な健康診断を受け、病気の早期発見・早期治療を行うことが大切です。

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アビシニアンの寿命

アビシニアンの平均的な寿命は、約10〜14歳程度で、一般的な猫に比べてやや短めとされています。

しかし、これらはあくまでも平均値となりますので、栄養バランスが取れた食事と適度な運動、定期的な健康診断の受診を行い、飼い主さんから愛情たっぷりに育てられることによって、寿命以上に長生きすることも可能でしょう。

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アビシニアンの購入相場

アビシニアンの平均価格は、ブリーダーから直接購入する場合は約5〜20万円。ペットショップで購入する場合は約15〜30万円程度で、毛色血統体格月齢などによっても価格は変動します。

毛色は、その時々の流行色によっても価格は変わりますが、ブルーは比較的人気が高く、他の毛色に比べて高い傾向があります。

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アビシニアンの歴史

アビシニアンの起源には諸説あり、正確な出自は未だ明らかになっていません。
古代エジプトの壁画や彫刻などの出土品に描かれていた猫がアビシニアンに似ており、エジプトを起源とする説もありますが、最も有力視されているのが、アビシニア(現在のエチオピア)を起源とする説です。
この説では、19世紀後半に行われたアビシニア戦争後、アビシニアからイギリス兵によってイギリスに持ち込まれた猫が、現在のアビシニアンの原型となっていると言われています。

イギリスに渡ったアビシニアンは、ブリティッシュ・ショートヘアなどの様々な品種と交配が重ねられ、改良されていきました。
一時、戦争によって絶滅の危機に晒されたものの、ブリーダーたちの努力によって危機を脱出したアビシニアンは、後にイギリスの猫血統管理団体GCCFによって品種登録が行われました。

日本では1964年に最初のアビシニアンが登録され、今では世界中の人から愛される大人気の猫となっています。

まとめ

アビシニアンは賢く理解力に優れており、しっかりと子猫の時期からしつけさえ出来ればとても飼いやすい猫です。

イタズラ好きな性格に振り回されて感情的にならず、しっかりと愛猫と向き合い愛情たっぷりに育てあげれば、きっと甘えん坊なアビシニアンは、めいいっぱい愛情を返してくれる愛おしい家族の一員となってくれるはずです。

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